目次
ギボラ プリスム19 ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ エクストラ・ブリュット NV 750ml
概要
Guiborat Fils Prisme.19 / ギボラ・フィス プリスム.19はフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はGuiborat Fils/ギボラ・フィス(RM:レコルタン・マニピュラン)です。
商品詳細
所有するグラン・クリュの畑からのブドウをヴィンテージに合わせてブレンドして造られる、シャンパーニュ・ギボラを象徴する贅沢なキュヴェ! グラン・クリュのクラマンにて1885年にブドウ栽培家として創業したギボラは、5代目となる現当主リシャール・フーケが、祖母の代から始めていた自社詰めを本格化させたことでレコルタン・マニピュランの道を歩み始めた。1995年に20歳の若さでワイナリーを受け継いだリシャールは、1996年より自身のワインを手掛け、現在、妻カリーヌとともに二人三脚でブドウ栽培・醸造を行っている。 シャルドネへの敬意と愛をコンセプトにした生産者団体「パッション・シャルドネ」を立ち上げ、ブラン・ド・ブランを究める生産者。その品質はWine Advocateの初訪問時に「注目に値する非常に本格的なシャンパーニュ」と言わしめるほど。生産本数は少なく入手困難なワイナリーである。 「プリスム.19 グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット」は、所有するグラン・クリュの畑からのブドウをヴィンテージに合わせてブレンド。ミレジムではなくNVアイテムではあるが、シャンパーニュ・ギボラを象徴する重要なワイン。常にワインの中でチョークのタッチを感じられる事を重要視している。デゴルジュ前で約4-5年、デゴルジュ後に1年、計約6年もの時間をかけてリリースされる贅沢なキュヴェ。 チョークのタッチを感じられるギボラを象徴する1本。瑞々しい柑橘果実主体に白い花や蜂蜜、ブリオッシュのヒント。充実した果実味をシャープな酸とミネラルが彩っている。
■テクニカル情報■
品種:シャルドネ100% 樹齢:30年以上 畑:Les Bergeries(標高120m, 南向き, 0.4ha)、Les Caures(標高150m, 北~北西向き, 2ha)、Le Mont Aigu (標高140m、0.5ha) 土壌:チョーク 収量:65hl/ha 醸造:一番搾りの果汁のみ使用。ステンレスタンクで発酵。MLFなし。 ベースヴィンテージ:2019VT83%、リザーヴワイン17% ドサージュ:2.5g/L ティラージュ:2020年5月 デゴルジュマン:2023年11月 生産本数:11,300本 Champagne Guiborat PRISME.19 Grand Cru Blanc de Blanc Extra Brut シャンパーニュ ギボラ プリスム.19 グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット (プリズム) 生産地:フランス シャンパーニュ クラマン 原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:12.5% 味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口
ワインアドヴォケイト:94 ポイント The Wine Advocate RP 94 Reviewed by: Kristaps Karklins Release Price: NA Drink Date: 2024 - 2035 Guiborat’s NV Blanc de Blancs Prisme.19, sourced from Les Caures and Les Mont Aigu in Chouilly (planted between 1946 and 1998) and Bergeries in Cramant (planted in 1984), is based on the concentrated 2019 vintage, with 17% reserve wines from 2018. Without malolactic fermentation and matured on the lees for seven months in stainless steel, it was disgorged in November 2023 with 2.5 grams per liter dosage. Soaring from the glass with scents of fresh citrus fruit, hazelnuts and oyster shell, it is chiseled and precise, making it the most tightly wound wine in the range. Concentrated yet racy-fresh, based on great terroir and good farming, it is structured around chalky extract and electric acidity, concluding with a long, mineral finish. It is the most precise rendition of this cuvee since the 2016 base and comes warmly recommended. Richard Fouquet didn’t grow up in Champagne. He arrived in the region in 1993 and studied in Avize and Reims before taking over some rather neglected vines in the Cote de Blancs in 1995, debuting his small label with the 1996 vintage. Today, their holdings