シャンパーニュ オーギュスタン キュヴェ テール NV フランス スパークリング ブラン ド ノワール（ピノ ノワール 100％）

Augustin Terre / オーギュスタン テールはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はAugustin/オーギュスタンです。

ワイン名 シャンパーニュ オーギュスタン キュヴェ テール NV 生産者 シャンパーニュ オーギュスタン 生産地 フランス／シャンパーニュ 品種 ピノ・ノワール100％ タイプ 白ワイン（スパークリング・辛口） 原材料 ブドウ 容量 750ml 保存方法 直射日光のあたらない涼しい場所へ保管してください。シャンパーニュ地方の中心に位置するドメーヌ・オーギュスタン。ブドウの栽培から瓶詰まで全ての工程を自ら行う、いわゆるレコルタン・マニピュラン（RM）です。 ドメーヌはブドウ畑と森が美しいアヴネ・ヴァル・ドール村にあり、最上級のシャンパンを造りだすテロワールとセパージュがこのドメーヌの誇り。モンターニュ・ド・ランスのピノ・ノワール、コート・デ・ブランのシャルドネ、合わせて 9ha の畑を持ち、この 2 つのテロワールとセパージュは、互いに反発することなく力強さを引き出し合い素晴らしいバランスを生み出します。 ■現当主マルク・オーギュスタン 代々続くブドウ栽培農家の5世代目。20 世紀初頭、曾祖母がシャンパーニュ造りをスタート。 そして、マルクの父、ジャン・オーギュスタンは化学肥料がもてはやされていた時代において、除草剤はおろか「ガドゥ」と呼ばれる堆肥、環境汚染につながるような化学肥料の不使用を実践。 父から畑と土壌づくりの思想を継承したマルクは、2012 年より有機栽培を始め、2013 年よりすべての畑においてビオディナミ農法を実践しています。2016 年にはデメテール（DEMETER）認証を取得しています。 ■本質を維持するための尋常ならざるこだわり ブドウの栽培と同様にシャンパーニュ・オーギュスタンの醸造行程においても化学物質は一切 使われません。これにより、ワインの本質を損なうことなくテロワール本来の特質が反映されます。 酵母は自然酵母を使用。冷却させたりマロラクティック発酵をすることを断じて拒み、硫黄と糖分を必要最低限使うだけです。 二次発酵はマダガスカル産の有機栽培されたサトウキビから造られた砂糖を使います。テールは 3 年、フーは 5～6 年、エールは 6 年の瓶内熟成を行った後、澱抜きをします。一般的にこの段階でドサージュ（リキュールを入れて甘みを足す作業）を行うが、オーギュスタンでは行わない。いわゆるノン・ドサージュ。僅かに残る「残糖分」は酵母が食いきれなかったブドウ果汁由来の糖分となります。 容器もシャンパーニュの味に影響します。マルクが選んだのはステンレスタンクよりも柔らかいほうろう製のタンク。また木樽はモンターニュ・ド・ランスの木材で作らせたものです。シャンパーニュの品質を向上させる効果で知られるテラコッタ（粘土で作った素焼きした陶器のような物もの）製の鉢も使っています。 ティラージュ（瓶内二次発酵に向けて酵母と蔗糖を加えて瓶詰する作業）は、色彩学に則った瓶を使い、分子への浸透圧が最も低い小潮の日を選んで行います。 井黒 卓 氏（銀座ロオジエ ソムリエ）のコメント 2020年「一般社団法人 日本ソムリエ協会主催 第9回全日本最優秀ソムリエコンクール」優勝 2021年「A.S.I.（国際ソムリエ協会）主催 アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」日本代表 その時の気分で選べるシャンパーニュ・・・「ちょっと疲れた。ホッと一息つきたい時はテールを」「今日はめでたい！晴れの日にはフーを」「気分を変えたい！パァーっと弾けたい時にはエールを」キリッと冷やして飲むより、バルーン型の大ぶりのグラスで温度を上げながら芳醇な香りを楽しむ方がそれぞれのキュヴェの個性が楽しめます。ノン・ドサージュのオーギュスタンは冷たいとどうしても酸味が前に出過ぎるため、冷蔵庫やセラーから出して抜栓した後はしばらく机上においてお好みの温度までお待ちください。私はあえて 15 度ぐらいまで高めに上げた方がオーギュスタンの魅力が感じられると思っております。あなたのお好みのキュヴェを見つけてください。 マルク・アルメルト氏のコメント 2019 年 世界ソムリエ・コンクール・チャンピオン 皆さん、何はともあれ、お洒落をして美味しいシャンパンを注ぎましょう！Vinexpo で発見したシャンパン：CHAMPAGNE MARC AUGUSTIN BIODYNAMIE これは、バイオダイナミックでデメター認証を受けたシャンパンで、フルーティーで遊び心があるのではなく、土っぽくてスパイシーな印象を受け、口の中に永遠に続くような感覚があります。非常にエキサイティングな新しいスタイルのシャンパンの代表例です。ぜひ試してみてください。ただし、冷たすぎてはいけません。シャンパンを 8 度前後で提供すれば、多面的な味わいが少なくとも 4 分の1 時間は口の中に残ることを保証します 。 Champagne Augustin Cuvee TERRE シャンパーニュ オーギュスタンキュヴェ テール NV 生産地：フランス/シャンパーニュ　タイプ：スパークリング(白)　品種：ピノ・ノワール100%　容量：750ml 樹齢は 25年～40年。瓶内二次発酵後、3 年間地下カーヴで瓶内澱熟成。ノン・ドゼ。 試飲ノート（井黒 卓 氏） 【外観・香り】きめ細かな優しい泡立ちに落ち着きのある抑制された風味。蜜林檎、クミンやカルダモンなどのオリエンタルスパイス、ルイボスティー、サンダルウッド。オープンで人当たりの良いタイプというよりはややシャイなタイプ。じっくり嗅ぎ取ると出てくる魅惑的で奥深い多層的な風味。 【味わい】ドライなアタックに引き締まったボディ。清涼感のある酸味が伸びやかな印象を与えるものの、重心は低くしっかりとした深みのある味わい。後半から感じられる心地よい苦味がタイトでビターなフィニッシュをもたらす。 【結論】決してわかりやすいシャンパーニュではないからこそ何度も香りを探りたくなる。TERRE（大地）という名の通り不思議とEarthy（土っぽい）な香りもとれる。落ち着きのある味わいは隠と陽でいう『隠』のタイプ。どこか心を落ち着かせてくれる癒し系シャンパーニュ。 【料理】山の幸。根菜や山菜など苦味を持ったお野菜とは相性抜群。他にもキノコ料理や冬の季節ならジビエ（猪鹿鳥）を使用した鍋にも。ツマミならシンプルにキノコのバター炒めも〇。

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