Tramery / トラムリー

トラムリーはヴァレ・ド・ラルドルの静かな奥地に佇む小村。オートル・クリュ格付けで、全体の約3分の2をピノ・ムニエが占めるアルドル渓谷らしい品種構成が特徴で、モンターニュ・ド・ランスの北西端に広がる10ヘクタールの畑が独自のテロワールを刻む。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Reims
郵便番号 : 51170
面積 : 3.56 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Lhéry, Treslon, Faverolles-et-Coëmy, Poilly,

「Tramery」のぶどう畑

テロワールMontagne de Reims
- Vallée de l'Ardre
格付け86% Autre Cru [?]
栽培面積10 ha
- Chardonnay1.8 ha (18%)
- Pinot Noir1.5 ha (15%)
- Pinot Meunier6.7 ha (67%)
- その他0 ha (0%)

特徴

栽培の約67%を占めるピノ・ムニエが村のスタイルを決定づけており、シャルドネ(約18%)、ピノ・ノワール(約15%)が少量添えられる。ピノ・ムニエ主体のシャンパンは赤系果実のやわらかさと早く開く香りが前面に出やすく、トラムリーの穏やかな渓谷環境がその傾向をさらに際立たせる。生産者はわずか5軒と小規模で、原料ブドウを広域ネゴシアンに供給する役割が大きい村だが、ヴァレ・ド・ラルドルのなかでも特に穏やかなピノ・ムニエらしさを体現するテロワールとして、ブドウ産地としての個性を静かに守り続けている。

テロワール

トラムリーはモンターニュ・ド・ランスの北西端に位置し、アルドル川が刻む渓谷に面したなだらかな斜面に畑が広がる。標高は約82mで、モンターニュの尾根部よりも低く抑えられており、渓谷側に開いた穏やかな地形が特徴だ。傾斜がゆるやかなため冷涼な空気が溜まりやすく、渓谷底からの水分も供給されることで土壌の保水性が保たれやすい。こうした低標高・低傾斜の環境が果実にやわらかさとふくよかさをもたらし、ピノ・ムニエが栽培の主役となる素地をつくっている。エシェル・デ・クリュは白黒ともに86%で、総栽培面積10haのうち約6.7haをピノ・ムニエが占め、シャルドネ約1.8ha・ピノ・ノワール約1.5haが残りを担う小規模産地だ。

「Tramery」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報