サロン［1997］箱入り（泡・白）[Y]［S］※他のワイン（=750ml）と8本まで同梱可能

Salon Brut Blanc de Blancs 1997 / サロン ブリュット・ブラン・ド・ブラン 1997はフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はSalon/サロン(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

める特別な存在！ 先日、シャンパン界の頂点のひとつ、サロン社の社長、ディディエ・デュポン氏が来日、ルフレーヴ、フェヴレを代表して来日された方との合同セミナーが行われ、参加してきました。 その際、試飲にサロン1997が登場♪ 2009年の秋に飲んだ時よりも、更に、その美味しさが格段にアップしているのを実感し、思わず、試飲なのに、うっとり。 『あ〜、サロンだ…♪』 セミナー中、ひとり目の前のグラスを見つつ、誰かとこの美味しさを共有したい気持ちで一杯でした（笑） スパイス、黄色の果実、桃や杏などの果物のコンフィ、ミネラル、スモークなどの要素に、豊富な酸も滑らかに溶け込み、余韻にまで続くミネラル感に到るまで、渾然一体となって、芳しいなんとも魅力的な味わいを生み出しています。 リリース当初は、そのポテンシャルの高さから、かなりまだ硬い印象でしたが、数年が経った今、エレガントで芯が強く、懐が広く、親しみを感じつつも、その紛れもない高貴な姿を伺わせるその味わいが、確実に花開き始めているのを実感！ 2時間ほどのセミナー中、少しづつその香りも変化し、常温でその美味しさを存分に感じたのは、ワインとしての素晴らしさがあればこそ。 『知り合いのブルゴーニュの造り手からも、泡がある偉大なブルゴーニュの白ワインと言われる。』 『サロンは、50年、100年熟成させることの出来るスタイルになる年にしか造らない。』 と、ディディエ氏も仰っていましたが、勿論、サロンにとっては、1997年のこの味わいは、まだ開き始めたほんの入り口ではあります。 だからこそ、サロンの素性を伺わせつつ、この先、変化しつつ続く、その楽しみ、魅惑的な味わいをも想像させるものでした。 【サロンが唯一無二の存在である証】 ・優良年のみ、単一品種（シャルドネ）のみ、ル・メニル・シュール・オジェのブドウのみの個性を表現 ・最低10年は寝かせてからリリース ・50年、100年に及ぶ、長期熟成に耐えうるスタイル ・生産量は多い年でさえ7000ケース と、あらゆる面において『特別』な存在であるサロン。 『1997年は、比較的早くから楽しめる』と、ディディエ氏も、以前仰っていましたが、本当にその事を実感するひと時でした。 『節目節目の、特別な機会に飲む1本を探したい。』 そんなお客様にとって、年を追うごとにその魅力を変化させ、長く皆様と時を共有できるサロンは、まさにピッタリではないでしょうか。 恐らく、今から、年を経る毎にその変化を味わって頂くと、よりその真価を、サロンがサロンである理由を実感頂けるのではないかと思います。 特に、今リリースの1997年が、記念の年に当たる方は、絶対オススメです！ 誰もが認める特別な存在、サロン！ 悦楽を感じるシャンパン！ この1997年は、比較的早く、香りが開くタイプで、先日私も、久々に味わったところ、滑らかで密度の高い、艶のある味わいと、香り高い芳ばしさのあるミネラルのニュアンス、上品でフレッシュな香り高い味わいが楽しめました。 勿論、これは、長熟を誇るサロンの長い人生のまだスタート段階の美味しさですが、秘めているものの大きさは、充分感じて頂けるのではないでしょうか。 年に一度でも、皆さんにとって『特別な日』に飲むシャンパンとして、サロンを選んでみませんか。 今年、来年、そして、その翌年。年を重ねるごとに、その時間が豊かになっていくように、その年と共に、サロンの変化も楽しんで頂ければ、きっと『心から感動する』その瞬間を、味わう日がやってきます。 特別な日の思い出と共に、サロンを味わった思い出を、増やすなんて、最高かも♪ 今回、タカムラにご来店頂いたディディエ・デュポン社長も、そんなサロンに相応しい方でした。 そして、サロンを心から愛し、誇りに思っている様子がとても印象的で、『あぁ、こんな方たちがいるから、サロンはサロンであり続けるんだな。』と、思いました。 誰もが認める唯一無二の、最高峰、それがサロンです！ 【造り手による97年に対するコメント】 冬から春にかけて、温かな気候と厳しい寒さが交互に訪れたル・メニル・シュル・オジェでは、6月11日に葡萄の花が咲き始めました。 葡萄がよく熟すためには欠かせない、暑くて乾いた夏を越え、9月22日に始まった収穫は、日が沈むと温度の低下が目立ちましたが、日中は素晴らしい夏日和の天候の中で進められました。 サロン1997：絹のような官能性 顔を出したばかりの太陽、まるで真珠光沢を思わせる淡い黄色のワインの中でわき上がる、活発できめ細かな泡。 究極でミステリアスな繊細さの中に、白い花やアカシア、サンザシの芳香を含むミネラル感に溢れる、複雑な香り。わずかな塩気が、パンのみみやブリオッシュ、発酵香の風味を引き立て、青りんごやノワゼットのアロマも秘めています。 口あたりは、ピュアでバランスがよく、慎重である一方、さわやかなパンチもきいています。まるで、泡が口の中で踊りだし、ムースが絶妙な愛撫を続けているかのよう。 早朝の静かな爽快感の中でゆれる、絹のスカーフを思わせる軽快な逸楽。 つまり精妙な魅力が溢れています。熟練された自らのスタイルを持ち、気骨でありながらもエレガントで、感動的なフレッシュ感。 サロン1997は、絹のように精妙で、長い余韻が続き、奥深いながらも軽快で、官能的であると同時に自己主張の出来る女性的なワインに仕上がりました。 それはつまり、確実に悦楽を感じさせるワインです。 全てにおいて、特別な存在、サロン。 リリース時点で飲み頃とされるシャンパンが多い中、リリースまでに10年以上を要した上、更に長熟を可能とするそのスタイルから、時には、リリース時点ではあまりに若すぎる事も。 それがサロンのスタイルと言えども、誰もがセラーで更に何年も寝かせるなどという事は、とても難しく、その事もあって、サロンに中々手が出ないという方も多いのではないでしょうか。 でも、今回ご紹介の1997年は、サロンの持つ魅力、エレガンスを備えながら、早くから楽しめるスタイルと、何とも嬉しい1本です！ 【ロバート・パーカー氏の評価】 The 1997 Brut Blanc de Blancs Le Mesnil possesses striking detail and depth in a surprisingly generous style for this wine. An inner core of perfumed varietal fruit emerges from the glass、 along with expressive aromas of smoke、 minerals、 mint、 flowers and licorice、 all of which are woven together with extraordinary elegance. The finish is long、 sweet and sublime. Everything about this wine speaks to elegance、 but in 1997 Salon is also a pleasure to drink young、 unlike the 1996 which remains painfully backward. Anticipated maturity: 2008-2027.
◆ロバート・パーカー氏評：95点 （『ワイン・アドボケイト180号』より抜粋）

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