Lignol-le-Château / リニョル=ル=シャトー
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Aube |
| 区(Arrondissement) | Bar-sur-Aube |
| 郵便番号 : | 10200 |
| 面積 : | 21.85 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Colombey-les-Deux-Églises, Bayel, Voigny, Rouvres-les-Vignes, Colombé-le-Sec, |
「Lignol-le-Château」のぶどう畑
| テロワール | Côte des Bar - Bar-sur-Aubois |
| 格付け | 80% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 45.1 ha |
| - Chardonnay | 2.3 ha (5.1%) |
| - Pinot Noir | 39.7 ha (88%) |
| - Pinot Meunier | 2.8 ha (6.2%) |
| - その他 | 0.3 ha (0.7%) |
特徴
テロワール
詳細
リニョル=ル=シャトーは、コート・デ・バール地区のバール・シュル・オウボワエリアに属するコミューンで、オーブ川右岸に立地する。村の中心はオーブ川から約2.5kmの距離にあり、標高は271m。コミューン全体の面積は約21.85km²に及ぶ一方、人口は155人(2023年)と小規模な農村集落だ。北にコロンベ=ル=セック、北東にルーヴル=レ=ヴィーニュ、東にはオート=マルヌ県との県境に接するコロンベ=レ=デュー=エグリーズ、南西にBayel、北西にヴォワニーと隣接している。
テロワール
ブドウ畑は村の南側と北西側に展開し、緩やかな南向き斜面が大部分を占める。土壌はキンメリジャンと呼ばれる石灰岩と粘土の混合マール質で、シャブリと同じ地質系統に属する。石灰質が酸を保持し、粘土マールが果実の厚みを与えるという組み合わせは、コート・デ・バール地区全体の特性でもあるが、リニョル=ル=シャトーでは総栽培面積45.10haのうち39.70haをピノ・ノワールが占める極端な品種構成がこの土壌特性を強く反映している。
主要生産者
リニョル=ル=シャトーの登録生産者数は30を数えるが、対外的に知名度を持つ生産者は限られる。なかでもMehlinger & Filsは、レコルタン・マニピュラン(RM)として自社畑のブドウを自ら醸造・瓶詰めする生産者で、環境に配慮した農業実践の認証プログラムであるTerra Vitisのメンバーでもある。ヴィンテージシャンパンをラインナップに含む点も特徴で、村の個性を年ごとに切り取ったキュヴェを手がけている。
歴史
コート・デ・バール地区でのブドウ栽培は12世紀に遡り、シトー会修道士がピノ・ノワールの先祖品種を植えたとされる。村名「リニョル=ル=シャトー」の「シャトー(城)」は、かつて村内に存在したル・シャトー・ド・リニョルに由来するとみられる。歴史的建造物に指定されているエグリーズ・サン=シルヴェストル(Église Saint-Sylvestre)は、身廊が18世紀、翼廊が12世紀(14世紀改修)の建築で、南翼廊には16世紀の彩色石製祭壇画、北翼廊には聖ベルナールの生涯を描いた9枚のパネルが現存している。 19世紀の政治的著名人としてはレオン・ピオ(Léon Piot)が知られ、1876〜1877年にオーブ県選出の国会議員を務めた。ピオ家はその後も20世紀にわたって村の有力家系として続いている。 コート・デ・バール地区全体の歴史的背景として、1908年に一時シャンパーニュ公式格付けから除外されそうになったが、生産者の強い抵抗により1911年に復帰。ただし1927年まで「シャンパーニュ第二区域」として扱われた過去を持つ。こうした苦難の歴史を経て現在に至るコート・デ・バールの土台の上に、リニョル=ル=シャトーの栽培文化も根を下ろしている。
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