サロン　ブラン・ド・ブラン '99　オリジナル木箱入りSalon Blanc de Blancs [1999] 【誕生祝 バースデー】

Salon Brut Blanc de Blancs 1999 / サロン ブリュット・ブラン・ド・ブラン 1999はフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はSalon/サロン(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

創業時から良年だけ、単一クリュ、単一品種、単一年でブラン・ド・ブラン1種類のみを造っている。シャルドネの聖地といえるメニル産の美点が見事に表現された比類なき逸品。Salon Blanc du Blanc 　　　　サロン　ブラン・ドウ・ブラン 　もし貴方が、今日こそはどうしても決めようとおもっていらっしゃるなら....。 　選ぶべきシャンパンはサロンをおいて他にはありません。白葡萄（シャルドネ）だけから造られるシャンパーニュ＝ブラン・ドウ・ブランの最高峰として、エレガントでゴージャスな味わいは、他に並ぶべきものもありません。 　いいですか「サロン」この魔法の呪文をお忘れなく！ 　Salon 　　サロン　ブラン・ドゥ・ブラン 　妙齢の美女とは一体幾つぐらいの人を指す言葉なのか、私には良く解りませんが、ともかく、もし私が妙齢の美女と一緒にお酒を飲む機会があったとしたら、その時飲む酒は迷わずシャンパンを、そしてサロンを選ぶことでしょう。 　サロンはとてつも無く変わったシャンパンメゾンで、元々が個人の趣味から始まったものらしいのです。創始者の名前はウジェーヌ・エメ・サロン。1914年（なんと第1次世界大戦勃発の年）彼は自分の理想とするシャンパンを手に入れるため、自らシャンパン造りを始めました。単一年度の、単一畑の、単一品種の葡萄からのシャンパン造りです。 　選ばれたのはコート・デ・ブラン地区ル・メニル村のル・メニル・シュール・オジェのシャルドネです。しかも葡萄の出来の悪い年は生産しないといった徹底ぶりで、なんとこの100年近い歴史の中で、この90年が33番目のヴィンテージとなりました。現在ではさすがに単一畑の葡萄だけでは賄えず（少ないと言へ生産年にはMax7千ケースほど造っている）他の葡萄も使っているようですが、単一年度と単一品種は守られており、したがってサロンの製品はこのブラン・ドゥ・ブランただ一種類のみです。（蛇足ですが、白葡萄のシャルドネだけから造られるシャンパンをブラン・ドゥ・ブランと呼び、サロンが使い始めた言葉らしいです。） 　いくら高級シャンパンのみの生産とはいえ、3年に一度しかワインを出荷しなくてよく会社が存続するなと感心していましたら、やっぱり立ち行かなくなって、1988年ローラン・ペリエに買収されました。 　熟成が長いのも特長の一つで、10年待たないと出荷されず、この90年が最初に売り出されたのが昨年の春、そして特別な85年は何と出荷まで13年を要しました。（ただし、この神話はそろそろ破られそうです。時代はそんなに悠長ではありません。） 　サロンについて注意点をひとつ。これほど長い熟成を誇るサロンですが以外にコルクは貧弱です。（特に83年はひどい！私は過去2度泡の出ないサロンを開けて、泡を吹きそうになりました）ご自分で長期保存をお考えの方は、このことお含みおき下さい。 　この点を除けば、サロンは素晴らしいシャンパンです。目指すはあくまでもエレガンス。「羽のように軽い」という言葉がこれほど似合うシャンパンも珍しく、ブラン・ドゥ・ブランの持ち味の繊細な酸味をこれほど優雅に現したものを、私は他に知りません。（そんなに軽いシャンパンが好きなら、炭酸水に焼酎でも入れて飲めばいいじゃん！というクリュッグ・ラバー達の声が聞こえてきそうですが、何度も言いますが私はヘナチョコ好きなのです。） 　妙齢の美女と一緒に飲むお酒はサロンをおいて他にはありません。何しろサロンであれば、少しぐらい私のつまらないおやじギャグを聞かされたところで、そうそう簡単には席を立てないでしょうから..........。 　

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