ゾエミ・ド・スーザ キュヴェ・ディスタンゲ・ロゼNV 750ml

Zoemie De Sousa Brut Distinguée / ゾエミ・ド・スーザ ブリュット・ディスタンゲはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はZoemie De Sousa/ゾエミ・ド・スーザ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

きめ細かい泡立ちで美しいローズピンク色のシャンパーニュ 気品を表す、「ディスタンゲ」の名の通り、エレガントな印象のロゼシャンパーニュ。アッサンブラージュによるロゼ・シャンパンですが、シャルドネ92%とピノ・ノワール8%という非常に独特な品種配合となっています。新鮮味、元気さ、エネルギー、フィネスで選ばれたシャルドネ種のブドウをグローヴ村から、イチゴやラズベリーといった小さな赤系果実の香りを与えるピノ・ノワール種をアイ村から収穫しています。このロゼ・シャンパンの特性はシャルドネの量の多さにあります。キュヴェ・ディスタンゲは、サーモンがかった美しいバラ色のシャンパンです。激しく動き回るきめ細かな大量の泡が目を楽しませてくれます。芳醇でフルーティー（赤系果実のシロップ漬）な芳香が花開き、香りのシンフォニーを奏でます。しなやかでバランスよく、たっぷりとした余韻が楽しめる女性的でフルーティーなこのシャンパンなら、誰もが納得できるでしょう。 コート・デ・ブラン地区アヴィーズで2004年、エリック・ド・スーザが始めたネゴシアン・マニピュラン。所有する9haのグラン・クリュ畑では化学肥料や除草剤を一切用いず、ビオロジックおよびビオディナミを行っている（AB認証）。平均樹齢は45年。 　「気品のある」を意味するディスタンゲはシャルドネ92、ピノ・ノワール8％（ヴァン・ド・レゼルヴ30％）。熟成期間は20カ月、ドザージュは1L当たり7〜8g。オレンジ・トパーズ様の色調で、気泡のきめは細やか。ルビー・グレープフルーツや赤いりんごのコンフィ、パン・グリエ、ヘーゼルナッツ、ほのかな蜜蝋みつろうやスパイス、ミネラルなどの香りが調和して芳醇。まろやかでドライなアタックから、しっかりとした酸味が広がり、余韻にもミネラル感を長く保つ。（ヴィノテーク　2013年7月号）

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De Sousa et Fils　/　ド・スーザ「ド・スーザ」は、エペルネの南部、コート・デ・ブランの特級畑アヴィーズ村(Avize)の中心にカーヴを持つ家族経営のレコルタン・マニピュランです。14歳から父親の元で修行を重ねてきたエリック・ド・スーザ氏は、独自のスタイルの新しいシャンパーニュを目指し、無農薬・有機農法を実践しています。シャルドネの銘醸地コート・デ・ブランの中でも、最も繊細なチョーク質土壌を持つアヴィーズ村(Avize)。土壌の20cm下のチョーク質の岩盤があります。さらにその堆積過程は他の村と異なり、この村の土壌でしか発見できない古代生物の化石もあります（ド・スーザのモニュメントにもなっています）。この古代の化石なども含む繊細な土壌が、葡萄にエレガントさとミネラル感を与えています。効率的な栽培のために使用される除草剤、殺虫剤、化学肥料などを一切使用せず、イラクサ、カモミール、西洋タンポポなどで作られた自家製の調合剤を散布します。また除草策の一つとして頻繁に土を耕します。それにより土に空気が送り込まれ、微生物がより活発となり、ビオディナミ農法が可能となります。微生物の活動が活性化された「生きた土壌」からは最高の葡萄がゆっくりと育っていきます。収穫は、葡萄が完熟するまで待ちます。通常、酸度を重視するシャンパーニュでは早めに収穫を行いますが、ビオディナミ農法により、土中の岩盤に深く入り込んだ根がミネラルを吸収し、ワインにフレッシュさを与えることが出来る為、ド・スーザでは「完熟した香り豊かな葡萄」が収穫できるのです。平均樹齢45歳、古いものでは50歳〜70歳もの古木が栽培されています。通常と比べ、収量は約30％程度落ちますが、樹齢を重ねるごとに深く入り込んだ根は、様々な土壌成分を吸収し、熟度の高い、バランスの取れた高品質な葡萄が収穫できます。「繊細でミネラルのある土壌」「生きた土壌を作りだすビオディナミ農法」「深く根を張った樹齢の高い樹」。この3つの相乗効果によってこそ、「完熟した果実の豊かな香り」「濃密な旨味」「柔らかな酸に輪郭を与える強靭なミネラル」が表現され、世界で選ばれるシャンパーニュ『ド・スーザ』が造り出されます。ド・スーザのフラッグシップは、アヴィーズ・オジェ・メニル・クラマンに植わる、樹齢50年以上のシャルドネを小樽醸造したキュヴェ「コーダリー」です。「コーダリ」という銘柄を出しているが、これは「尾」の意味。後味が長く尾を引くからだろう。ここの生産量は年間6万本で、稀少品といわれるサロンより少ないのだから手に入れるのが難しいだろう。　「シャンパンのすべて」　山本博著

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