Tellier / テリエは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Moussyを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Tellier / テリエ

Tellier

テリエ

テリエは、エペルネ南の丘に広がるコトー・シュッド・デペルネの村、ムーシーに本拠を置く自社栽培の造り手です。1222年に起源をもつ畑を父と息子たちで受け継ぎ、全キュヴェにヴィンテージを表記し、区画ごとの個性をそのまま映した一本を送り出しています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ
村51530 Moussy / ムーシー
所在地14 avenue du Mont Félix, 51530 Moussy (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-tellier.com/
SNS@champagnetellier
製造業者種別RM
生産者表記SCEV DU MONT FÉLIX

商品更新情報

特徴・スタイル

造りの軸にあるのは、区画ごとの表情をできるだけそのまま瓶に移すという考え方です。人の手による介入は最小限にとどめられ、テロワールの姿を素直に映すことが最優先されます。 味わいの手がかりになるのは土壌の違いです。深い粘土とチョークの岩盤を持つ区画からは、力強さと構造感、そして長く続く余韻が生まれます。一方、チョークが地表近くまで迫る区画は、張りのあるミネラル感と軽やかさをもたらします。木樽での発酵に由来するふくらみと、糖にほとんど頼らない引き締まった後味が重なり合う、輪郭のはっきりした味わいです。

歴史・ブランドストーリー

畑の物語は1222年、「ドメーヌ・デ・コナルダン」として記録された時代までさかのぼります。代々の領主が受け継いだこの土地では、フランス革命前、最後の領主ピエール=ルイ・ド・ファイイの代にすでに発泡性ワインが造られていたと伝えられます。革命によってシャトーは国有財産として売却され、のちに火災で失われました。 畑が再び大きく動き出すのは1930年代のことです。新たな所有者のもとで醸造設備が近代化され、畑も広げられました。1980年にはクリストフ・テリエがドメーヌの経営を引き継ぎ、家族の手による栽培が長く続けられていきます。 転機となったのは2016年です。息子のカンタン・テリエが父のもとに加わり、明確な事業計画とともに「シャンパーニュ・テリエ」としての初ヴィンテージを世に送り出しました。同じ年には環境価値重視農業(HVE)の認証も取得し、畑の在り方から見直しが進みます。2020年には弟のアレクサンドル・テリエが合流し、2022年には新しい醸造セラーが完成しました。800年におよぶ畑の歴史は、いま家族三人の手で新しい章を刻んでいます。

詳細

自社畑は約9ha、区画数はおよそ17を数えます。ムーシーとピエリーを中心に、シャヴォ=クルクール、フォンテーヌ=シュル=アイ、クラマンの5つの村へ散らばっており、2016年の再出発時点では3haだった畑がおよそ3倍まで広がりました。

中心となるのは、ムーシーとピエリーに広がる約7ha・13区画です。ここは歴史的なドメーヌ・デ・コナルダンにあたる土地で、ピノ・ムニエ59%、シャルドネ35%、ピノ・ノワール6%という構成になっています。深い粘土質の下にチョークの岩盤が横たわり、力強さと構造感、そして長い余韻をもたらします。対してシャヴォ=クルクール、フォンテーヌ=シュル=アイ、クラマンにある約2ha・4区画はシャルドネが主体で、表土が薄くチョークが地表近くまで露出しているため、ミネラリティとエレガンスが際立ちます。

樹の平均樹齢は35年、最も古い樹は1964年に植えられたものです。その多くはマッサル・セレクション(優れた自社の樹から穂木を採る選抜法)による自根の植樹で、区画ごとの遺伝的な個性がそのまま受け継がれています。栽培は有機農法にもとづき、除草剤を使わず、動物の放牧によって下草を管理しています。2016年に取得したHVE認証は、この方針を裏づけるものです。