amount to seven hectares, predominantly in Chouilly, Cramant and Oiry, with the remainder (three hectares) in the Vallee de la Marne. Much of this fruit is sold to negociants, so they reserve only the best-about four hectares-for themselves, vinifying parcel by parcel, mostly in tank, and maturing in oak only some of their Pinot Meunier. Favorably located vines, serious farming (no herbicides since 2011), cultivated soils and low yields mean that these are concentrated, incisive wines that require only modest dosage. These are very serious Champagnes that merit readers' attention. Published: Dec 20, 2024
VINOUS:92 ポイント 92pts Drinking Window 2024 - 2030 From: Champagne: The 2024 Spring Preview (Mar 2024) The NV Extra Brut Blanc de Blancs Prisme Grand Cru (2019 base) is terrific. I admire its dynamic energy and verve, both of which are on full display. White pepper, chalk and mint cut through a sizzling core of Côte des Blancs fruit. The blend of sites in Chouilly and Cramant works so well here. This release is based on 2019, with 17% reserve wine blended in from the previous year's release. Dosage is 2.5 grams per liter. Disgorged: November 2023. - By Antonio Galloni on March 2024Champagne Guiborat / シャンパーニュ・ギボラ すべてのキュヴェがシャルドネ100%というブラン・ド・ブランのスペシャリスト「ギボラ」 重要なのは、バランスとポテンシャルを見極めること。ワインの品質は自分達の手で作り上げられるものではなく、ブドウが作り出す。私たちはその品質を維持するだけで、テロワールを最大限に表現するため、手を加えるのは最低限の作業のみ。 グラン・クリュのクラマンにて1885年にブドウ栽培家として創業したギボラは、5代目となる現当主リシャール・フーケが、祖母の代から始めていた自社詰めを本格化させたことでレコルタン・マニピュランの道を歩み始めた。1995年に20歳の若さでワイナリーを受け継いだリシャールは、1996年より自身のワインを手掛け、現在、妻カリーヌとともに二人三脚でブドウ栽培・醸造を行っている。 リシャールの祖母の代に拡大し、今日のドメーヌの礎となっている8haの畑は、4haをコート・デ・ブランの3つのグラン・クリュ(クラマン、シュイイ、オワリー)に、残りの4haをヴァレ・ド・ラ・マルヌのマルドゥイユに所有している。現在も最上の4haの畑からのブドウを残して、残り半分は大手メゾンに販売してしまうため、ギボラのシャンパーニュの生産本数は年間35,000本程度と非常に限られている。 栽培比率の90%をシャルドネが占め、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのムニエ100%で造られる1アイテムを除き、全てコート・デ・ブラン、グラン・クリュからのブラン・ド・ブランのみを生産していることから、「シャルドネのスペシャリスト」として近年注目度が高まっており、夫妻は2014年に同じ志を持った10の生産者と共に「パッション・シャルドネ」という団体を立ち上げている。 栽培はオーガニックで行い、手作業による畑の管理、耕作を大事にしており、「良いブドウが収穫できれば、良いワイン造りはシンプルになる」という考えから、収穫時期には沢山の時間と手間をかけている。重要視するのは、”酸度と糖度のバランスとフェノール類の成熟度を見極めること”。収穫日の15日前になると、各区画を2〜3日ごとに回り、ブドウの試食に加え、1kg分のブドウでプレスジュースを作り、ブドウ粒だけでなく、ジュースの味も見ながら各区画の最適な収穫時期を判断するという徹底ぶりだ。 醸造では区画ごとの収穫、醸造を精緻に行うため、2000kgの小型プレス機を導入。キュヴェ(一番搾り)のみを使用し、例外的に一部オーク樽を用いるムニエを除き、すべてステンレスタンクで醸造と熟成を行う。ブドウの成熟度が満足いくものであれば、基本的にMLFは行わない。SO2の添加も最小限に抑えるが、健全なワインを維持するために衛生管理にも非常に気を使い、生産されるワインと同量の水を洗浄に使用するという。ドサージュは0〜3g/Lと低めに抑え、チョーク土壌に育つシャルドネのミネラル感、塩味、長い余韻といったテロワールの美点をしっかりとワインに映し出している。 Vinousのアントニオ・ガッローニは「ギボラは近年出現した新しい若手ドメーヌの1つ。彼らのシャンパーニュは非常に表現力豊かで個性的だ」と評し、2021年に初めてドメーヌを訪問したWine Advocateのウィリアム・ケリーは「土壌を耕し、収量を抑えた真面目な農作業が、ドサージュは控えめながら、凝縮感のある切れ味の良いワインを生み出している。初めての訪問であったが私は非常に感銘を受けた。読者の注目に値する非常に本格的なシャンパーニュだ」との言葉を残している。 ブドウの販売契約の関係から、今後生産量が大幅に増える見込みは立っていないが、素晴らしいブラン・ド・ブランの造り手として今後さらに注目度が高まることは間違いない。
