ロベール・モンキュイレ・グラン・ブラン エクストラ・ブリュット グラン・クリュ[NV]【シャンパン】【シャンパーニュ】【wine】

Robert Moncuit Le Mesnil-sur-Oger Extra Brut Blanc de Blancs / ロベール・モンキュイ ル・メニル・シュール・オジェ・エクストラ・ブリュット・ブラン・ド・ブランはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はRobert Moncuit/ロベール・モンキュイ(RM:レコルタン・マニピュラン)です。

ロベール・モンキュイレ・グラン・ブラン エクストラ・ブリュット グラン・クリュ 産地 フランス/シャンパーニュ地方 タイプ 泡白/辛口 使用品種 シャルドネ100％ 容量 750ml あの「クリスタル」用にルイ・ロデレールや、ビルカール・サロモンに長年ブドウを供給。所有畑が全てル・メニル・シュール・オジェ内（特級畑地区）にある、唯一のRM（小規模自家栽培・醸造メーカーで販売も行う生産者）。コート・デ・ブラン地区のグラン・クリュ、ル・メニル・シュール・オジェ村産のシャルドネのみを使用した、混じりけなしのブラン・ド・ブランです。素晴らしいミネラル感に加え、柑橘類の爽やかな香りとアーモンド等のナッツ類の香りが印象的で、バランスのとれた味わいの1本です。ロベール・モンキュイ Robert Moncuit シャンパーニュの聖地メニル・シュール・オジェで生まれる、特別なシャンパン！ 【ロベール・モンキュイ】は、1890年、アレックス・モンキュイによって「メニル・シュール・オジェ」村で創業されました。それまでは葡萄栽培のみでしたが、アレックスの孫ロベールが1928年に初めて瓶詰めまで行い、彼がなくなる1987年まで携わり続けました。現在は、彼の娘である“フランソワーズ・アミエ・モンキュイ”がマーケティングを、そして孫の“ピエール・アミエ”が2000年からワイン造りを行っています。 ル・メニル・シュール・オジェ村といえば、コート・デ・ブラン地区でも最も表土が薄く、ミネラルが特徴的なシャルドネを産出し、その長命さとエレガントさは、ル・メニル・シュール・オジェと比較できる地域はないとまで言われ、その昔からシャルドネ100%のシャンパン、ブラン・ド・ブランの聖地として知られる最上のグラン・クリュ！ そんな中でも最高の葡萄を産み出すのは斜面中腹に限られ、【クリュッグ】が長年の夢をかなえてこの地に畑を購入。他にも、この地に畑を所有する造り手は、【サロン】、【ヴーヴ・クリコ】、【モエ・エ・シャンドン】、【アンリオ】や、【ギィ・シャルルマーニュ】など、そうそうたる顔ぶれ！！ また、所有する30もの小区画の中でも若樹や重たい味わいになる葡萄を中心に【ビルカール・サルモン】、【ルイ・ロデレール社】（クリスタルに使用）へ現在供給しています。 いかにこの地が素晴らしいかお分かりになると思います!! メニルの鋭角的な酸と峻厳なミネラリティは、一般的な嗜好に合致するとは思えない。メニルの昧は極端であり、バランスや上品さを重視する観点からすれば真のグラン・クリュと言えるかどうかも微妙だ。逆に、メニルは過激な味だからこそ、ベル・エポックの酔狂のただなかに生きたウジェーヌ・エメ・サロンの遊び心にアピールし、サロンを生み出す原動力となったというのはよく理解できる。 アッサンブラージユの要素としては、メニルは多くのメゾンにとって不可欠だ。アンボネイやオジェがふくよかさをもたらし、味わいを広げるとすれば、メニルは酸とミネラルをもたらし、全体を引き締める。ローラン・ペリエであれ、ルイ・ロデレールであれ、ビルカール・サルモンであれ、多くのプレステージ・シャンパーニュの味わいの最後に、キリリとした硬質な酸と、チョークを舌の上に撒いたような粉っぽいミネラルを感じるが、それがメニルが寄与する特質だ。もやもやと広がっていたワインが、メニルを入れることで、突如としてすっくと立ち上がる。 メニルのシャルドネが興味深いのは、熟成した時に、クルミやコーヒーのような香ばしい香りを放つ点だ。若いうちは硬質感ばかりが目立つメニルだが、長期間の瓶熟成を行なうプレステージ・キュヴェでは、この香りの素晴らしさが生きる。同時に、長い時間をかけることで、メニルの暴力性が和らげられ、ミネラリティがより純粋な形で表現されるようになる。 しかしほとんどのRMでは、サロンのように10年も瓶熟成させる余裕はない。シヤンパーニユが世界的な人気を獲得し、とくにメニルでは需要に供給が追いつかない状態だから、「メニルの生産者は、今では早く売れるように、MLFを行なうのが普通だ」と、ピエール・アミエは言う。ピエール自身は現状では満足していないらしく、「昔のようなやり方をしたい」と、2004年ヴィンテージを初とするミレジムは、MLFなし。その代償は10年という熟成であり、発売は2014年になる。MLFを行なっている現行品を見れば、その結果に期待が膨らむ。 【ワイナート39号〜特集ワンランク上のシャンパーニュ選び〜より 】

• First
• Previous
• 1
• 2
• Next
• Last