Igny-Comblizy / イニ=コンブリジー
基本情報
| 地域圏(Région) | Grand Est |
| 県(Département) | Marne |
| 区(Arrondissement) | Épernay |
| 郵便番号 : | 51700 |
| 面積 : | 40.74 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Le Breuil, Dormans, Troissy, Nesle-le-Repons, Festigny, La Ville-sous-Orbais, Suizy-le-Franc, Mareuil-en-Brie, Le Baizil, Vallées en Champagne, |
「Igny-Comblizy」のぶどう畑
| テロワール | Vallée de la Marne - Vallée de la Marne Rive Gauche |
| 格付け | 83% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 15.3 ha |
| - Chardonnay | 0.8 ha (5.2%) |
| - Pinot Noir | 0.7 ha (4.6%) |
| - Pinot Meunier | 13.8 ha (90.2%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
イニ=コンブリジーはヴァレ・ド・ラ・マルヌの西端、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・リヴ・ゴーシュ(マルヌ川左岸)に属する自治体です。エペルネから西へ約25km、ドルマンから南東へ約11kmの地点に位置し、マルヌ県とエーヌ県の県境に近い農業地域「ブリー・シャンプノワーズ」に含まれます。北側にトロワシー、北北東にネル=ル=ルポン、北東から東にかけてフェスティニーが隣接し、南西方向にはル・ブレイユが続きます。コミューン内の集落は Comblizy、Le Moncet、中心のIgny村の三つに分かれています。
テロワール
コミューン総面積4,074haに対してぶどう畑はわずか15.30haと、ほとんどが森林と農地で占められます。畑はコンブリジー集落周辺のル・フラゴ川右岸に集中し、標高は140〜256mの台地上に展開します。ル・フラゴ川はコミューン内に源を発し、全長約12kmでマルヌ川本流へと注ぐ小河川で、台地を刻む谷が特徴的な地形をつくります。コミューン南部はボワ・コミュノー・ディニをはじめ複数の森が広がり、葡萄栽培は北寄りの谷筋に限定されます。気候は「変質した海洋性気候」と分類され、年平均気温10.1°C、年間降水量778mmで冷涼かつ降雨が通年に均等分散します。この気候条件とマルヌ川左岸の谷地形が、ピノ・ムニエの主産地として安定した栽培環境を支えています。
主要生産者
Christophe Bertinは、イニ=コンブリジーを代表するRC(Récoltant-Coopérateur:協同組合を通じてシャンパンを瓶詰めする栽培農家)の生産者です。ビンテージ・シャンパンを含む複数のキュヴェをラインナップしており、コミューンの個性であるピノ・ムニエを軸にした果実味豊かなスタイルを表現しています。コミューン内には現在8名の栽培農家が登録されていますが、商業的にシャンパンを出荷するのはごく少数にとどまり、その多くが協同組合を通じて出荷していると考えられます。
歴史
現在の自治体名「イニ=コンブリジー」は1964年、コンブリジーがイニ=ル=ジャールに吸収合併されて成立しました。元来はコンブリジーが本教区で、イニはその枝村にすぎませんでしたが、時代とともに人口の重心がイニへ移り、コンブリジーは次第に規模を縮小していきました。 村の歴史を語るうえで欠かせないのが、1178年にシャンパーニュ伯アンリ1世(Henri le Large)がイニに建立した修道院(prieuré)です。伯は500haの土地と森を修道院に寄進し、以来村は修道院との縁を大切にしてきました。1895年9月29日にはイニ広場に彼の銅像(通称「アンリ・ル・リベラル像」)が除幕され、現在も村のシンボルとなっています。第一次世界大戦中の1918年7月18日には前線を示す「ボルヌ・ヴォティエ(bornes Vauthier)」マーカーの第52番がコンブリジーに設置されており、この地が激戦地帯に近接していたことをうかがわせます。コミューン内には現在、ル・モンセ近くに「シャトー・ルー・ジャキエ(Château Ru Jacquier)」(別称:Château d'Igny en Champagne)があり、15haの公園を擁するホテルとして営業しています。
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