アンリ・ジロー／フュ・ド・シェーヌ・アイ・グラン・クリュ[2000]年（750ml） 【発泡】【白ワイン】【辛口】

Henri Giraud Fût de Chêne / アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はHenri Giraud/アンリ・ジロー(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

Henri Giraud / Fut de Chene Ay Grand Cru 2000 Chamoagne White Dry アンリ　ジロー　フュ　ド　シェーヌ　アイ　グラン　クリュ　2000 当該商品は自社販売と在庫を共有しているため、在庫更新のタイミングにより、在庫切れの場合やむをえずキャンセルさせていただく可能性があります。 生産者 アンリ・ジロー AOC シャンパーニュ 生産地 シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区アイ村 畑位置 アイ村産のグラン・クリュ ブドウ品種 2000ヴィンテージ：ピノ・ノワール70％　シャルドネ30％ 収　穫 手摘み収穫（2000年9月15日開始） 生産工程 *不純物を完全に取り除いたあと、圧搾。 *低温で浸漬。 *アルゴンヌ産オーク樽で低温醗酵。 *オーク樽で1年、瓶詰後6年間の熟成。 《醸造上の特徴》 ・通常のシャンパーニュと比べ、高いシャルドネの使用比率が特徴。 ・リザーブワインを贅沢に40％使用。 　　（リザーブワイン構成割合：2004年が70％、2003年が30％） ・ドサージュは約6％と軽め。 ・デゴルジュマン後、6ヶ月間セラーで静置。 ・瓶詰め後4年間の長期熟成を経て出荷。 タイプ 白の辛口の発泡 特　徴 樽の風味が見事に調和した、柑橘系とスパイス系がほどよく混ざり合った、ふくらみのあるスタイル。 料理 チーズ 濃厚な味わいのソースやグランタン仕立てにした白身のシーフードや鶏肉などの料理によくあう。 （※アンリ・ジロー） 　クリームソースを使った温かい料理、味わいがまろやかで温かい料理にピッタリ。 2000 ヴィンテージ 情報 WSヴィンテージチャート：89点 アドヴォケイト誌ヴィンテージガイド：87点 　シャンパーニュの2000年の夏は、理想的な天候の下でのスタートではなかったものの、8月の下旬と9月に乾燥し、良く晴れた天気となり、シャンパーニュ地方に成功をもたらし、とても上質で、大きな収穫量が得られ、ヴィンテージ・イヤーとして大きな可能性を秘めていると評価。　 アドヴォケイト誌評価（Antonio Galloni氏／2009.12）：92点 　フュ・ド・シェーヌ・GCアイ・ブリュット2000は当然のことながらシャンパーニュ最大で、私（試飲者Antonio Galloni）は、ワインの本当の豊潤さと凝縮感にかなり惹きつけられ、たとえワインが時々重いという印象を与えるとしても、オーク風味は非常に旨く溶け込んでいるように見えます。 また、70％のピノ・ノワールと30％のシャルドネで構成されていますが、ここではシャルドネが偉大な威信と語っているようでもあり、また、疑う余地のないほどに印象的であるにもかかわらず、このラインアップのより単純な提供物のいくつかよりも、必然的により良いか、もしくはより良いバランスのワインであるかどうか私（試飲者Antonio Galloni）にはわかりません。 フュ・ド・シェーヌ2000と同じくらいおいしくて、私は全部のボトルを飲むことを想像することは出来ません。 予想飲み頃は、2010年から2018年あたり。　 スペクテーター誌評価（2012.6.15）：93点 　エキゾチックなカレーの趣は、この豪華な香ばしいシャンパーニュの中の洋ナシのフィナンシェ、コーヒー・リキュール、牡蠣やオレンジの皮の砂糖漬けの風味を強め、優美に熟成が進んでいて、活き活きとした酸は、豊かな風味の輪郭とキメ細かくクリーミーな口当たりと継ぎ目なく溶け合っています。 予想飲み頃は、現在（2012年）から2022年あたり。 生産者コメント： *2000ヴィンテージ 　2000年度のアイ村は平穏で、心地良い早春となりました。 ですが、その後の度重なる雨天のため、灰色の色調を思わせる憂鬱な天候が続き、7月から平年を下回る温度の日々となりました。 もっとも、1998年、1999年に引き続き、2000年は収穫量的には素晴らしい年となりましたが、7月4日午後5時、突然の雷に見舞われ、まず、暴風によって大粒の雹が降り注ぎ、霰のカーテンがブドウの木を台無しにしました。 