[1986] クリュッグ クロ・デュ・メニル【正規】【クリュッグオリジナル木箱】 Krug Clos du Mesnil 750ml

Krug Clos du Mesnil / クリュッグ クロ・デュ・メニルはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はKrug/クリュッグ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

[1986] クリュッグ クロ・デュ・メニル　 個性 クリュッグ　クロ・デュ・メニルは、ボルドーの「シャトー」のように、クリュッグ独自のスタイルを守りながらも、テロワールとヴィンテージの個性を映し出している。それゆえ、それぞれのヴィンテージは個性豊かに異なる味わいを持っている。クリュッグ　クロ・デュ・メニル1986は、エレガントでピュアな特徴が色濃く表れている。 品種 メニル・シュール・オジェ村にある、クロ（石垣）に取り囲まれた単一畑から収穫されたシャルドネのみを使用。ブドウの独特な生育条件と成熟条件により、クリュッグのブレンドにおける基本ルールの例外として、単一畑で単年度に収穫する単一種のブドウからつくる個性的なシャンパーニュとなっている。 味わい 淡い金色に輝くクリュッグ　クロ・デュ・メニル1986は、非常にエレガント。暑く乾燥した夏が過ぎた後、収穫までの期間が涼しかったため、収穫時期が遅れ、10月の晴天の日差しの恩恵を受けた。絶妙なバランスと生き生きとした印象に満ち、清々しい橘系果実を思わせる香りがほのかに感じられる。シャルドネの強い個性によって高められた香りはまさにクリュッグ。すばらしい果実とミネラルがわずかに感じられるこのシャンパーニュは、純粋さを極めた美という魅力を備えたクリュッグである。 醸造 クリュッグの他のシャンパーニュと同様に、オークの小樽で一次発酵を行い、シャルドネ種のブドウ独特の繊細さとフィネスを併せもつ味わいに仕上げられている。 他のクリュッグとの相違点 クリュッグがつくるシャンパーニュには、優劣の差はなく、あるのは、特徴の差である。クリュッグ　クロ・デュ・メニルはソナタに喩えられ、クリュッグの確かなスタイルがくっきりと表現されている。 歴史 1968年にブドウ栽培が始まった、石垣に囲まれた4．57エーカー（約1．8ヘクタール）の畑は、当時のままの形と大きさで残っている。1750年までは、メニルのベネディクト派の修道院が所有していたが、1971年にクリュッグが買取った。クリュッグのシャンパーニュとして十分な品質のものをつくるには、樹齢が古すぎたため、植え替え作業が急遽行われた。植え替えは、小さい区画ごとに行われ、ようやくクリュッグが求める品質までに達して、クロ・デュ・メニルが初めて生産されたのは1979年であった。 おすすめの料理クリュッグ　クロ・デュ・メニルは、ソリストにも喩えられる比類無いシャンパーニュである。偉大なシャルドネからつくられるワイン特有のすっきりとした酸味と生き生きとした味わいに、ナッツやほのかな蜂蜜の豊かな香りが際だつ。シャンパーニュだけで味わっても十分楽しめるが、魚や、アーモンド、フルーツのデザートととも良く合う。 [1986] クリュッグ クロ・デュ・メニル（正規） 　春の気象はひどかったが、6月下旬。理想的な条件で開花。夏は日照に恵まれ暑かったが、8月と9月上旬の雨が葡萄の品質に悪影響を与える。 　雨による腐敗に対し、農薬散布を失敗したところ以外は、まあまあの作柄。 　今まさに飲みごろ。上物は寝かせておくとまだ良くなる。1996年から2000年ごろまでもつだろう。 世界ワイン・ヴィンテージ案内 マイケル・ブロードベント：著　山本博：訳　柴田書店　 ワイン[1986] ヴィンテージ　★★★

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