Saint-Amand-sur-Fion / サン=タマン=シュル=フィオン
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Vitry-le-François |
| 郵便番号 : | 51300 |
| 面積 : | 28.40 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Soulanges, Aulnay-l'Aître, La Chaussée-sur-Marne, Saint-Lumier-en-Champagne, Lisse-en-Champagne, Vanault-le-Châtel, Dampierre-sur-Moivre, Saint-Jean-sur-Moivre, |
「Saint-Amand-sur-Fion」のぶどう畑
| テロワール | Vitryat |
| 格付け | 84% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 12.3 ha |
| - Chardonnay | 12.3 ha (100%) |
| - Pinot Noir | 0 ha (0%) |
| - Pinot Meunier | 0 ha (0%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
サン=タマン=シュル=フィオンは、ヴィトリャ地区の中心都市ヴィトリー=ル=フランソワから北へ約9 kmに位置するコミューンだ。ヴィトリャは行政的にはコート・デ・ブランの管轄に置かれているものの、地理的にはコート・デ・ブランの丘陵地帯から東へ大きく離れた独立した台地であり、サン=タマン=シュル=フィオンはそのヴィトリャのなかでも人口・規模ともに比較的大きな村として知られる。コミューンの総面積は2,840 ha、人口は約1,015人(2023年)で、住民はゴダン(Godins / Godines)と呼ばれる。
村の地理を特徴づけるのがフィオン川の存在だ。全長21 kmのこの川は村の中央を流れ、バスに源を発してバスエ、サン=リュミエ=アン=シャンパーニュを経由し、ラ・ショセー=シュル=マルヌでマルヌ川に合流する。かつて一度も干上がったことがないとされ、川沿いには水車小屋の跡が複数残る。ブドウ畑は村の東側に2つのブロックに分かれており、南西から南向きの斜面が広がる。東隣のリス=アン=シャンパーニュの畑と連続しており、標高は99 mから225 mに及ぶ。
ヴィトリャ地区全体として、土壌はコート・デ・ブランの中枢部に広がる白亜質とは性格が異なり、第三紀堆積物を主体とする丘陵地形が形成されている。この地質的な差異が、同じシャルドネ100%でありながらコート・デ・ブランのそれとは異なるテロワール表現をもたらしている。気候はCfb(温暖湿潤気候)に属し、年平均気温10〜11℃台、年間降水量700〜760 mm程度で、パリ盆地北東部の冷涼な条件のなかブドウが育まれる。
歴史:AOC除外と1989年の復帰
この村のシャンパーニュ産地としての歴史は波乱に富む。中世にはシャロン大聖堂参事会の重要な所領として栄え、1189年にはホスピタル騎士団の司令部(コマンドリー)が置かれた。18世紀には葡萄栽培が非常に盛んで、1736〜1778年の史料には194〜228.5 haものブドウ畑が記録されている。1790〜1791年の土地台帳では、ヴィトリャ地区で200 haを超えるブドウ畑を持つわずか4コミューンの一つに名を連ねていた。
しかしその後、フィロキセラ禍による急激な縮小が続き、さらに20世紀中盤にシャンパーニュAOCが整備される過程でサン=タマン=シュル=フィオンは一時アペラシオンから除外された。転機は1962年——INAOがヴィトリャ地区の再審査を開始し、1989年にようやくヴィトリャ13コミューンの一つとして再加入が認められた。当初はコート・アダム(Côte Adam)の3 haのみが承認され、その後9 haが追加されて現在の12.3 haに達している。1927年時点でもまだ62 haが残っていたことを考えれば、現在の規模はかつての栄光からすると象徴的な復活と言えるだろう。新植は1969〜1973年と1989〜1990年の2波にわたって行われており、オートル・クリュ(エシェル・デ・クリュ84%)の格付けのもと、現在24名の生産者がシャルドネ専作でこの土地の再生を担っている。
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