Leclaire Thiefaine / ルクレール・ティフェンヌは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Mareuil-sur-Aÿを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Leclaire Thiefaine / ルクレール・ティフェンヌ

Leclaire Thiefaine別名:Reynald Leclaire

ルクレール・ティフェンヌ別名:レナルド・ルクレール

ルクレール・ティフェンヌは、コート・デ・ブランのアヴィーズに1878年から根を張るルクレール家の5代目レナルド・ルクレールと妻ヴィルジニー・ティフェンヌが営む家族経営メゾン。シャルドネ主体の希少なブラン・ド・ブランを少量生産する「メゾン・コンフィデンシエル」として知られる。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ
- 51160 Mareuil-sur-Aÿ / マルイユ=シュル=アイ [Premier Cru]
所在地26 rue Sadi-Carnot, 51160 Mareuil-sur-Aÿ (Google Maps)
公式サイトhttp://champagneleclairethiefaine.com/
Mailchampagne.leclaire.thiefaine@wanadoo.fr
SNS@champagneleclairethiefaine
Tel+33 (0)3 26 52 88 65
製造業者種別RM
インポーターYuka Selections
生産者表記REYNALD LECLAIRE

商品更新情報

特徴・スタイル

ルクレール・ティフェンヌが手がけるキュヴェは、そのほとんどが100%シャルドネによるブラン・ド・ブラン。例外はロゼの1キュヴェのみで、アヴィーズやクラマンといったグラン・クリュ由来の澄んだ果実味を、透明感とエレガンスを損なわずに表現することを何より大切にしている。ドサージュは1〜4g/Lと控えめに抑え、一部のキュヴェはオーク製の大樽で数ヶ月かけてじっくり醸造することで、繊細さの奥に穏やかな厚みを重ねている。

歴史・ブランドストーリー

ルクレール家は、コート・デ・ブランの名門アヴィーズに1878年から根を張ってきた歴史あるシャンパーニュ一族である。5代目当主レナルド・ルクレールが家業を継承し、1991年に妻ヴィルジニー・ティフェンヌと結婚したことを機に、両家の名を組み合わせた「ルクレール・ティフェンヌ(Leclaire Thiefaine)」が誕生した。 夫妻は伝統を守りながらも独自の路線を歩み、アヴィーズのグラン・クリュ区画を軸に、極少量生産・限定流通のシャンパーニュを手がけるスタイルを確立していった。現在は実務上の拠点をプルミエ・クリュのマルイユ=シュル=アイに置きつつ、アヴィーズをはじめとするコート・デ・ブランの区画を大切に受け継いでいる。 2人の間に生まれた4人の子供たちも、少しずつキュヴェ造りに関わり始めており、100年以上の歴史を持つ家族経営メゾンは、次の世代へとゆっくり引き継がれようとしている。

詳細

ルクレール・ティフェンヌが所有する自社畑は、シャンパーニュ地方でも屈指のシャルドネの銘醸地として知られるコート・デ・ブランに広がっている。中心となるのは、ルクレール家が1878年以来守り続けてきたアヴィーズのグラン・クリュ区画で、シャンパーニュの格付けで最高位に位置づけられる土地である。加えてクラマンのグラン・クリュ、そしてプルミエ・クリュの区画も保有し、白亜質土壌が育むミネラル感豊かなシャルドネを大切に育てている。ロゼ用にはピノ・ノワールのグラン・クリュ区画も少量所有しているが、畑全体で見るとシャルドネがほぼ全量を占める構成となっている。

収穫は手摘みで行うことを徹底し、房ひとつひとつの状態を見極めながら丁寧に摘み取ることで、果実本来のポテンシャルを損なわないよう配慮している。栽培面積はわずか3haと小規模だが、その分だけ一区画ごとに目が行き届き、区画ごとの個性を丁寧に見極めながら管理できることが強みになっている。現在の実務上の拠点はプルミエ・クリュのマルイユ=シュル=アイに置かれているが、畑の中心はあくまでアヴィーズであり、コート・デ・ブランならではの繊細でミネラリーな個性を最大限に引き出すことが、栽培から醸造まで一貫した哲学となっている。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積3ha
主要品種シャルドネ(ほぼ全量)
熟成期間3〜6年(キュヴェにより幅)
ドサージュ1〜4g/L
キュヴェ数6キュヴェ(番号制)

醸造方針

醸造は、AOPシャンパーニュの規定に忠実に則った伝統的な製法を基本としている。収穫した果実は丁寧に搾汁され、キュヴェごとの個性に応じて仕込みが行われるが、その一部はステンレスタンクではなくオーク製の大樽(foudre)で数ヶ月間じっくりと醸造される。木の樽が生む穏やかな酸化熟成が、シャルドネの持つ繊細な果実味に奥行きと複雑味を与え、単なる透明感だけにとどまらない厚みのある味わいを生み出している。

瓶詰め後の熟成期間はキュヴェによって3年から6年と幅があり、いずれも長期の瓶内熟成を経てからリリースされる。生産量は極めて少なく、ルクレール・ティフェンヌはあえて広く流通させることを目指さず、限られた本数を丁寧に届ける「メゾン・コンフィデンシエル」としての姿勢を貫いている。この希少性こそが、同メゾンのキュヴェを唯一無二の存在にしている。

ラインナップ構成

現行のキュヴェは、番号を冠した6種のラインナップとして展開されている。ひとつひとつのキュヴェに固有の個性を持たせながら、全体としては「メゾン・コンフィデンシエル」、すなわち知る人ぞ知る隠れた名匠という佇まいを大切にしている。広告や大量流通を追い求めるのではなく、極めて少量の生産を貫くことで、ボトル一本一本に手をかけられる規模感を保っているのが、このメゾンらしいものづくりの姿勢といえる。こうした稀少性は、シャンパーニュ愛好家やコレクターにとって特別な価値となっており、出会えたボトルを大切に味わいたくなるような特別感を演出している。

受賞歴

ルクレール・ティフェンヌのキュヴェは、国際的なワインコンクールで複数のキュヴェが金メダルを獲得するなど、高い評価を受けている。極少量生産のメゾンでありながら国際舞台でも着実に実力を示している。こうした場での支持は、一過性の評価にとどまらない、実力に裏打ちされた信頼の証といえる。

海外展開

フランス国内ではランスをはじめとする北フランスのミシュラン二つ星レストラン複数店でオンリストされているほか、海外の著名なホテルやバー、レストランでも採用されている。輸出先は限られるものの、行く先々で「メゾン・コンフィデンシエル」の名にふさわしい丁寧な扱いを受けており、少量生産ながら世界の一流の現場で認知されるメゾンへと成長している。こうした実績は、量ではなく質と稀少性を重視するルクレール・ティフェンヌの姿勢を裏付けるものとなっている。

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