■テクニカル情報■
品種:シャルドネ100% 樹齢:30年以上 畑:Les Bergeries(標高120m, 南向き, 0.4ha)、Les Caures(標高150m, 北~北西向き, 2ha)、Le Mont Aigu (標高140m、0.5ha) 土壌:チョーク 収量:65hl/ha 醸造:一番搾りの果汁のみ使用。ステンレスタンクで発酵。MLFなし。 ベースヴィンテージ:2019VT83%、リザーヴワイン17% ドサージュ:2.5g/L ティラージュ:2020年5月 デゴルジュマン:2023年11月 生産本数:11,300本 Champagne Guiborat PRISME.19 Grand Cru Blanc de Blanc Extra Brut シャンパーニュ ギボラ プリスム.19 グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット (プリズム) 生産地:フランス シャンパーニュ クラマン 原産地呼称:AOC. CHAMPAGNE ぶどう品種:シャルドネ 100% アルコール度数:12.5% 味わい:シャンパン スパークリングワイン 白 辛口
ワインアドヴォケイト:94 ポイント The Wine Advocate RP 94 Reviewed by: Kristaps Karklins Release Price: NA Drink Date: 2024 - 2035 Guiborat’s NV Blanc de Blancs Prisme.19, sourced from Les Caures and Les Mont Aigu in Chouilly (planted between 1946 and 1998) and Bergeries in Cramant (planted in 1984), is based on the concentrated 2019 vintage, with 17% reserve wines from 2018. Without malolactic fermentation and matured on the lees for seven months in stainless steel, it was disgorged in November 2023 with 2.5 grams per liter dosage. Soaring from the glass with scents of fresh citrus fruit, hazelnuts and oyster shell, it is chiseled and precise, making it the most tightly wound wine in the range. Concentrated yet racy-fresh, based on great terroir and good farming, it is structured around chalky extract and electric acidity, concluding with a long, mineral finish. It is the most precise rendition of this cuvee since the 2016 base and comes warmly recommended. Richard Fouquet didn’t grow up in Champagne. He arrived in the region in 1993 and studied in Avize and Reims before taking over some rather neglected vines in the Cote de Blancs in 1995, debuting his small label with the 1996 vintage. Today, their holdings amount to seven hectares, predominantly in Chouilly, Cramant and Oiry, with the remainder (three hectares) in the Vallee de la Marne. Much of this fruit is sold to negociants, so they reserve only the best-about four hectares-for themselves, vinifying parcel by parcel, mostly in tank, and maturing in oak only some of their Pinot Meunier. Favorably located vines, serious farming (no herbicides since 2011), cultivated soils and low yields mean that these are concentrated, incisive wines that require only modest dosage. These are very serious Champagnes that merit readers' attention. Published: Dec 20, 2024
