目次
レ・コート・カルケール・エクストラ・ブリュットLes 7 Vignes Extra Brut
レ・セット・ヴィーニュ・エクストラ・ブリュットCourcelles Non Dosé
クルセル・ノン・ドゼLes 5 Vignes Non Dosé
レ・サンク・ヴィーニュ・ノン・ドゼLe Clos Extra Brut
ル・クロ・エクストラ・ブリュットLes Terres Argileuses
レ・テール・アルジルーズLa Grapillere Rosé Extra Brut Millesimé
ラ・グラピレール・ロゼ・エクストラ・ブリュット・ミレジメLes Pilteaux Blanc de Noirs Extra Brut Millesime
レ・ピルトー・ブラン・ド・ノワール・エクストラ・ブリュット・ミレジメLes 2 Vignes
レ・ドゥ・ヴィーニュLes vignes du Versant Sud
レ・ヴィーニュ・デュ・ヴェルサン・シュッドBord de Marne
ボー・ド・マルヌArgile, Craie et Sable
アルジル・クレ・エ・サーブルLes Vignes de Trélou
レ・ヴィーニュ・ド・トレルーLes Longues Fouines
レ・ロング・フィンヌDeriere La Maison Rosé
ル・ラ・メゾン・ロゼ 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Tristan Hyest別名:Tristan H.
トリスタン・イエスト別名:トリスタン・H.
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Terroir de Condé / テロワール・ド・コンデ |
| 村 | 02850 Trélou-sur-Marne / トレルー=シュル=マルヌ |
| 所在地 | 34 rue Pascal, 02850 Trélou-sur-Marne (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| SNS | @tristanh2Champagne-Tristan-HYEST |
| 設立 | 1981 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | ヴィヴィット |
| 生産者表記 | SODIETE HYEST TRISTAN HYEST |
商品更新情報
2026-08-07 04:20:30 ボー・ド・マルヌの商品情報を更新しました。
2026-07-16 13:11:24 ル・ラ・メゾン・ロゼの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
畑が広がるのはヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区、格付けオートル・クリュに位置するトレルー=シュル=マルヌ村を中心とする一帯で、一部の区画は隣接する村にもまたがっている。所有する畑は30区画にも分かれており、この細分化こそが、ひとつのドメーヌでありながら多彩な表情を持つキュヴェを生み出す土台になっている。細かく分かれた区画それぞれが異なる表情を持つからこそ、ひとつのキュヴェではなく、区画を主役にした造り分けが生きてくる。約9.78haという畑の広がりは、家族単位の小さな造り手としては決して小さくない規模である。
樹齢は1980年代に植えられた木が主体だが、一部には1970年代植樹の古木区画も残っており、長年地中に根を張ったブドウ樹が果実に厚みを与えている。土壌はピノ・ムニエが中心の区画では粘土質と砂岩が混じり合う土壌、シャルドネを育てる急斜面では白亜質の石灰岩が土台となっており、品種ごとに異なる土壌が個性を分けている。古木と若木、粘土と石灰岩というコントラストが、ドメーヌ全体の味わいの幅を底支えしている。
栽培は厳格なリュット・レゾネ(減農薬・減化学肥料による管理)を実践し、実質的にはオーガニックに近い水準で畑を管理している。春先には耕耘を行って土を活性化させ、生育期には畝の2列おきに下草をあえて残すことで、ブドウの根に競争を促しテロワールの個性を引き出す工夫を重ねている。こうした地道な管理の延長として、環境に配慮した栽培を示すHVE(高環境価値)認証についても取得を進めている段階にあり、一部区画ではすでに認証水準に到達しているとも伝えられる。
| 自社畑面積 | 9.78ha(30区画) |
|---|---|
| 品種構成 | ピノ・ノワール2.32ha/シャルドネ2.55ha/ピノ・ムニエ4.91ha |
| 瓶内熟成期間 | 6〜12年(大部分は8〜12年) |
| 年間生産量 | 約10,000本 |
| キュヴェ数 | 10種類以上 |
| 自社元詰め比率 | 収穫量の約4割 |
醸造方針
収穫したブドウの多くは今もネゴシアンへ販売されており、自社元詰めに回るのは全体の4割ほどにとどまる。だからこそ手をかけられる範囲は限られており、その分だけ一つひとつの区画に向き合った丁寧な仕込みが可能になっている。収穫したブドウはリュー・ディ(区画)ごと、品種ごとに分けて個別に仕込まれ、ひとつのドメーヌでありながら10種類を超えるキュヴェを持つ。その多くが生産量1,000本以下という小さなロットで醸造されるのは、区画ごとのテロワールを丸ごと表現しようとする姿勢の表れだ。発酵はステンレスタンクで行い、その後7ヶ月の熟成期間中にマロラクティック発酵を完全に行わせて、酸を穏やかに整える。量より質を選ぶこの姿勢が、家族経営ならではの丁寧なものづくりを支えている。
収穫翌年の4月末から5月中旬にかけてティラージュ(瓶内二次発酵の仕込み)を行い、そこから多くのキュヴェが6〜12年、なかでも大部分は8〜12年という長い時間を瓶内で過ごしてからデゴルジュマンを迎える。これだけの熟成を経るため、ドサージュはゼロか、あってもごくわずかで済む。動瓶(ルミュアージュ)は、ブラン・ド・ノワールとクルセルの各キュヴェは手作業で、それ以外はジャイロパレットで行っている。こうした手間を惜しまない工程の積み重ねが、飲んだ瞬間に伝わる完成度の高さにつながっている。毎年少しずつ違う顔を見せてくれるのも、このドメーヌの隠れた魅力といえる。
海外展開
造られたシャンパーニュはフランス国内にとどまらず、ドイツやベルギー、スイスなど複数の国へと届けられ、現地でも評価を得ている。専門家に試飲サンプルを送って評価を求めるようなプロモーションは行わない方針を貫いており、フランスの代表的なワインガイド「ギッド・アシェット」にも掲載されるなど、派手な宣伝によらず着実に知名度を広げてきたドメーヌといえる。大量生産や派手な広告に頼らず、ブドウそのものと造りの丁寧さで評価を積み重ねてきたことが、この輸出実績にも表れている。
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