Francis Boulard / フランシス・ブラールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Cauroy-lès-Hermonvilleを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
本サイト「シャンパンが好き! - シャンパン専門サイト」は、複数の企業と提携しており、記事内・商品一覧内のリンクを経由してご購入いただいた場合、運営者に報酬が支払われることがあります。読者の方の購入金額に追加負担は生じません。 ※運営者情報・サイトポリシーはこちら

目次

Francis Boulard / フランシス・ブラール

Francis Boulard別名:Francis Boulard et Fille

フランシス・ブラール別名:フランシス・ブラール・エ・フィス

フランシス・ブラールは、シャンパーニュ北部のサン・ティエリ地区を拠点とする家族経営メゾンです。畑は有機・ビオディナミ栽培で育て、区画ごとに分けて醸造する手法を貫き、多くのキュヴェを無補糖のブリュット・ナチュールで仕上げることで、テロワールそのものの味わいを瓶に閉じ込めています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Massif de Saint-Thierry / マッシフ・ド・サン・ティエリー
村51220 Cauroy-lès-Hermonville / コロワ=レ=エルモンヴィル
所在地Route Nationale RD 944, 51220 Cauroy-lès-Hermonville (Google Maps)
公式サイトhttps://francis-boulard.com/
Mailcontact@francis-boulard.com
SNS@francisboulardetfillechampagne
Tel+33 (0)3 26 61 52 77
設立2009
製造業者種別NM
インポーターテラヴェール株式会社
アンパティ - 京都空罐工業株式会社
生産者表記SARL Francis Boulard

商品更新情報

特徴・スタイル

フランシス・ブラールが目指すのは、畑の個性をそのまま映し出すワインです。区画ごとに収穫・搾汁・醸造を分ける「比較醸造」を実践し、単一区画・単一年のミレジメ・キュヴェを数多く手がけます。多くはドサージュを加えないブリュット・ナチュールで、ミネラル感と輪郭のはっきりした酸が前面に出るスタイルです。現当主デルフィーヌ・ブラールのもとでは、父フランシスが築いた骨格を土台にしながら、より快活で親しみやすい表情も加わってきているとされる。

歴史・ブランドストーリー

物語は1952年、レイモン・ブラールがマルヌ渓谷の畑で醸造・元詰めを始めたことに始まる。1964年から65年にかけて、一家はマッシフ・ド・サン・ティエリーの珪質土壌に自社畑を初めて植樹し、1973年には弟フランシスらと「ブラール・フレール」を設立した。 栽培を任されたフランシスは、より自然でクリーンなワイン造りを志向するようになる。2000年に有機栽培へ転換して樽熟成を再導入すると、祖父母から受け継いだ月暦栽培の記憶からビオディナミにも傾倒し、2004年にはEcocert認証を取得した。2003年に加わった娘デルフィーヌが徐々に経営を継承し、2009年には「シャンパーニュ・フランシス・ブラール・エ・フィス」として独立。2018年に両親が引退した後は、デルフィーヌが当主として舵を取り、2019年には息子クアンタンも加わって、次世代へとバトンがつながれている。

詳細

フランシス・ブラールの自社畑は3haで、モンターニュ・ド・ランス北部に位置するマッシフ・ド・サン・ティエリーのコルミシーを中心に、マルヌ渓谷のベルヴァル=ス=シャティオン、キュシュリー、本拠地コロワ=レ=エルモンヴィル、さらにグラン・クリュ村のマイィ=シャンパーニュにも点在する。コルミシーの畑は珪質石灰土壌で、向きは主に東北東、マルヌ渓谷側の区画は南向きとなる。畑がこうして複数の地区に分散しているのは、レイモン・ブラールが1952年にマルヌ渓谷で元詰めを始め、1960年代にサン・ティエリーへ自社畑を広げていった一家の歩みそのものを映している。

現在は当主デルフィーヌ・ブラールのもと、父フランシスが築いた有機・ビオディナミの畑仕事が受け継がれている。栽培から醸造、瓶詰めまでを一貫して家族と少人数のチームで手がける小規模な体制は、区画ごとの違いを丁寧に汲み取ることを可能にしている。

畑の管理は2001年から除草剤・化学合成物質を排した栽培へ移行し、2004年のEcocert認証取得を経てビオディナミ栽培へと進んだ。月暦に沿った作業を実践し、剪定は短梢仕立てで収量を抑え、緑摘みはほとんど行わない。畑のおよそ3分の2はマサル・セレクション、すなわち自根選抜株で構成されている。

