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Domaine de Bichery
ドメーヌ・ド・ビシュリー
基本情報
| 地区 | Côte des Bar / コート・デ・バール - Barséquanais / バルセカネ |
| 村 | 10250 Neuville-sur-Seine / ヌービル=シュル=セーヌ |
| 所在地 | 92 grande rue, 10250 Neuville-sur-Seine (Google Maps) |
| 公式サイト | https://www.domainedebichery.com/ |
| 設立 | 2015 |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | ヴィヴィット |
| 生産者表記 | DOMAINE DE BICHERY |
商品更新情報
2026-07-04 14:45:26 ラ・スルスの商品情報を更新しました。
2026-07-04 14:45:26 レ・フォンティーヌの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ドメーヌ・ド・ビシュリーは、コート・デ・バール地区バルセカネのヌービル=シュル=セーヌを拠点とする家族経営の独立系グロワー。当主ラファエル・ピコネが2013年に両親から継承した畑は、祖父シャルルが1970年代末から急斜面に開いてきたもので、シャルル自身が優良株から選び抜いたマサル・セレクション由来の古木も残る。ラファエルは現在もこの原木から穂木を採取し、新植の際に用いている。
自社畑はヌービル=シュル=セーヌと隣接するジェ=シュル=セーヌにまたがる8〜10区画に分散し、土壌はキンメリジャン期の粘土石灰質を主体に、一部でポートランディアン期の石灰岩・粘土も見られる。最古・最急斜面の区画「アン・ヴァル・デュ・クロ」は、晩霜対策として上部にシャルドネ、下部に耐寒性の強いピノ・ノワールを混植した特徴的な畑だ。ほかにも個性的なピノ・ノワールを産む「ラ・フォンテーヌ・デュ・ノワイエ」、ピノ・ノワール優勢のエリアにありながらシャルドネを植える「アンヴェル・ド・ヴァル・メントラ」など、区画ごとに異なる個性を持つ。
除草剤・殺虫剤は一切使用せず、全区画で年1回の手作業除草を行うほか、近隣農家から譲り受けた厩肥を10ヶ月かけて堆肥化し施用する。2016年1月から有機栽培への転換を開始し、2019年2月にエコセールの認証を正式取得した。有機認証グロワーの団体「Association des Champagnes Biologique」に参加するほか、2020年からはレコルタン生産者グループ「Des Pieds et des Vins」にも加盟している。栽培品種はピノ・ノワールとシャルドネを中心に、近年はピノ・ムニエの単独区画化も進み、現在は3品種体制となっている。こうした地道な取り組みが、畑の生態系と土壌の健全さを次世代へつなぐ土台となっている。
| 設立年 | 2015年 |
|---|---|
| 自社畑面積(2020年前後) | 約7ha |
| 自社畑面積(2023年以降) | 8.5ha |
| 区画数 | 8〜10区画 |
| 栽培品種数 | 3品種 |
| 樽熟成比率 | 3〜4割程度 |
| 有機転換開始 | 2016年1月 |
| 有機認証取得 | 2019年2月 |
| デビュー・ヴィンテージ生産量(2015年) | 4,680本 |
| 生産量(2020年ヴィンテージ) | 約12,500本 |
醸造方針
すべてのキュヴェは単一ヴィンテージで、レゼルブワインを用いず区画ごと・年ごとに個別醸造するのが基本方針。天然酵母による自然発酵とマロラクティック発酵を経て、使用済みのブルゴーニュ樽(全体の3〜4割程度)とステンレスタンクを併用して熟成させる。冬季の自然低温を利用して酒石を安定させ、多くのキュヴェはノンフィルター・ノンコラージュ、ゼロドザージュ(ブリュット・ナチュール)、亜硫酸無添加で仕上げている。
デビュー・ヴィンテージはわずか4,680本というごく小さな仕込みだったが、その後生産規模は着実に拡大しており、2020年ヴィンテージ時点で約12,500本まで伸びている。
ラインナップの幅
リリースするキュヴェは、複数区画のピノ・ノワールとシャルドネ(近年はピノ・ムニエも)をアッサンブラージュしたスタンダードキュヴェを軸に、単一品種で仕上げるブラン・ド・ノワールとブラン・ド・ブラン、赤ワインを一部加えて仕立てるロゼまで幅広い。中でも最古の区画「アン・ヴァル・デュ・クロ」ではシャルドネとピノ・ノワールを混植・共醗酵させたキュヴェをごく少量だけ仕込んでおり、区画そのものの個性を映す象徴的な一本となっている。
受賞歴・国際評価
Club Oenologique誌の「2025年グロワー・シャンパーニュ・レポート」で高い評価を受けたほか、Master of Wineが運営する生産者データベースにも掲載され、レコルタン・マニピュラン(RM)としての生産者ステータスが確認されている。地元ヌービル=シュル=セーヌでも、無農薬・低介入の姿勢を貫く注目の造り手として知られている。設立からわずか10年ほどで、家族経営の小さなグロワーから地域を代表する注目株へと成長を遂げつつある。
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