La Celle-sous-Chantemerle / ラ・セル=ス=シャントメルル
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51260 |
| 面積 : | 12.03 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Fontaine-Denis-Nuisy, Potangis, Villiers-aux-Corneilles, Saron-sur-Aube, Chantemerle, |
「La Celle-sous-Chantemerle」のぶどう畑
| テロワール | Côte de Sézanne |
| 格付け | blanc:87%,noir:85% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 88.9 ha |
| - Chardonnay | 70.9 ha (79.8%) |
| - Pinot Noir | 17.9 ha (20.1%) |
| - Pinot Meunier | 0.1 ha (0.1%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
ラ・セル=ス=シャントメルルはマルヌ県グラン・エスト地域圏に属するコミューンで、コート・ド・セザンヌのうち「セザネ(Sézannais)」と呼ばれるサブエリアの一村にあたる。標高約129 m、コミューン総面積12.03 km²、人口136人(2023年)という小さな村だが、88.90 haというコート・ド・セザンヌ内では比較的広い栽培面積を誇る。セザンヌ市街の南約11 kmに位置し、北にフォンテーヌ=ドニ=ニュイジー、西にシャントメルル、東にサロン=シュル=オーブが隣接する。
土壌はコート・デ・ブラン本エリアとは異なり、粘土・石灰岩・マール(泥灰岩)・砂が混在する不均質な構成で、表土にチョーク(白亜)は露出しない。チョーク層は地下深部に存在し、フリント(火打石)も混じる。この粘土質表土が保水力を与えつつ、地下のチョーク層がミネラル補給源となり、シャルドネにバター・トースト・白い花のニュアンスとミネラル感を同時に与える。ブドウ畑はコミューン北部に集中し、主に南〜南東向きの緩やかな斜面に広がる。シャンパーニュ南西部に位置するため、コート・デ・ブランよりも積算温度が高く、果実の熟度が増したアロマティックな表情が生まれやすい。
注目の生産者はジャン・マリー・マルクーとその家族経営のドメーヌだ。ラ・セル=ス=シャントメルルをはじめ、フォンテーヌ=ドニ=ニュイジーなど複数のコミューンに畑を持ち、1980年より自社ブランドで販売を開始。ピノ・ムニエ60%・シャルドネ20%・ピノ・ノワール20%のレギュラー・キュヴェをはじめ、ブラン・ド・ブラン、ヴィエイユ・ヴィーニュ(シャルドネ・ピノ・ムニエ・ピノ・ノワール各1/3)、キュヴェ・プレステージュ(シャルドネ40%・ピノ・ノワール40%・ピノ・ムニエ20%)など7種のキュヴェを「Pierre de Charme」ブランドでも展開している。
- ピエール・ジャメイン(レコルタン・マニピュラン・RM)— 3.5 haの畑から100%シャルドネのヴィンテージ・シャンパーニュを生産する小規模グロワー。ヴィニュロン・アンデパンダンの会員として独立した栽培・醸造を貫く。
- フレデリック・オーシン(RM)— トップ・キュヴェ「プレステージュ」を擁するグロワー。2014年より現村長(2020年再選)も務め、村のワイン産業と行政の両面で存在感を示す。
この地でのブドウ栽培の歴史は古く、コート・ド・セザンヌ一帯は17世紀からワイン産地として認識されていた。村のランドマークである聖三位一体教会(Église de la Sainte-Trinité)は19世紀の建造で、のどかな農村景観の中に静かにたたずんでいる。長年にわたり村長を務めたジャン・マリー・マルクー(2001〜2014年)がフレデリック・オーシンにバトンを渡したように、生産者と村政が緊密に結びついた小さなシャンパーニュ村の姿がここにある。
詳細を閉じる





