Fontaine-Denis-Nuisy / フォンテーヌ=ドニ=ニュイジー

フォンテーヌ=ドニ=ニュイジーは、合併で生まれた二つの集落名を冠するコート・ド・セザンヌの村。Autre Cru格付けながら、白87%・黒85%という評価差が示す通りシャルドネに優れた適性を持つ土地です。樽熟成で複雑味を加えるグロワーの個性が光ります。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Épernay
郵便番号 : 51120
面積 : 13.17 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Saint-Quentin-le-Verger, Barbonne-Fayel, Saron-sur-Aube, La Celle-sous-Chantemerle, Chantemerle, La Forestière,

「Fontaine-Denis-Nuisy」のぶどう畑

テロワールCôte de Sézanne
格付け blanc:87%,noir:85% Autre Cru [?]
栽培面積120 ha
- Chardonnay82 ha (68.3%)
- Pinot Noir37.3 ha (31.1%)
- Pinot Meunier0.7 ha (0.6%)
- その他0 ha (0%)

特徴

主要品種はシャルドネ(68%)で、ピノ・ノワール(32%)がこれを支える構成。畑の比率を素直に映したブラン・ド・ブランや、両品種をブレンドしたキュヴェが中心で、シャルドネらしい伸びやかな酸とミネラル感が骨格を作る。René Colletのように全量オーク樽で仕込むAnthimeレンジのような、樽由来の厚みと複雑性を加えたスタイルも見逃せない。軽やかな食前酒としてだけでなく、白身魚のソース仕立てや熟成チーズと合わせて飲み手をうならせる懐の深さがあり、コート・デ・ブランの名声の陰に隠れがちなセザネ地区の実力を改めて知りたい人にこそ試してほしい一本だ。

テロワール

フォンテーヌ=ドニ=ニュイジーのブドウ畑は、中心集落フォンテーヌ=ドニの周辺に集中し、緩やかな東向きから南向きの斜面に広がる。南側では隣接するラ・セル=ス=シャントメルルの畑と地続きになっており、両村の畑が一体のテロワールを形成している点がこの村の特徴の一つだ。村の北側にはバルボンヌ=ファイエル、南西にはシャントメルル、東にはSaint-Quentin-le-Verger、南東にはSaron-sur-Aubeが位置し、セザネ地区特有のなだらかな地形のなかに溶け込んでいる。エシェル・デ・クリュでは白ブドウ87%・黒ブドウ85%という評価が与えられ、白黒で異なる格付けを受けた12のセザネ村の一つに数えられる。栽培面積120haのうち82haをシャルドネが占め、この比率の高さがそのまま白評価の高さに直結している。緩斜面ゆえの穏やかな日照と、コート・デ・ブランの延長上という立地が、シャルドネに繊細な酸とミネラル感を与える土壌条件を整えている。

詳細

フォンテーヌ=ドニ=ニュイジーは、コート・ド・セザンヌに属するセザネ(Sézannais)テロワールの村で、セザンヌの南約10kmに位置する。コミューン面積は1,317ha、標高125m、人口235人(2022年)という小さな村だが、栽培面積120haという数字はセザネ地区のなかでも存在感のある規模だ。村の中心集落はフォンテーヌ=ドニで、もう一つの集落ニュイジーはD350道路沿いの東側にある。北にバルボンヌ=ファイエル、南にラ・セル=ス=シャントメルル、南西にシャントメルル、東にSaint-Quentin-le-Verger、南東にSaron-sur-Aubeが隣接し、いずれもセザネ地区を構成する村々である。行政上はマルヌ県エペルネ郡セザンヌ=ブリ・エ・シャンパーニュ・カントンに属する。

テロワールの特徴

畑はフォンテーヌ=ドニ村周辺に集中し、緩やかな東向きから南向きの斜面に広がる。南側ではラ・セル=ス=シャントメルルの畑と連続しており、村境を越えて一体のテロワールを形成している点がこの土地の地理的な特徴だ。エシェル・デ・クリュでは白ブドウ87%・黒ブドウ85%という評価を受けており、これは白黒で異なる格付けが与えられた12のセザネ村の一つにあたる。畑の大半を占めるシャルドネ(82ha)に加え、ピノ・ノワール(37.3ha)、ピノ・ムニエ(0.7ha)が栽培される。単一畑Les Vignesは村の北北西、緩やかな南東向き斜面に位置し、René Colletが古樹のピノ・ノワールを植えてロゼ「Anthime Sensation」に用いている。

主要生産者

René Colletは5.0haの畑(シャルドネ60%、ピノ・ノワール40%、ピノ・ムニエ5%)を持つレコルタン・マニピュランで、ヴィニュロン・アンデパンダンに加盟する。一部をコープに委託しつつ自社レンジを展開し、オーク比率を高めたEmpreinte、全量オーク樽で仕込むAnthimeレンジまで幅を持たせたラインナップが特徴だ。ロゼのAnthime Sensationには、単一畑Les Vignesに植わる古樹ピノ・ノワールが使われている。

Cédric Guyotは5.6haの畑(シャルドネ50%、ピノ・ノワール50%)の大半をフォンテーヌ=ドニ=ニュイジー村内に持つレコルタン・マニピュラン。ヴィニュロン・アンデパンダンおよびSECRAIEに加盟し、年産35,000〜40,000本の規模でビンテージキュヴェやブラン・ド・ブランを手がけている。

歴史

現在のフォンテーヌ=ドニ=ニュイジーは、1846年にフォンテーヌ=ドニ村とニュイジー村が合併して誕生した。村名が二つの集落名をそのまま引き継いでいるのはこの経緯による。ブドウ畑面積は1997年の116haから2013年のCIVC調査時点で120.6haへと拡大しており、ゆるやかながら着実な増加を続けてきた。同調査時点での栽培者数は144名と記録されており、経営体ベースで集計される現行データの93とは数え方の違いがある。

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「Fontaine-Denis-Nuisy」を拠点とするシャンパン銘柄

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