Elise Dechannes / エリーズ・ドシャンヌは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Les Riceysを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Elise Dechannes / エリーズ・ドシャンヌ

Elise Dechannes

エリーズ・ドシャンヌ別名:エリーズ・ドゥシャンヌ

エリーズ・ドシャンヌは、バルセカネ地区のレ・リセ村で4.5haの自社畑を耕すレコルタン・マニピュランです。銀行業界から転身した当主が生産量を大きく絞り込み、単一年の収穫だけで仕立てる造りへ切り替えました。有機栽培の畑が育むピノ・ノワール主体の味わいが持ち味です。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Barséquanais / バルセカネ
村10340 Les Riceys / レ・リセ
所在地1 Place des Héros de la Résistance, 10340 Les Riceys (Google Maps)
公式サイトhttp://www.elisedechannes.com/
Mailelise.alexandre@sfr.fr
Tel+33 (0)3 51 63 20 36, +33 (0)6 68 03 75 52(fax)
設立2008
製造業者種別RM
インポーター有限会社ヌーヴェル・セレクション
生産者表記ELISE DECHANNES

商品更新情報

特徴・スタイル

造りの軸にあるのは、年をまたいでブレンドしないという判断です。複数の収穫年を混ぜて味を均すことを個性をならす行為とみなし、単一年の収穫だけでキュヴェを仕立てます。糖で丸める度合いも最小限にとどめるため、レ・リセ村のピノ・ノワールが持つ果実の輪郭と骨格が、覆われないまま立ち上がります。 暑い年も冷涼な年も、その表情がそのまま瓶に残ります。同じ名前のキュヴェでも収穫年が変われば印象が変わる、その振れ幅ごと受け取るシャンパーニュです。

歴史・ブランドストーリー

ランス商業高等学院を出たエリーズ・ドシャンヌは、銀行・保険の世界で約10年を過ごした人物です。畑へ戻ることを決めたのは2007年で、同年11月に個人事業として登録し、翌2008年には両親が耕してきたレ・リセ村の区画を賃借する形で引き継ぎました。ここから、自身の名を冠したシャンパーニュづくりが始まります。 引き継いだ当主がまず選んだのは、規模を広げる道ではなく削る道でした。両親の代に年間75,000本規模あった生産を、15,000本規模まで絞り込みます。自分の目が届く範囲まで手を狭め、区画ごとの個性を選び取る造りへ舵を切ったのです。2015年には有機栽培への転換を正式に開始しました。 2025年、当主は畑を手放してプロヴァンスへ移る意向を明らかにしています。2022年に収穫したブドウが最後のミレジメとなる見通しで、近年は残存在庫の販売段階にあります。

詳細

自社畑は4.5haで、すべてがレ・リセ村の内側に収まっています。区画のなかには、斜面が北を向いていて機械の入りにくい畑や、優れた株を選び抜いて増やしたマサル・セレクション由来のピノ・ノワールの古樹があります。植わる品種はピノ・ノワールが中心で、一部にシャルドネがあります。

2015年に始めた有機栽培への転換は畑仕事の道具にも及び、畝をまたぐ形の専用トラクターに加え、土を締め固めにくいキャタピラー式の小型車両を使って土壌への負荷を抑えています。裏ラベルにはAB(ビオロジック)の表記が入ります。収穫したブドウの一部は現在も地元の協同組合へ出荷しており、全量を自社で醸造する体制へは移行の途上にあります。

拠点は村の1 Place des Héros de la Résistanceにあり、畑の管理から醸造までを当主エリーズ・ドシャンヌが担っています。2016年には環境団体テール・アヴニールの会員となり、ISO14001認証を取得しました。

栽培・生産データ
自社畑面積4.5ha(すべてレ・リセ村内)
年間生産量約15,000本規模
主な品種ピノ・ノワール(一部シャルドネ)
有機栽培への転換開始2015年
ドサージュ最大3g/L(ゼロのキュヴェもあり)
認証AB(ビオロジック)、ISO14001

醸造方針

仕込みでは除梗を行わず、房のままタンクへ運びます。発酵は原則として天然酵母に委ね、培養酵母で方向づけることはしません。容器はステンレスタンクが主体ですが、単一区画から生まれる上位のキュヴェには樽や陶製のアンフォラを使い分け、器の違いを味わいの幅として引き出しています。

ドサージュは最大でも3g/Lで、まったく加えないキュヴェもあります。糖で補うより、収穫年ごとの酸と果実をそのまま見せる設計です。

評価と掲載

Guide Hachette、ゴ・エ・ミヨ、Sommeliers International といったガイド・専門誌に取り上げられてきました。パリのエリゼ宮やフランス各地のレストランでオンリストされた実績もあります。

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