VINOUS:92 ポイント 92pts Drinking Window 2024 - 2030 From: Champagne: The 2024 Spring Preview (Mar 2024) The NV Extra Brut Blanc de Blancs Prisme Grand Cru (2019 base) is terrific. I admire its dynamic energy and verve, both of which are on full display. White pepper, chalk and mint cut through a sizzling core of Côte des Blancs fruit. The blend of sites in Chouilly and Cramant works so well here. This release is based on 2019, with 17% reserve wine blended in from the previous year's release. Dosage is 2.5 grams per liter. Disgorged: November 2023. - By Antonio Galloni on March 2024Champagne Guiborat / シャンパーニュ・ギボラ すべてのキュヴェがシャルドネ100%というブラン・ド・ブランのスペシャリスト「ギボラ」 重要なのは、バランスとポテンシャルを見極めること。ワインの品質は自分達の手で作り上げられるものではなく、ブドウが作り出す。私たちはその品質を維持するだけで、テロワールを最大限に表現するため、手を加えるのは最低限の作業のみ。 グラン・クリュのクラマンにて1885年にブドウ栽培家として創業したギボラは、5代目となる現当主リシャール・フーケが、祖母の代から始めていた自社詰めを本格化させたことでレコルタン・マニピュランの道を歩み始めた。1995年に20歳の若さでワイナリーを受け継いだリシャールは、1996年より自身のワインを手掛け、現在、妻カリーヌとともに二人三脚でブドウ栽培・醸造を行っている。 リシャールの祖母の代に拡大し、今日のドメーヌの礎となっている8haの畑は、4haをコート・デ・ブランの3つのグラン・クリュ(クラマン、シュイイ、オワリー)に、残りの4haをヴァレ・ド・ラ・マルヌのマルドゥイユに所有している。現在も最上の4haの畑からのブドウを残して、残り半分は大手メゾンに販売してしまうため、ギボラのシャンパーニュの生産本数は年間35,000本程度と非常に限られている。 栽培比率の90%をシャルドネが占め、ヴァレ・ド・ラ・マルヌのムニエ100%で造られる1アイテムを除き、全てコート・デ・ブラン、グラン・クリュからのブラン・ド・ブランのみを生産していることから、「シャルドネのスペシャリスト」として近年注目度が高まっており、夫妻は2014年に同じ志を持った10の生産者と共に「パッション・シャルドネ」という団体を立ち上げている。 栽培はオーガニックで行い、手作業による畑の管理、耕作を大事にしており、「良いブドウが収穫できれば、良いワイン造りはシンプルになる」という考えから、収穫時期には沢山の時間と手間をかけている。重要視するのは、”酸度と糖度のバランスとフェノール類の成熟度を見極めること”。収穫日の15日前になると、各区画を2〜3日ごとに回り、ブドウの試食に加え、1kg分のブドウでプレスジュースを作り、ブドウ粒だけでなく、ジュースの味も見ながら各区画の最適な収穫時期を判断するという徹底ぶりだ。 醸造では区画ごとの収穫、醸造を精緻に行うため、2000kgの小型プレス機を導入。キュヴェ(一番搾り)のみを使用し、例外的に一部オーク樽を用いるムニエを除き、すべてステンレスタンクで醸造と熟成を行う。ブドウの成熟度が満足いくものであれば、基本的にMLFは行わない。SO2の添加も最小限に抑えるが、健全なワインを維持するために衛生管理にも非常に気を使い、生産されるワインと同量の水を洗浄に使用するという。ドサージュは0〜3g/Lと低めに抑え、チョーク土壌に育つシャルドネのミネラル感、塩味、長い余韻といったテロワールの美点をしっかりとワインに映し出している。 Vinousのアントニオ・ガッローニは「ギボラは近年出現した新しい若手ドメーヌの1つ。彼らのシャンパーニュは非常に表現力豊かで個性的だ」と評し、2021年に初めてドメーヌを訪問したWine Advocateのウィリアム・ケリーは「土壌を耕し、収量を抑えた真面目な農作業が、ドサージュは控えめながら、凝縮感のある切れ味の良いワインを生み出している。初めての訪問であったが私は非常に感銘を受けた。読者の注目に値する非常に本格的なシャンパーニュだ」との言葉を残している。 ブドウの販売契約の関係から、今後生産量が大幅に増える見込みは立っていないが、素晴らしいブラン・ド・ブランの造り手として今後さらに注目度が高まることは間違いない。
Prisme.19
プリスム.19
生産者情報
- 概要
- 詳細は「Guiborat Fils / ギボラ・フィス」をご覧ください。
ギボラ・フィス - プリスム.19 商品一覧
ギボラ プリスム19 ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ エクストラ・ブリュット NV 750ml
ウメムラ Wine Cellar
\13,200 在庫:有
ウメムラ Wine Cellar
\13,200 在庫:有
所有するグラン・クリュの畑からのブドウをヴィンテージに合わせてブレンドして造られる、シャンパーニュ・ギボラを象徴する贅沢なキュヴェ! グラン・クリュのクラマンにて1885年にブドウ栽培家として創業したギボラは、5代目となる現当主リシャール・フーケが、祖母の代から始めていた自社詰めを本格化させたことでレコルタン・マニピュランの道を歩み始めた。1995年に20歳の若さでワイナリーを受け継いだリシャールは、1996年より自身のワインを手掛け、現在、妻カリーヌとともに二人三脚でブドウ栽培・醸造を行っている。 シャルドネへの敬意と愛をコンセプトにした生産者団体「パッション・シャルドネ」を立ち上げ、ブラン・ド・ブランを究める生産者。その品質はWine Advocateの初訪問時に「注目に値する非常に本格的なシャンパーニュ」と言わしめるほど。生産本数は少なく入手困難なワイナリーである。 「プリスム.19 グラン・クリュ ブラン・ド・ブラン エクストラ・ブリュット」は、所有するグラン・クリュの畑からのブドウをヴィンテージに合わせてブレンド。ミレジムではなくNVアイテムではあるが、シャンパーニュ・ギボラ...
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