目次
ブリュット・レゼルヴDemi-Sec
デゥミ・セックExtra Brut
エクストラ・ブリュットBrut Rosé de Cuvaison
ブリュット・ロゼ・ド・キュヴァゾンCuvée de dessert
キュヴェ・ド・デザートBrut Grande Cuvée
ブリュット・グラン・キュヴェBrut Grande Réserve
ブリュット・グラン・レゼルヴVieux Millésimes
ヴュー・ミレジムBrut Cuvée Prestige
ブリュット・キュヴェ・プレステージRosé Prestige
ロゼ・プレステージCépage Arbane Vieilles Vignes Millésime
セパージュ・アルバンヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ・ミレジメExtra Dry Vigne Beugneux
エクストラ・ドライ・ヴィーニュ・ブニューCuvée des 6 Cépages
キュヴェ・デ・シス・セパージュChamp Persin
シャン・ペルザンBrut Rosé Dame Nesle
ブリュット・ロゼ・・ダム・ネスルBrut Millésime
ブリュット・ミレジメ 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Moutard
ムタール
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10110 Buxeuil / ビュクセイユ |
| 所在地 | Rue des Ponts, 10110 Buxeuil (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.famillemoutard.com/ |
| SNS | @famillemoutardfacebook pages |
| Tel | +33 (0)3 25 38 50 73 +33 (0)3 25 38 50 76, +33 (0)3 25 38 57 72(fax) |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | イオンリカー株式会社 株式会社フィラディス 株式会社アカデミー・デュ・ヴァン |
| 生産者表記 | MOUTARD PÈRE ET FILS |
商品更新情報
2026-06-10 18:00:55 ブリュット・キュヴェ・プレステージの商品情報を更新しました。
2026-06-10 18:00:55 エクストラ・ドライ・ヴィーニュ・ブニューの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ムタールの本拠地は、オーブ県コート・デ・バールに位置する村ビュクセイユ。シャンパーニュ地方で認可された7品種のうち6品種を自社畑で栽培するという、地方全体を見渡しても数少ない造り手である。エペルネやランスからは離れた、シャンパーニュ地方でも南方に位置するオーブ県ならではの気候と土壌が、ムタールの畑を育んでいる。
自社畑の合計面積は約23ha。主力のピノ・ノワールとシャルドネに加え、シャンパーニュ地方全域でほぼ姿を消したアルバンヌ、ピノ・ブラン、プティ・メリエまでを栽培する。これらの希少品種は栽培に手間がかかることなどから多くの生産者が方向転換していったが、ムタールは1952年に植えたアルバンヌの古樹をはじめ栽培を守り続け、単一品種キュヴェとして仕上げることで、他では味わいにくい個性的な香味を今に伝えている。
畑の土壌は、コート・デ・バールに特有のキンメリジャン期の泥灰岩と石灰質泥灰岩が層をなす構成。単一畑シャルドネの原料となる主要区画シャン・ペルサン(Champ Persin)をはじめ、各区画の個性が仕込みに反映される。栽培では「ラクロット(raclote)」と呼ばれる鍬を使った手作業や天然堆肥の施肥、月齢暦に沿った作業など、化学資材に頼らない伝統的で低介入な農法「ヴィティキュルチュール・レゾネ(viticulture raisonnée)」を大切にしている。こうした手間のかかる管理を積み重ねることで、健全な葡萄を育てるという考え方が受け継がれている。同じキンメリジャン土壌はシャブリの畑にも見られ、ミネラル感のあるワインを生む要因とされる。
なお同家は1988年に蒸留酒造りを、2004年にはブルゴーニュのシャブリおよびグラン・オーセロワ(Grand Auxerrois)地区での畑作りを始めており、シャンパーニュ以外の分野にも家族で事業を広げている。
品種ごとの栽培面積は次の通り。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 総面積 | 約23ha |
| ピノ・ノワール | 13.91ha |
| シャルドネ | 5.72ha |
| プティ・メリエ | 1.11ha |
| アルバンヌ(若木) | 1.18ha |
| アルバンヌ(古木) | 0.10ha |
| ピノ・ブラン | 0.55ha |
| ピノ・ムニエ | 0.57ha |
| 自社栽培品種数 | 6/7品種 |
醸造方針
NVキュヴェはセラーで最低3年間熟成させ、味わいに厚みを持たせている。仕込みの大部分をブルゴーニュ産のオーク樽で行う点も特徴で、まろやかで奥行きのある口当たりを生み出す一因となっている。長期の瓶内熟成とオーク樽での仕込みを組み合わせることで、果実の凝縮感とまろやかさを兼ね備えた味わいに仕上げている。2016年からは、シャンパーニュとブルゴーニュ双方のレンジで亜硫酸無添加(サンスフル)のキュヴェも展開し、より繊細でピュアな果実の個性を伝える造りにも挑戦している。
原料調達とネゴシアン事業の歩み
ムタールのネゴシアン事業は1941年、フランソワ・ディリジャンによって設立された。1973年にはステンレスタンク11基を導入する設備近代化を行い、当時は畑10ha・年産約8万本という規模だった。1982年、フランソワ・ムタールが祖父由来のこの事業を再興し、自社畑の葡萄4割・契約栽培家から買い付ける葡萄6割という構成で商業化を進め、今日の生産規模へと育て上げた。この歩みが、自社栽培と買い葡萄を組み合わせた現在のムタールらしいものづくりの土台となっている。
家族経営の体制
運営会社は「CHAMPAGNE MDL」。フランソワ・ムタール、ヴェロニック・ムタール、アニェス・ラキュルの3名が経営を担う体制で、アニェス・ラキュルが管理・経理・銀行対応を、ヴェロニックが受付・配送・輸出業務を統括するなど役割を分担している。次の世代も畑作業や醸造、輸出などの現場に加わっており、家族経営としての継承が続いている。経営体制は創業家によって一貫して守られており、今後も家族主導でのものづくりが続けられる見通しである。
受賞・評価
フランスの評価誌ゴ・エ・ミヨでも、ムタールの複数のキュヴェが高評価を受けている。希少品種を生かした個性的なキュヴェから伝統的なスタイルまで、幅広いレンジが評価の対象となっている点も特徴である。
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Brut Cuvée Prestige / ブリュット・キュヴェ・プレステージ