年に4〜6回、収穫後の秋から春〜7月にかけて軽い耕起を行い、自然な下草を管理する。防除には硫黄やボルドー液に加え、プレルや柳、イラクサ、バレリアン、シリカといったビオディナミ調合剤を用いる。台木はシャルドネにSO4、ピノ種には41Bと3309を使い分けている。

主要区画には、珪質石灰土壌に位置しキュヴェ・ペトラエア用のブドウを産む「レ・ミュルテ」、1967年植樹で樹齢53年に達するシャルドネ100%の「レ・ラシャ」、そしてピノ・ノワール60%とシャルドネ40%を植えミレジメ・キュヴェに用いられる「ル・ミュルテ」区画がある。それぞれ土壌や樹齢の異なるこれらの区画を分けて栽培・収穫することが、区画別の醸造につながっている。

栽培・醸造データ
項目数値
自社畑面積3ha
品種構成シャルドネ30%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ40%
平均樹齢約35年(一部区画は約53年)
圧搾機容量約2,000kg
醸造樽の平均樹齢約12年
レゼルヴワイン追加比率毎年約50%

醸造方針

収穫は酸度よりも糖度を優先し、自然アルコール度数10%以上を目安に行う。収穫したブドウは容量約2,000kgの膜圧搾機で繊細に搾られ、モストは圧搾の段階から区画・テロワール・品種ごとに細かく分画される。この「区画別・比較醸造」と呼べるアプローチが、単一区画・単一年を名乗る数々のキュヴェの土台となっている。

亜硫酸添加は最小限にとどめ、自生酵母による自然な発酵が始まるのを待つ、非介入主義的な造りが貫かれている。発酵・熟成の器を細かく使い分けることで、それぞれのキュヴェに合った質感を引き出そうとしている点も特徴のひとつだ。

発酵には20hLのフードル、5〜6hLのドゥミ・ミュイ、ブルゴーニュ樽228Lやシャンパーニュ「ピエス」205Lなど、平均樹齢約12年の古樽が使い分けられる。澱を細かく残した状態で醸造し、月暦の「果実の日」や「花の日」に合わせて月次のバトナージュを行うことで、穏やかな酸化熟成としなやかな質感を引き出す。瓶詰めとデゴルジュマンは自社で行い、多くのキュヴェはドサージュを加えないブリュット・ナチュールに仕上げられる。

レゼルヴ・ペルペチュエル方式を用いるキュヴェ・ペトラエアは、毎年最新の収穫を約50%の割合で継ぎ足すソレラに近い運用が特徴で、2012年には有機体制のもとで新たにスタートした。

ドメーヌでの滞在

本拠地であるドメーヌ・フランクールでは、シャンブル・ドットと呼ばれる民泊も併設して運営されており、畑や醸造の現場を間近に感じながら滞在できる環境が整えられている。

詳細を閉じる

キュヴェ一覧

グラン・クリュ・マイィ・シャンパーニュ Grand Cru Mailly-Champagne

Grand Cru Mailly-Champagne / グラン・クリュ・マイィ・シャンパーニュ

5.0(1件)
ブラン・ド・ブラン ドザージュ:Extra Brut 3-5 g/l / Brut Nature 0 g/l シャルドネ 10% ピノ・ノワール 90%
最安値 ¥9,130 〜(750ml) ショップ:ワインショップ フィッチ
楽天市場調べ・2026/10/05時点/価格は変動します
PR
楽天市場で買う
この商品の他の取扱い(1件)
タカムラ ワイン ハウス 在庫あり 750ml ¥15,800 楽天
ペトラエ Petraea

Petraea / ペトラエ

ドザージュ:Brut Nature 0 g/l シャルドネ 20% ピノ・ノワール 60% ピノ・ムニエ 20%
最安値 ¥9,570 〜(750ml) ショップ:ワインショップ フィッチ
楽天市場調べ・2026/10/05時点/価格は変動します
PR
楽天市場で買う
この商品の他の取扱い(3件)
酒宝庫 MASHIMO 在庫あり 750ml ¥15,583 楽天
WINE NATION 楽天市場店 在庫あり 750ml ¥15,583 楽天
トスカニー イタリアワイン専門店 在庫あり 750ml ¥16,654 楽天

画像集