収穫に向けてのモラルはこれまでに無いほど低い状態で、未だに、当時の「奇跡」を思い出す人間がいますが、8月中旬の待ちに待った太陽の再来、そして9月15日からのブドウ収穫シーズンには素晴らしい快晴の下で行われたアンリ・ジロー社の厳格なブドウ・セレクションは良年と呼ぶにふさわしいブドウを収穫することが出来ました。 *2000’Sテイスティングコメント 　2000ヴィンテージは、まるで太陽の光を閉じ込めたような印象や蜂蜜を連想させるような色調を兼ね備え、まるで薔薇の花びらの美しい艶やかさを思わせる深みがあります。 数珠のきめ細やかで安定した泡によって活気を与えられ輝きと躍動感を感じます。 　グラスに注いですぐに立ち上る香りはとても素晴らしい物で、アンリ・ジローのシャンパーニュの個性を十分に感じさせ、 重厚感、濃縮感、複雑さを感じる魅惑的な第一印象で、酸味のあるブリオッシュや長期熟成から得られるパン・デピス（香草やスパイスの入ったパン）を想像させる香りです。 また、同じく洋なしのオー・ドゥ・ヴィー、砂糖を焦がしたような香ばしさ、さくらんぼの砂糖漬けなどの香りが、2000年ヴィンテージの秀逸さを反映しています。 また、 少し空気に触れ、時間が経つと、タイム、カカオ、黒コショウ、ドライフラワー、モリーユ茸などの香りが現れ、20分以上の時間が経つと、その恵まれたテロワールを感じさせるカレー、キャラメル・オレなどの独特な香りが花開きます。 　口当たりは滑らかでこなれた泡立ちが好印象で、すぐ後にワインのポテンシャルを感じさせる芯の太さ、充実度を感じます。 力強いアルコールが全体のリズムを取る一方で、清涼感によって良いバランスを保っており、品の良い酸味がドサージュ／補糖によって生まれる甘味をやわらかく包み込み、控え目ながら繊細な泡立ちが、全体をバランス良くまとめていて、この素晴らしいアルコール、酸、泡立ちの三要素によって造り出される全体の味わいは、豊かで広がりがあり、とても魅力的です。 また、2000年以前のヴィンテージと同じく、口に含んだ後、きめ細かいタンニンが中心となってこのシャンパーニュの骨格を作っている事を感じます。 余韻は格別芳醇で、極上のまろやかさと時折感じるフレッシュ感がいいアクセントになり、クリームのような感触は、次第にシルクのような滑らかなものに変化し、スーボワ、キノコ、スパイスなどの残り香を伴ったその後味は、2000年ヴィンテージの特徴を如実に表現しています。 　2000年ヴィンテージの特徴である豊かな香りを最大限に楽しむため、直線的なシャンパーニュ・グラスを避け、丸みのあるシャンパーニュ・グラス、もしくは大きめのワイングラスで、10℃前後がお勧めです。★オーク風味の溶け込んだ豊潤で凝縮した作品★ アンリ・ジロー フュ・ド・シェーヌ・アイ・グラン・クリュ　2000年（750ml） ■メゾン・アンリ・ジロー■ 　ルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールがシャンパーニュ地方のアイ村にブドウ畑を手に入れたところからアンリ・ジローの歴史は始まりました。 すべてグラン・クリュに格付けられる約8haの自社畑を有し、産出されるシャンパンに近年ではロバート・パーカー等のワイン評論家が高い評価を与えており、≪幻のシャンパーニュ≫として愛好家のあいだで脚光を浴びています。 現在、12代目となるクロード・ジロー氏がメゾンの精神を受け継ぎ、シャンパーニュのさらなる向上を目指しています。。（・・・詳細＆一覧へ） ■フュ・ド・シェーヌ・アイ・グラン・クリュ■ 　フュ・ド・シェーヌ・アイ・グラン・クリュは、素晴らしいヴィンテージにのみ生産されるアンリ・ジローのプレステージュ・キュヴェです。 「フュ・ド・シェーヌ（木樽）」のネーミング通り、アルゴンヌの森の樫の木で造られる特別な樽で12ヶ月熟成され、柑橘系とスパイス系がほどよく混ざり合った、ふくらみのある味わいは、樽の風味が見事に調和した好例といえ、ヴィンテージごとの味わいの違いを楽しめるのもこのシャンパーニュの魅力です。 ※シャンパーニュ2000ヴィンテージ情報： 　シャンパーニュの2000年からは、とても上質なブドウが大豊作となり、シャンパーニュのヴィンテージ・イヤーのおおきな可能性を秘めていると同時に、非常に困難だった年でもありました。 ※WA：92点　／　WS：93点　（詳細はページ下方に）

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