Albert Levasseur / アルベール・ルヴァスールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Cucheryを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Albert Levasseur / アルベール・ルヴァスール

Albert Levasseur別名:A. Levasseur

アルベール・ルヴァスール別名:A・ルヴァスール

アルベール・ルヴァスール(Albert Levasseur)は、キュシュリーを拠点に、マルヌ県で初めて三重認証を取得した生産者として知られるレコルタン・マニピュランです。畑ごとの個性を感覚で読み解き、テロワールを表現するスタイルが持ち味です。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Rive Droite / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ドロワ
51480 Cuchery / キュシュリー
所在地6 rue du Sorbier, 51480 Cuchery (Google Maps)
公式サイトhttp://champagne-levasseur.fr/
Maildavid@champagne-levasseur.fr
Tel+33 (0)3 26 58 11 38
製造業者種別RM
インポーター有限会社ワイナリー和泉屋
生産者表記Champagne Albert Levasseur

商品更新情報

特徴・スタイル

アルベール・ルヴァスールのシャンパーニュは、畑の80%を占めるピノ・ムニエが軸。ヴァレ・ド・ラ・マルヌらしい果実味とまろやかな口当たりを土台に、単一畑から生まれる「Blanc de Terroir」「Noir de Terroir」といったキュヴェで、品種やテロワールの個性をくっきりと描き出します。 当主デイヴィッドは自らを「感覚の目覚めをもたらす者」と称し、収穫や味わいを五感で楽しむような、遊び心のあるテロワール表現を追求しています。

歴史・ブランドストーリー

アルベール・ルヴァスールは、祖父の代からブドウ栽培を営んできた家に、当主デイヴィッド・ルヴァスールが生まれ育ったところから物語が始まります。1990年代を通じて、父からブドウ栽培と醸造の知識、そして経営そのものを少しずつ受け継ぎ、2003年に独立した造り手として歩み始めました。 独立後は、シャティオン=シュル=マルヌに新たな区画を買い増して自社畑を拡大するとともに、温度管理式のステンレスタンクや新型の圧搾機を導入し、設備面でも一歩ずつ歩みを進めています。2020年からは有機栽培への転換にも着手しました。 こうした歩みの中で、「マルヌ県で初めて三重認証を取得した生産者」であることを公式サイト上で誇りとして語っており、栽培から醸造まで一貫して手を抜かない姿勢が、このメゾンの物語を貫いています。

詳細

アルベール・ルヴァスールは、マルヌ川右岸に広がるヴァレ・ド・ラ・マルヌの中でも、パルク・ナチュレル・レジオナル・ド・ラ・モンターニュ・ド・ランス(自然公園)の一角に位置するキュシュリー村を拠点とするメゾンです。ここは当主デイヴィッド・ルヴァスールが自ら生まれ育った場所でもあります。

自社畑はキュシュリーのほか、シャティオン=シュル=マルヌ、フルーリー=ラ=リヴィエールの3つの村にまたがって広がり、18区画・合計4.20haをコンピュータによる区画ごとの管理のもとで栽培しています。ヴァレ・ド・ラ・マルヌの右岸は、ピノ・ムニエを中心とした栽培が盛んなエリアとして知られています。

品種構成はヴァレ・ド・ラ・マルヌらしくピノ・ムニエが主体で、全体の80%を占めます。残りをピノ・ノワール15%、シャルドネ5%が占め、区画ごとの個性を丁寧に見極めながら栽培・収穫が行われています。中でもキュシュリーにある「レ・ゴトゥルリー(Les Gautelleries)」は1973年植樹という最古参の区画で、看板キュヴェ「Rue du Sorbier」を支える主要な原料となっています。

また、シャルドネ100%の単一畑キュヴェには「ロリヴィエール(L'Olivière)」「レ・シュマン・ド・シャンプラ(Les Chemins de Champlat)」の2区画、ピノ・ノワール100%の単一畑キュヴェには「ラ・フォンティネット(La Fontinette)」「ロリヴィエール」の2区画がそれぞれ充てられ、区画単位でのテロワール表現に取り組んでいます。

栽培面では畝間の一部で自然草生栽培を取り入れ、有機肥料を用いるなど、土壌の生命力を生かす方針を採用。2020年からは有機栽培への転換にも着手しています。こうした取り組みの結果、HVE、テラ・ヴィティス、ヴィティキュルチュール・デュラーブルの3つの認証を取得しており、マルヌ県で最初にこの三重認証を取得した生産者であることを公式サイト上で誇りとして掲げています。HVEやテラ・ヴィティスといった認証は、生物多様性の保全や農薬使用量の削減など、環境負荷を抑えたブドウ栽培に取り組む生産者に与えられるもので、こうした認証を早くから複数取得している点は、栽培から収穫、醸造に至るまでの丁寧な仕事ぶりを裏付けています。自社畑と認証に関する主要データは以下の通りです。

栽培データ
項目データ
自社畑面積4.20ha(18区画)
品種構成ピノ・ムニエ80%/ピノ・ノワール15%/シャルドネ5%
最古区画植樹年1973年(キュシュリー「レ・ゴトゥルリー」)
有機栽培転換開始年2020年
取得認証HVE/テラ・ヴィティス/ヴィティキュルチュール・デュラーブル(3認証)

区画ごとに醸す、丁寧なヴィニフィカシオン

醸造では温度管理式のステンレスタンクを導入し、品種・剪定方法・区画ごとにワインを分けてヴィニフィカシオンを行っています。独立後に区画を買い増した際には、新型の圧搾機もあわせて導入し、収穫したブドウの個性をより丁寧に引き出せる体制を整えました。温度管理を徹底することで、収穫したブドウ本来の果実味やアロマを損なうことなく、フレッシュな味わいへとつなげているのも特徴です。看板キュヴェ「Rue du Sorbier」は、当年のワインにリザーブワインをブレンドし、澱の上で一定期間熟成させる造りが特徴で、単一畑キュヴェとはまた違う、レンジ全体としての奥行きを生み出しています。

当主デイヴィッドは、収穫や仕込みの現場で得られる感覚的な手応えを大切にしており、区画ごとに異なる個性を数値だけでなく感覚でも見極めながらブレンドを組み立てる姿勢を貫いています。単一畑のBlanc de TerroirやNoir de Terroirと、複数区画をブレンドするレンジの双方を手がけることで、キュシュリーを中心とした自社畑の多様性を幅広く伝えることを目指しています。このように、キュシュリーを本拠地としながら複数の村にまたがる畑を丁寧に管理し、区画ごとの個性を仕込みに落とし込んでいく姿勢が、アルベール・ルヴァスールのシャンパーニュ造り全体を支えています。今後も畑と一体となった造りを深めていく姿勢がうかがえます。

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