エドシック・モノポール[1907]グー・アメリカン(泡・白)

Heidsieck Monopole Gout American / エドシック・モノポール グー・アメリカンはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はHeidsieck Monopole/エドシック・モノポール(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

前にお読み下さい。】既にかなり長い熟成を経ているものですので、発泡、味わいなどに関して、外観で判断するのは困難な状況です。また、商品にはラベルがございません。歴史的価値を考慮して頂いた上で、ワインの状態を理由とした返品・交換などは一切受けかねますので、ご了承お願い致します。【ブドウ品種】ピノ・ノワール品種70％、シャルドネ30％海の底で過ごした80年間！ あの伝説のシャンパンが、 海底の沈没船から、蘇る！！ まさか、まさか手に入るとは思っていませんでした。ワイン業界にいるものなら誰もが忘れられない、歴史に残るそのニュース。しかし、実物を目にした事のある人は、ごく僅か… 【『歴史的一本』が生まれた理由は？】 それは、1998年、スウェーデン沖での出来事。水深64mの海底から一隻の沈没船が引き上げられました。第一次世界大戦真っ只中の1916年10月末、ドイツの潜水艦Uボートにより沈没させられたその船は、とあるものが大量に積まれていたのです。そのものこそが、ロシア皇帝ニコライII世により、フィンランドで駐留するロシア軍の為にオーダーされた、3000本ものシャンパンだったのです！ロシア皇帝が愛飲し、あのタイタニック号にも積まれていたそのシャンパンは、船の沈没と供に海底に沈み、誰にも引き上げられる事の無いまま、静かに80年の時が経過。日光から遮られ、ほぼ摂氏4度の安定した水温。周りはシャンパンのガス圧と同じ水圧という、奇跡的な保管状況の中、1998年の引き上げまで、約80年もの間シャンパンは長い眠りについていたのです。更に、そのシャンパンが当時の主流だった甘口だったことなど、長期熟成を可能にした、いくつもの偶然や幸運が重なり、船が引き上げられた時には、なんと2000本ものシャンパーニュが無事だったのです！このニュースは、大きな話題を呼びました。引き揚げ直後の試飲で、世界的なワイン専門家のクロード・マラティエ氏は、こんなコメントを残しています。 『驚くべき事に、このシャンパーニュにはまだ若々しい果実味（カリンやアプリコット）と、僅かながら泡も存在しており、開栓後に数分で劣化するという古酒に見られがちな短命さも無かった。よって地上でも正常な環境に保存されれば、後数年は全く問題が無いと判断した。この時の喜びと感動は、古いクリュッグや、リリース当時のサロン（1920年代後半）を飲んだ時と、肩を並べるものであった。』 このニュースは世界を駆け巡り、あらゆる物を手に入れる事の出来る人々ですら、そのワインを欲しがり、当時行われたオークションでは、日本人も駆けつけたとか。そうして、その神秘に満ちたボトル達は、アッと言う間に市場から消えて行きました。大事な美術品が、許された人だけに愛でられる様に…。今では、まだ開けずに残っているボトルが世に何本現存するのかも、定かではありません。そんな超希少な一本が、タカムラに入荷したのです！いくらお金を出したからと言っても、そうやすやすと手にはいるものでない事は明らかなあの一本が…ロシア皇帝が愛飲、あのタイタニック号にも積まれていたそのシャンパン。80年もの長きに渡り、海底で眠り続け、世に表れた歴史的な一本。これから先、これほど貴重な一本が手に入る可能性は、現在ゼロです。夢とロマンをお届けします！

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