栽培・生産データ
自社畑面積(現在)約9ha
自社畑面積(2016年時点)3ha
区画数約17
栽培コミューン数5村
平均樹齢35年
最古の植樹年1964年
主要区画の品種構成ピノ・ムニエ 59%/シャルドネ 35%/ピノ・ノワール 6%
木樽熟成8ヶ月
瓶内二次発酵最低40ヶ月
デゴルジュマン後の熟成最低3ヶ月
環境認証HVE(2016年取得)

醸造方針

収穫はすべて手摘みで、区画ごとに分けて行われます。圧搾も6,000kgのプレスを用いて区画別に進められ、使われるのはフリーランの果汁のみです。搾った果汁は酵素を用いずに低温で12〜24時間かけて澱を沈め(デブルバージュ)、そのまま樽へと移されます。

醸造責任者が抱くブルゴーニュへの関心は、樽を軸にした造りにはっきりと表れています。一次発酵は100%オーク樽で行われます。バリック、ドゥミ・ミュイ、フードルと容量の異なる樽を使い分け、ヴォージュ、ニエーヴル、アリエといった寒冷地産の木目が細かい材が優先して選ばれています。酵母はブドウの果皮に由来する天然のものだけです。木樽での熟成は8ヶ月間で、その間はバトナージュ(澱の攪拌)とウイヤージュ(補酒)を定期的に行い、コラージュとエルヴァージュの過程では硫黄を加えません。マロラクティック発酵はキュヴェごとに部分的に実施する方針です。

瓶詰め後の二次発酵と熟成は最低40ヶ月、デゴルジュマン(澱抜き)の後もさらに最低3ヶ月置いてから出荷されます。ドサージュは極少量またはゼロで、ブリュットからエクストラ・ブリュットの範囲に収められています。

セラー

熟成庫は醸造施設の真下にある19世紀由来のセラーで、年間を通じて11℃前後の温度と高い湿度が保たれています。主要な区画の地下には、ドメーヌ・デ・コナルダンの遺構である中世からの小さなセラーも残されています。2022年に建てられた新しい醸造セラーは、区画ごとに分けて仕込む造りを支える設備として機能しています。

レンジの組み立て

シャンパーニュの構成にも、テロワールを段階的に見せる考え方が貫かれています。複数の区画をブレンドしたものを土台に、単一の村で仕上げたもの、さらに単一区画だけで造るものへと、範囲を絞るほど土地の輪郭が際立つ階層が組まれています。単一区画のものは各区画の最良の樽から選ばれ、生産量はごくわずかにとどまります。またエントリーレベルを含むすべてのシャンパーニュにヴィンテージが表記されます。年ごとの違いを平準化せず、その年の畑の姿をそのまま示すという姿勢の表れです。

運営体制

ドメーヌを運営するのはモン・フェリックス(SCEV DU MONT FÉLIX)という農業法人で、クリストフ・テリエと2人の息子が共同経営者として名を連ねています。シャンパーニュそのものは「テリエ」の名で送り出されており、法人名と銘柄名が異なる形をとっています。ブドウの栽培から瓶詰めまでを一貫して自社で行う体制です。

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キュヴェ一覧

レ・マッサル Les Massales

Les Massales / レ・マッサル

ドザージュ:Extra Brut 4g/L シャルドネ 55% ピノ・ノワール 20% ピノ・ムニエ 25%
最安値 ¥9,680 〜(750ml) ショップ:キタザワ
楽天市場調べ・2026/10/03時点/価格は変動します
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ヴィーニュ・ド・ピエリー・プルミエ・クリュ Vignes de Pierry Premier Cru

Vignes de Pierry Premier Cru / ヴィーニュ・ド・ピエリー・プルミエ・クリュ

ドザージュ:Extra Brut 3.5g/L シャルドネ 70% ピノ・ムニエ 30%
最安値 ¥13,200 〜(750ml) ショップ:ウメムラ Wine Cellar
楽天市場調べ・2026/10/03時点/価格は変動します
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