サロン ブラン・ド・ブラン・ミレジム [2004] (サロン) SALON Blanc de Blancs (Le Mesnil) Brut Millesime [2004] (SALON) 【フランス シャンパーニュ】

Salon Brut Blanc de Blancs 2004 / サロン ブリュット・ブラン・ド・ブラン 2004はフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はSalon/サロン(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

生粋のブラン・ド・ブラン、「サロン」が生まれたのは1911年！『サロンは50年100年熟成させることの出来るスタイルになる年にしか造らない。』とまで言われるほど、とにかく熟成に時間がかかると言われる極上のシャンパーニュ『サロン（SALON）』。 創業は1920年、パリの毛皮商人であり、後に政治家となった【ウジェーヌ・エメ・サロン氏】がパリで王族や俳優の社交場だったレストラン「マキシム」に入り浸るようになりその後義理の兄のつてでシャンパーニュ造りに乗り出したのがはじまりです。 当時のシャンパーニュと言えば、使用するブドウはピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、シャルドネのブドウを広域の畑から集め、毎年リザーブワインを仕込み、ブレンドして造るマルチ・ヴィンテージシャンパーニュが常識でした。メニル・シュール・オジェ村の一つの畑の、それも単一ヴィンテージのシャルドネだけで造られたサロンは、あまりにも突飛で異端児ともいえるシャンパーニュだったのです。 当時のセレブたちの間で、たちまちその評判は広まり、パリきっての社交場として知られたレストラン「マキシム」のハウスシャンパーニュとなりました。 1988年にはローラン・ペリエの傘下に入ったが、良い年だけに造られる高品質で少量生産という伝統は今も変わりません。 サロンは長期熟成が可能な年のみ造られ、その熟成には最低10年かけます。そのため、20世紀の100年間の間に醸造された回数は、何とたったの37回。最後は1999年ヴィンテージです。 ドゥポン社長は、 「とてもエネルギッシュで力強いシャンパンにできあがりました。」と語ります。豊かさとまろやかさ、メニル・シュール・オジェ村のテロワールがもつミネラル感や鮮烈さという2つのベクトルの間に生じた緊張感にささえられ、サロンの個性を見事なまでに表現しています。 サロンの特徴を最も的確に表す言葉は「1」。1つの村、1種のブドウ、1つの年。間違いなく最高峰のシャンパーニュの一つです。 ある愛好家の情熱で造られた、唯一のシャンパーニュ。 100年間でリリースはわずか「37回」、20世紀ラストヴィンテージ。 ■Information ●生産国 フランス ●地域 シャンパーニュ地方 / ル・メニル・シュル・オジェ / AOC・グラン・クリュ・ブラン・ド・ブラン・ミレジメ・シャンパーニュ ●ブドウ品種 シャルドネ　100% ●タイプ 白・スパークリング(シャンパーニュ)・辛口・フルボディ ●内容量 750ml ●保存方法 直射日光、振動を避けて、18℃以下の場所で保管してください。 ●備考 ●輸入元 　SALONサロン シャンパーニュの最高峰のひとつ！ロバート・パーカー5ッ星★★★★★生産者！！【SALON(サロン)】は伝説であり、完璧主義の物語だ。サロンは必ずグラン・クリュ・ル・メニル産のブラン・ド・ブランであり、必ずヴィンテージが記され、最高の評価にふさわしいワインだとシェフ・ド・カーヴが考える時にのみリリース。サロンには樹齢40年の古木の葡萄のみが使われ、果実は手で摘まれ、選別される。まさに最高の年にしか造られないワイン！！ 比類なきシャンパーニュ、世界で絶大な地位を確立し、君臨する『SALON（サロン）』！ 　シャンパーニュは比較的リリースされた直後から楽しめるモノが多いですが、【SALON(サロン)】では最低でも約10年近く瓶内熟成を経てからリリース（一般的なヴィンテージシャンパーニュの瓶熟期間は3年）する上、その後更に熟成が必要なヴィンテージがほとんどです。古いヴィンテージのものはほとんど手に入れることが出来ない為、若いサロンを飲んで「大したことがない」という印象の方も多いかもしれません。しかし、これほどまでに世界中の人々がサロンを崇敬しているのは、飲み頃になったサロンが発揮する感動的な味わいにあるのではないでしょうか。そしてまだ経験していない人も、いつかその心を揺さぶられる感動を得たいと願いながら、シャンパーニュ・【SALON(サロン)】の夢を描いているのでしょう。 サロンの独特な生産スタイルは、他のメゾンやドメーヌにない、究極のこだわりがあります。 サロンが生産するのは良年にのみしか造らない、ただ1種類のみの【ヴィンテージ・シャンパーニュ】。ヴィンテージ・シャンパーニュとは一言で言うと、特定の年に収穫された葡萄だけで作られたシャンパンのことです。 多くのメゾンやドメーヌは、毎年ノン・ヴィンテージのシャンパーニュを造っています。ノン・ヴィンテージというのは収穫年を記載しておらず、複数年のモノをブレンドして品質を均一化にしたものです。これを【アッサンブラージュ（Assemblage）】といいます。シャンパーニュ地方はブドウ栽培には大変厳しい気候である為、豊作の年もあれば不良年も多いことがあり、救済措置としてシャンパーニュは唯一、ブレンドが許可されています。ヴィンテージシャンパーニュは、不作の年とブレンドしてしまうにはもったいないくらい最高の葡萄が収穫できた年に造られます。 そして、【SALON(サロン)】は不作の年は生産を見送り、良年のみにしか造らないのです。 いまや伝説となっていますが、サロンはもともとシャンパン好きの趣味が高じて造られたメゾンであり、それゆえに、一切妥協を許さず完璧なシャンパーニュを創りあげたのです。そのスタイルは守られ続け、1911年に生産を始めて以来未だに、わずか37ヴィンテージしかリリースされていないのです。 ＊モノ・セパージュ＝ブラン・ド・ブランの真髄！ 代表的なこだわりがモノ・セパージュ（単一種）。ピノ・ノワールやピノ・ムニエは使用せず、コート・デ・ブランのグラン・クリュのなかでも最良の土地、ル・メニル・シュール・オジェに特化し、その畑から採れるシャルドネのみを使用します。 しかも一番絞りの果汁のみを使用。通常はほとんどのメゾンが一番絞りと二番絞りを用いますが、【SALON(サロン)】ではよりクリーンな一番絞りのみを、贅沢に使用しています。 ＊長い年月、蔵で瓶内熟成を経てから出荷。 一般的なヴィンテージシャンパーニュの瓶熟期間が3年のところ、サロンでは最低でも約10年近く瓶内熟成を経てからリリースします。本当にポテンシャルの高いブドウのみを使用しており、またマロラクティック醗酵を経ていないために天然の酸が非常に強く、驚くほど長期熟成を可能としています。リリースしてからも熟成を必要とするヴィンテージが多く、『サロンは50年100年熟成させることの出来るスタイルになる年にしか造らない。』とまで言われるほどです。 ＊全て手作業の職人技、生産量もごくわずか。 世界中で需要が高まり、有名になった今も、職人技の手作業スタイルを変えません。例えばオリを瓶の口の部分に集める作業であるルミュアージュです。現在ではほとんどのメゾンが機械での動瓶作業を導入していますが、サロンでは昔のままに1本1本職人がこの作業を行なっています。その為年間の平均生産本数は約6万本程度。多い年でも7千ケース前後、少ない年だとその半分の量しか生産されません。 　 徹底した完全主義で貫かれたシャンパーニュ【SALON(サロン)】。高価ではありますが決して後悔をさせない至高のシャンパーニュです。

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