クリュッグクロ・デ・メニル1995（一本ずつの豪華ケース入り）

Krug Clos du Mesnil / クリュッグ クロ・デュ・メニルはフランス北東部のシャンパーニュ地方で生産される発泡性のワイン、シャンパンです。生産者はKrug/クリュッグ(NM:ネゴシアン・マニピュラン)です。

●クロ・デ・メニル・・・暫く見ないうちにとんでもなく立派な箱付きとなりました・・・・やたらに大きい外箱を空けると、あたかも精密機器をホールドするようなクッション材。そこに柔らかい光を放つシルバー・グリーンの木箱。まるでウルシ塗りのようなシットリとした地肌に「Clos du Mesnil KRUG」の文字が象嵌のようにはめ込まれています。箱はロックも無いのに開かない・・・そっと力を加えると「パカッと」開きます。マグネットで閉まった状態が保持されている・・・。使われている木材は肌理の細かい素材。・・・・箱だけでも欲しいです・・・。 ●パーカー・ポイント94点、でした。 　「The 1995 Blanc de Blancs Clos du Mesnil is a beautiful, delicate, medium-bodied Champagne offering hints of flint, chalk, white peaches, honeyed grapefruit, and lemon zest. This beautiful Chardonnay tastes of liquid minerals and reeks of terroir.」 ●レビュー・ドゥ・ヴァン・ド・フランス2007年版では・・・満点の20点です！。 ●クロ・デ・メニル1990ヴィンテージのコメントです。出所が・・・・？ 　　　The much anticipated release of Krugユs single-vineyard masterpiece meets expectations. The combination of Remi and Henri Krugユs 4.6-acre jewel surrounded by the village of Mesnil, the superb 1990 vintage and the brothersユ attention to detail result in this profound Champagne. A seductive mosaic of biscuit, honey and walnut oil lead to baking bread and citrus in this masculine, youthful Champagne. Very tightly wound and bracing for the moment, this needs time (and food) to open up and reveal all its charm. More muscular and rigid than the elegant 1988. Best 2005 through 2025. 　　一応。古いラベルは↓これ 　　1988年物のコメントです。 ●クリュッグのクロ・デ・メニルは、メニル・シュル・オジェの村にある1.87haほどの小さな畑、「クロ・デ・メニル」から造られます。この畑の起源は1689年にまでさかのぼることができ、ベネディクト派の修道会の畑でもありました。また、此の畑は、シャンパーニュで単独畑の名を名乗れる2つのうちの一つでもあります。（もう一つは、アイの村にあるクロ・デ・ゴワセです。）クリュグはこの畑を1971年に収得し、ブドウはそのころ植え替えられた物です。勿論植えられているブドウは、シャルドネ100％。紛れもないブラン・ド・ブランです。 ●そのクリュッグ　クロ・デ・メニルの1988年が再々入荷しました。出所は1986年とおなじドイツ市場（扱いはヴーヴクリコ・ドイツ法人）から の調達です。この1988年は1989年が先にリリースされた後、2000年の半ばごろリリースされました。日本には正規で350本ほどが入荷しているはずです。 ●こちらも、クリスティーでだしている「ワールド・エンサイクロペディア・オブ・シャンパーニュ＆スパークリングワイン（トム・スティーブンソン著　1998 年発行）」のコメントをご紹介しておきます。 　「1988年は、本書執筆時点で、まだリリースされていない。クリュグは1989年を先にリリースすることを発表しているが、この判断は決してミステイクとはいえず、少なくともグレートヴィンテージとなった1979年の物に匹敵するであろう。官能的な魅力を持ち、バニラの風味がつぎ込まれ、充満したフルーツの酸味を持っている。またトータルの性格がバランスがとれていて、このワインのポテンシャルが発揮されるには後20年近くを要するであろう。」 ●またワイン・スペクテーター2001年11月15日号にはなんと99ポイントで載っています。86をしのぐ出来映えの様ですね。ではそのコメントを・・・。 　「A tightly wound thoroughbred, with complex nut and biscuit notes playing off a floral freshness. Driving it all is a racy acidity matched by a seamless elegance and innate power that lingers through the persistent ginger-tinged finish. Will age beautifully. Drink now through 2008. 1,200 cases made.」 　　1986年物のコメントです。 ●ワイン・スペクテーター2000年10月30日号のバイイングガイドで「セラーセレクション」に98ポイントで選ばれたのは此の1986年の物です。以下そのコメントを。 　「思わずその場で立ち止まってしまう。このシャンパンは、独創的と言うにふさわしい魅力的な物を持っている。それは、バレルで発酵させたことにより、ココナツ、バニラ、パイナップル、そしてマーマレードのブーケを持ち、信じられないほど豊かな凝縮感を持っている。ピーチ、バニラ、蜂蜜、たんじーるミカン（tangelin)のフレーバーが、実を引き締めるような酸味の覆い被さり、ドライで力強さを持っている。アフターテイストはなかなか立ち去ろうとはせず、スプリングブロッサムとヘーゼルナッツの香りに満ちている。飲み頃は2000〜2006年　1200ケース生産　＄370」 ●また、クリスティーでだしている「ワールド・エンサイクロペディア・オブ・シャンパーニュ＆スパークリングワイン（トム・スティーブンソン著　1998年発行）」のはやや異なったニュアンスの表現がしてありましたのでこちらもご紹介しておきます。 　「このほんの執筆時点では、この1986年のクロ・デ・メニルをリリースしたとは聞かされていない。とは言っても、この1986年の物は1980年の似た性格で、とろけるようなキャラクターを持ち、他のヴィンテージとは明らかに異なった性格を持っている。　

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