Mussy-sur-Seine / ミュシー=シュル=セーヌ
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Aube |
| 区(Arrondissement) | Troyes |
| 郵便番号 : | 10250 |
| 面積 : | 28.07 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Molesme, Gomméville, Charrey-sur-Seine, Grancey-sur-Ource, Les Riceys, Plaines-Saint-Lange, Gyé-sur-Seine, Essoyes, |
「Mussy-sur-Seine」のぶどう畑
| テロワール | Côte des Bar - Barséquanais |
| 格付け | 80% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 48.9 ha |
| - Chardonnay | 1.5 ha (3.1%) |
| - Pinot Noir | 47.4 ha (96.9%) |
| - Pinot Meunier | 0 ha (0%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ミュシー=シュル=セーヌはコート・デ・バールのバルセカネ地区の中でも最南端に近い位置にあり、オーブ県の南端付近でコート・ドール県との県境からわずか1kmという稀有な立地を持つ。南側はすでにブルゴーニュ・フランシュ=コンテ地域圏に入るため、シャンパーニュとブルゴーニュの文化的・地質的移行帯として際立った個性を示す。西隣はレ・リセ、西にはジェ=シュル=セーヌ、北にはプレーヌ=サン=ランジュ、北北東にはエソイエが連なる。村名が示す通りセーヌ川沿いに位置し、シャンパーニュAOC内でセーヌ川最上流に位置する村でもある。セーヌの水源(コート・ドール県)まで約60kmで、トロワから約52km、ディジョンから約99kmの距離にある。
ブドウ畑は村の東西両側に広がり、緩やかな南向きの斜面が中心。標高は最低152mから最高339mに及ぶ。気候はシャンパーニュ・ブルゴーニュ国境地帯特有の変質した海洋性気候で、冬は平均1.5℃と厳しく、秋冬には霧が多い。コミューン面積の約71%が森林と半自然地帯に覆われ、ブドウ畑は全土地利用のわずか約1.5%にとどまる希少な産地だ。品種構成はピノ・ノワール47.40ha、シャルドネ1.50haで、シャルドネはほぼ存在しない純粋なピノ・ノワール産地となっている。エシェル・デ・クリュは白黒ともに80%でオートル・クリュ格付け。村を取り囲む大部分が森林という環境は、ブドウ畑に適度な湿度と霜への緩衝帯を与えている。
村内に本拠を置くシャンパン生産者は確認されていない(2016年時点)。23名の栽培農家が原料ブドウを生産し、近隣のメゾン・レコルタンへ供給する形態が主体となっている。隣村レ・リセを拠点とするAlexandre Bonnetがこの地域のブドウを含む広域テロワールを活用しており、ミュシー産のピノ・ノワールが周辺産地のブレンドに組み込まれている。
村の歴史は中世にさかのぼる。987年にラングル司教の所領「ミュシー=レヴェック(Mussy-l'Évêque)」として確立され、司教たちの夏の離宮として機能した。1255年から1464年にかけてブルゴーニュ公国の支配下に入り、フランスとブルゴーニュの間を幾度も行き来した歴史を持つ。1609年のヨアヒム・デュヴィエールによる描写では、村を取り囲む広大なブドウ畑が確認でき、古くからワイン産地として知られていたことがわかる。フランス革命後の1790年、「司教(Évêque)」を含む地名を廃して「ミュシー=シュル=セーヌ」に改称。オーブ県の設置とともに現在の名称が定着した。13世紀建造のサン=ピエール=エ=リアン教会(1840年歴史的建造物指定)や15〜16世紀の塩蔵(グルニエ・ア・セル)など、中世の面影を今に伝える建造物が村内に残されている。
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