目次
William Saintot
ウィリアム・サント
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ |
| 村 | 51160 Avenay-Val-d’Or / アヴネ=ヴァル=ドール [Premier Cru] |
| 所在地 | 4 rue Charles de Gaulle, 51160 Avenay-Val-d’Or (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.champagne-william-saintot.fr/ |
| champagne-william-saintot@wanadoo.fr | |
| SNS | @champagne_william_saintotWilliamSAINTOTChampagne |
| Tel | +33 (0)3 26 52 32 87, +33 (0)3 26 59 09 04(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | le SARL Champagne William SAINTOT |
商品更新情報
2026-09-18 20:38:23 ミレジメ・2018の商品情報を更新しました。
2026-09-18 20:38:23 ラ・コート・ド・シニョンの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
経営母体は「SARL Champagne William Saintot」で、ヴィニュロン・アンデパンダンの会員でもある。生産者番号RM-27332-01のレコルタン・マニピュランとして、栽培から瓶詰めまでをすべて自社で手掛ける一貫生産の姿勢を貫いている。四代にわたり家族で受け継がれてきた経営スタイルは、栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して手掛ける小規模生産者ならではのきめ細かさを可能にしている。
自社畑10.27haは、アヴネ=ヴァル=ドール、ビスイユ、ミュティニーのプルミエ・クリュ(村格付けの上位区分)を中心に、オーブ県のシャンピニヨル=レ=モンドヴィルにも一部区画を持つ。中心となるアヴネ=ヴァル=ドールは起伏に富み南東から南西向きの斜面が広がり、表土はシルト質・粘土質で、その下には砕けた白亜層が控える。この白亜層はミネラル分を保持しつつ水はけを良くする性質を持ち、根が深く張ることで安定した果実味につながる。ビスイユは中程度の深さの粘土質土壌に、より緻密な白亜が重なり、ミュティニーのシルト質土壌はワインに軽やかさを添える。品種構成はピノ・ノワールが85〜90%を占め、シャルドネ7〜10%、ピノ・ムニエ3〜4%、希少品種のアルバンヌとプティ・メリエを合わせて1%という布陣で、ピノ・ノワール主体のスタイルを支えている。「ラ・コート・ド・シニョン」(ロゼ用)、「ル・シャン・エラール」(ピノ・ノワール)、「プロール」(シャルドネ)といった単一区画のキュヴェも手がけ、区画ごとの個性を尊重した栽培・醸造を徹底する。単一区画での仕込みは、同じ村内でも微妙に異なる土壌や日照条件をワインの個性としてそのまま表現する試みである。村ごとに異なる特徴を持つ区画を組み合わせることで、単一畑では出せない複雑みも生み出している。ウィリアムが手がけた接ぎ木苗づくりの経験は、現在の畑にも受け継がれ、健全な樹勢を保つ土台となっている。
シャルドネ区画(約1ha)は2022年からビオロジック農法を実践し、2025年ヴィンテージよりビオロジック認証を取得。残る畑もAB基準を満たす管理を行うが、遠方の区画は慣行農法での栽培を委託しているため認証の対象外となっている。近年はドローンを使った生物学的防除にも試験的に取り組んでいる。化学農薬に頼らない防除手段として、生態系への負荷軽減を目指す取り組みである。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 10.27ha |
| 品種構成 | ピノ・ノワール85〜90%、シャルドネ7〜10%、ピノ・ムニエ3〜4%、アルバンヌ・プティ・メリエ計1% |
| 年間生産量 | 25,000本 |
| オーガニック栽培面積 | 約1ha |
| ブリュット熟成期間 | 最低30か月 |
| ミレジム熟成期間 | 最低60か月 |
| デゴルジュマン後出荷までの最低期間 | 6か月以上 |
醸造方針
収穫はすべて手摘みで行い、区画ごとに選果・圧搾する。搾汁した果汁の85%はオーク樽で、残りはコンクリート製の卵型タンクやステンレスタンクを用いて、区画別に発酵・醸造を行う。発酵には自生の天然酵母のみを使い、1か月にわたって毎日状態を確認しながら、ウイヤージュとバトナージュを2〜3回実施する丁寧な工程を踏む。この地道な管理が、雑味のない澄んだ果実味を引き出す土台となっている。
ブラン・ド・ノワールにはローマ時代のアンフォラを思わせる卵型のコンクリートタンクを使用し、澱が容器内を絶えず循環することで、澱との接触(オートリーズ)を自然に促す。10か月の熟成を経た後は樽やタンクごとに試飲したうえでアッサンブラージュを行い、濾過は一切行わない。瓶詰め後はブリュットで最低30か月、ミレジムでは最低60か月とカーヴでじっくり熟成させ、出荷の最低6か月前にデゴルジュマンを行う。ドザージュは総じて低めに抑えられ、主力はエクストラ・ブリュットが占める。無濾過での瓶詰めは、果実由来の複雑な風味やテクスチャーをそのまま生かすための選択である。長期熟成と控えめなドザージュの組み合わせが、骨格のしっかりした辛口の味わいを生み出している。
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Millésime 2018 / ミレジメ・2018
La Côte de Chignon / ラ・コート・ド・シニョン
Meunier de Mes Grands-pères / ムニエ・ド・メス・グラン-ペール