1500ml テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン [2006]

Taittinger Comtes de Champagne Blanc de Blancs / テタンジェ コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はTaittinger/テタンジェ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

sparkling スパークリング bigbottleTATTINGER COMTES DE BALNC DE BLANCS テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン [2006] 『コント・ド・シャンパーニュ』とは『シャンパーニュ伯爵』を意味し、シャルドネ品種の祖となる葡萄の苗木を持ち帰ったと言われるシャンパーニュ伯爵ティボー4世に敬意を表して名付けられました。最高品質の葡萄が収穫された時にだけ造られるため、大変稀少なシャンパーニュとなっています。 一番搾りの果汁だけを使用。オークの新樽で4ヶ月間熟成させ、8〜10年かけてゆっくり丹念に熟成された末にようやく出荷されます。 最初にフレッシュで洗練された果実味があり、熟した果実の香りが続きます。口に含むと滑らかで生き生きとしており、グレープフルーツとかすかなスパイスの風味がする洗練された味わいが特徴です。 【2006年ヴィンテージ】 全体として、2006年は一年を通して高温でした。非常に乾燥した秋につづいて、寒くて雪の多い冬となりましたが、幸いにもぶどう畑への影響はありませんでした。春は安定した穏やかな気候で、6月12日から18日にかけてぶどうの花が咲きました。夏はとても変わりやすい天気でした。 7月は例年になく暑い日が続いたかと思えば突然嵐に見舞われるということが何度もあり、8月は涼しく曇りがちでしたが、9月には暑さが戻り乾期が始まりました。にもかかわらず、収穫量への悪影響はありませんでした。収穫は9月7日に始まり、完熟度合いのむらを考慮して、比較的広い範囲で行われました。収穫期の終わりに雨に見舞われたものの、最高品質のぶどうを選別するだけの十分な収穫量を確保できました。 このシャルドネからは、シトラス、白い果実、そして白い花の芳醇で複雑味のあるアロマが生まれました。豊かなミネラル感がワインにフィネスとエレガンスをもたらしています。これらの特性が、優れたバランスとしなやかさと融合し、熟成によりさらに上質になる可能性を示しています。ピノ・ノワールのワインには、卓越した芳醇な味わいと可能性があり、この品種ならではの特性が感じられます。小さな赤い果実とサクランボが、しっかりとしたボディと力強さと結びついたワインです。バランスのとれた、豊かな風味とコクが、このヴィンテージの骨格を成しています。 【アッサンブラージュ】 ランスの旧サン・ニケーズ修道院（13世紀）のセラーで製造された、テタンジェ・コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランには、熟成の頂点に達するために必要なすべての管理と手入れが惜しみなく行われています。コント・ド・シャンパーニュのすべてのワインは、愛好家に選ばれるこの貴重なワインをつくるために、次のことを厳守しています。 コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブランのキュヴェには、名高いコート・デ・ブラン地区の最上級のシャルドネぶどうだけを使用しています。また、このシャンパンは、ヴィンテージイヤーに値する最高品質のぶどうが収穫されたときにだけつくられます。第一搾汁（キュヴェ）だけを使用しているため、確かなフィネスが感じられます。ワインの5％をオークの新樽（毎年3分の1を新樽に交換）で4か月間熟成させ、最終的なブレンドに備わっている性質と複雑味を引き立たせています。 この高品質のキュヴェは、サン・ニケーズの石灰岩の区画（クレイエー）で8〜10年かけてゆっくり丹念に熟成された末にようやく日の目を見ます。 【テイスティング】 非常に淡い黄色。きめこまやかな泡が絶え間なく立ち昇り、優美な泡の輪をつくります。最初にフレッシュで洗練されたタンジェリンのような果実味があり、熟した果実、レーズンペストリー、砂糖漬け果実のより成熟した香りがつづきます。口に含むと滑らかで、とても生き生きとしています。そして段々、しなやかで濃厚なグレープフルーツの風味がします。 フィニッシュは非常に長く、リコリス菓子思わせるかすかなスパイスのある洗練された仕上がりです。コント・ド・シャンパーニュ・ブラン・ド・ブラン2006には、熟成とフィネスが感じられます。このシャンパンのアロマの可能性の扉は開いたばかりで、熟成能力の高さを漂わせています。 【ドリンク・サジェスチョン】 特別なお祝いごとにぴったりなシャンパンで、シーフードの前菜ともとてもよく合います。

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