René Jolly / ルネ・ジョリーは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Landrevilleを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

René Jolly / ルネ・ジョリー

René Jolly

ルネ・ジョリー

ルネ・ジョリーは、コート・デ・バール地区ランドゥルヴィル村で栽培から醸造・熟成までを一貫して手がけるレコルタン・マニピュランです。14haを超える自社畑を家族だけで守り、独自開発のミュズレやプレス機の刷新など醸造技術の革新にも積極的に取り組んできました。

基本情報

地区Côte des Bar / コート・デ・バール
- Barséquanais / バルセカネ
村10110 Landreville / ランドゥルヴィル
所在地10 rue de la Gare, 10110 Landreville (Google Maps)
公式サイトhttps://www.jollychamp.com/
SNS@champagnerenejolly
Tel+33 (0)3 25 38 50 91, +33 (0)3 25 38 30 51(fax)
製造業者種別RM
インポーター有限会社 カリテ・エ・プリ
生産者表記PIERRE-ÉRIC JOLLY, VIGNERON

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特徴・スタイル

ルネ・ジョリーが目指すのは、単一村の畑から生まれる果実味を、時間をかけてまろやかに仕上げる味わいです。搾ったワインはまず澱と共にタンクで、続いて樽でもねかせ、リザーヴワインを厚めに重ねることでヴィンテージごとのぶれを抑えています。マロラクティック発酵は欠かさず行い、角の取れたなめらかな口当たりに仕上げるのも特徴です。上級キュヴェになるほど瓶内での熟成期間を長く取り、時間そのものを味わいに変える丁寧な造りを貫いています。

歴史・ブランドストーリー

一族の名は、1737年の記録にすでに残っています。現在のブランド名は、当主の祖父にあたるルネ・ジョリーの名を受け継いだものです。 その息子エルヴェが経営を継いだ頃から近代化が進み、跨条機や剪定枝粉砕機、膜式プレス機を相次いで導入しました。2000年には現当主ピエール=エリックが10年におよぶ研修を経て後を継ぎ、家族の名であるブランド名をそのまま守る決断を下しています。 継承後も刷新は続き、2001年にはコカール社製の可動式プレス機をフランスで初めて導入。2007年には自ら針金を3本に抑えたミュズレを考案して特許を取得し、2009年には別の醸造用具も共同で開発するなど、製造面での独自色を強めてきました。

詳細

ランドゥルヴィル村に構える自社畑14.26haは、その全てを家族だけで所有し、単一村のぶどうのみで造りを完結させています。土壌は粘土34%・カルシウム37.6%・有機物2.70%を含む粘土石灰質(pH8.2)で、斜面の向きは北東33%、南東28%、北西29%、西10%と幅広く分散しています。植えられている品種はピノ・ノワールが10.61ha(78%)、シャルドネが3.15ha(22%)で、2024年には新たにアルバンヌ0.50haを植樹しました。畑はアン・オート・シャルム、ラ・ギニェル、ル・シュショ、ル・ヴァル・ド・ヴォー、ル・ジョンシュレの5区画に分かれています。2018年にはHVE(高い環境価値)レベル3認証を取得し、化学肥料・殺虫剤を使わない栽培へ切り替えています。

栽培・生産データ
自社畑面積14.26ha
品種構成ピノ・ノワール78%、シャルドネ22%(ほかアルバンヌ0.50haを2024年植樹)
斜面の向き北東33%、南東28%、北西29%、西10%
リザーヴワイン比率40〜75%
熟成カーヴ収容本数12万本(2018年新設)

醸造方針

熟成はまず澱と共にタンクで3〜8か月休ませ、その後樽で2〜5か月置く二段構成です。使用する樽は地元カンファン村産の木材を使った300リットルのオーク樽で、リザーヴワインを40〜75%という高い比率で使うことでヴィンテージを超えた奥行きを生み出しています。マロラクティック発酵は全てのキュヴェで行い、出荷前に加えるリキュールも自社で調製します。動瓶は100%機械式で行う一方、デゴルジュマンは氷を使わない伝統的な「ア・ラ・ヴォレ」方式を守り続けています。プレス機はコカール社製の4,000kg可動式と、伝統的な木製の垂直式を組み合わせて使用しています。2018年には熟成カーヴを新設し、12万本を収容できる体制を整えました。栽培から醸造・瓶詰めまでのすべての工程を、外注を挟まず家族の体制でまかなっています。

受賞・評価

Guide Veron des Champagnes の2016年版・2017年版に自社キュヴェが掲載されています。フランス観光開発機構が2009年に創設した国家認定の観光ラベル「ヴィニョーブル・エ・デクヴェルト」も取得しています。

ラインナップの特徴

ピノ・ノワール単体で仕立てるブラン・ド・ノワールは辛口とやや甘口の2タイプを揃え、シャルドネ単体のブラン・ド・ブランも手がけるなど、単一品種の個性をそのまま伝えるレンジを重視しています。ロゼはアッサンブラージュ方式で赤ワインを15%加えて仕上げる一方、10年に1度だけ、ラ・ギニェルの区画で育てたピノ・ノワールをマセラシオンで色付けするロゼも手がけています。上級キュヴェでは、ピノ・ノワールとシャルドネをほぼ半々で組んだ原酒をコルク栓とアグラフで栓をし、15年にわたり瓶内熟成させる伝統製法も用いています。

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