Saint-Lumier-en-Champagne / サン=リュミエ=アン=シャンパーニュ

サン=リュミエ=アン=シャンパーニュは、ヴィトリャ地区に属するオートル・クリュのコミューン。栽培面積の97%以上をシャルドネが占め、白亜質土壌でブラン・ド・ブランスタイルのシャンパンを生み出す、知る人ぞ知るシャルドネ特化村だ。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Vitry-le-François
郵便番号 : 51300
面積 : 8.56 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Soulanges, Couvrot, Saint-Quentin-les-Marais, Saint-Amand-sur-Fion, Lisse-en-Champagne, Bassuet,

「Saint-Lumier-en-Champagne」のぶどう畑

テロワールVitryat
格付け85% Autre Cru [?]
栽培面積31.7 ha
- Chardonnay30.8 ha (97.2%)
- Pinot Noir0.9 ha (2.8%)
- Pinot Meunier0 ha (0%)
- その他0 ha (0%)

特徴

栽培面積の97%超をシャルドネが占め、ピノ・ノワールはわずか0.9 haにとどまる。白亜質土壌から生まれるシャンパンは、フレッシュな柑橘系の酸を骨格に、チョーク由来のミネラルがきりりと口中を引き締める端正なスタイル。ヴィトリャ地区特有のやや内陸性の気候が果実に厚みを加え、純粋なブラン・ド・ブランとしてではなく、奥行きのある飲み口を楽しめる点がこの村の個性だ。シャルドネ主体のシャンパンを探しながら、コート・デ・ブランとは一味違う充実感を求める飲み手に向いている。

テロワール

サン=リュミエ=アン=シャンパーニュのブドウ畑は村の東側に2つのブロックに分かれて広がり、緩やかな南〜南東向きの斜面で構成される。東隣のバシュエの畑と地続きになっており、ふたつの村のテロワールは連続した一帯を形成している。 土壌はヴィトリャ地区に特徴的なチョーク質(白亜質)で、シャルドネの栽培に適した水はけのよい地盤が広がる。エシェル・デ・クリュは白黒ともに85%。気候はパリ盆地北東部の変質海洋性気候に属し、年間平均気温は10〜11度台、年間降水量は700〜800mm前後で季節変動が少ない。 フィオン川とリス川の水系に位置するこの地の白亜質土壌は、チョーク層が余分な水分を速やかに排出しながらも根に十分な保水性を与えるため、シャルドネに特有の引き締まった酸と豊かなミネラル感を育む条件を整えている。

詳細

サン=リュミエ=アン=シャンパーニュは、ヴィトリャ地区の中心都市ヴィトリー・ル・フランソワの北北東約9kmに位置するコミューンだ。総面積856 haのなかにシャンパーニュAOCの畑が31.70 haひろがり、北東にリス=アン=シャンパーニュ、東にバシュエ、南西にクヴロ、北・北西にサン=タマン=シュル=フィオンが隣接する。村民はエスカルノ(Escarnots / Escarnotes)と呼ばれ、フィオン川(全長21km)が流域を流れてラ・ショーセ=シュル=マルヌでマルヌ川に合流する。

テロワールと品種構成

畑は村の東側に2ブロックに分かれ、緩やかな南〜南東向きの斜面を形成する。エシェル・デ・クリュは白黒ともに85%のオートル・クリュ。栽培面積のうち30.80 ha(97.2%)をシャルドネが占め、残る0.90 ha(2.8%)はピノ・ノワールのみで、ピノ・ムニエは栽培されていない。ヴィトリャ地区に典型的なチョーク質(白亜質)土壌が卓越し、バシュエの畑と連続する地帯を形成している。

村名の由来と歴史

村名はシャロン=アン=シャンパーニュ司教を務めた聖リュミエ(Saint Lumier、別名ルードミル Leudomir、†596年)に由来する聖人名地名(アジオトポニム)だ。最古の文献記録は1079年の「Sanctus Leudomirus」で、以後「Sanctus Lyemerus in Campania」(1227年)などの表記を経て現在の名称に至った。フランス革命期には「フィオンヴァル(Fionval)」および「リュミエ=ル=リュイソー(Lumier-le-Ruisseau)」と改称された時期もある(1793〜1794年)。聖リュミエに捧げられた中世の教会が現在も村内に現存する。

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「Saint-Lumier-en-Champagne」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報