アンリ・ジロー　エスプリ　ブリュット（泡ワイン）【RCP】【05P01Mar15】

Henri Giraud Esprit de Giraud Brut / アンリ・ジロー エスプリ・ド・ジロー・ブリュットはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はHenri Giraud/アンリ・ジロー(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

HENRI GIRAUD ESPRIT BRUTアンリ・ジローのシャンパーニュの中で、スタンダードなキュヴェで最もお買い得品！繊細にしてエレガントにフィットする感触はこのメゾンの特徴で全アイテムに共通の味筋です。完熟した桃や洋梨のフレッシュで繊細な香りの中に、ヴァニラやホワイトペッパーのニュアンスがあり、繊細かつ複雑で上品な香りが広がります。繊細な中でも、奥にしっかりとしたミネラルや酸味も感じられ、すっきりした余韻が残ります。少し軽めのアペリティフにぴったりのシュンパーニュです。【ぶどう品種】　70% Pinot Noir　　30% Chardonnay種別白/泡口当り辛口飲み頃温度6〜8℃容量750mlアンリ・ジロー　エスプリ　ブリュット HENRI GIRAUD ESPRIT BRUT   アンリ・ジローの歴史は、17世紀前半までさかのぼることができる。初代フランソワ・エマールが1625年、シャンパーニュがまだ一般的にはスティルワインとして造られていた当時、Ayに拠点を置いたことは幸運だったと言えるだろう。この村の畑は1911年に100％グランクリュとして制定され、その土壌は主として白亜紀の石灰質（チョーク）で構成されているからである。そもそもAyは10世紀ごろから数多くの王や歴代の法王が畑を所有している、最も優れた畑を有する村として知られていた。また1500年代前半から、1600年代後半にシャンパーニュの製法が発明されるまでの約200年にわたって、品質認定を受けて発泡性ワインを造ることのできる唯一の産地でもあったらしい。ドメーヌ　アンリ・ジローは、20世紀初頭ジロー家とエマール家が姻戚関係を結ぶことによって、事実上のスタートを切った。当時の当主レオン・ジローは、フィロキセラで荒廃した畑を立て直すことに専念し、先代のアンリ・ジローは、より品質の高いシャンパーニュを生産することに人生を賭けた。アンリが最も注力したことは、樽発酵と樽熟成によって複雑性やフィネスを兼ね備えたシャンパーニュを造る研究である。ワインと樽とのコンビネーションが、樽を使って造られるシャンパーニュにとって品質を左右する最も重要な要素のひとつであると考えたアンリは、Argonne産の樽材が繊細さとしなやかさをワインに与え、更には人間が感知できる限界点に近いほどの微妙なアロマをもたらすことに確信を抱いた。そのため、1950年代から樽材の全てはArgonne産とし、この森に土地を購入するだけではなく植樹などの樹木への投資にも最大の注意を払った。ArgonneはAy村から80km東にある森で、近くの村St Menehouldはドン・ペリニョンの生誕地である。現当主のクロード・ジローは12代目となるが、父アンリの哲学を踏襲し樽材となる樫の木は樹齢350年、高さ35メートルで直径は5メートルを超えるものに限定している。また、優れたワインは優れたブドウからのみ造られることを家訓とし、畑での仕事に全精力を傾けている。年産は全てのキュヴェにおいて数千本と、極めて少ない。アンリ・ジローの製品は、主としてヨーロッパの王室を頂点とした上流階級向けに出荷されており、その他は高級レストランや一流ホテルにも若干販売されているのみである。

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