Merlaut / メルロー

メルローは、ヴィトリャ地区に属するオートル・クリュの小村。総栽培面積わずか6.70 haながら、栽培品種はシャルドネ100%という純粋な白ブドウの産地だ。グラン・クリュもプルミエ・クリュも存在しないヴィトリャにあって、シャルドネ一本に絞ったその潔さが際立つ。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Vitry-le-François
郵便番号 : 51300
面積 : 5.04 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Vitry-en-Perthois, Plichancourt, Outrepont, Saint-Quentin-les-Marais, Changy,

「Merlaut」のぶどう畑

テロワールVitryat
格付け84% Autre Cru [?]
栽培面積6.7 ha
- Chardonnay6.7 ha (100%)
- Pinot Noir0 ha (0%)
- Pinot Meunier0 ha (0%)
- その他0 ha (0%)

特徴

シャルドネ100%の産地ゆえ、メルローのシャンパンは白い果実と柑橘系の爽やかさを軸に据えたスタイルが基本となる。ヴィトリャ地区はグラン・クリュやプルミエ・クリュを持たないオートル・クリュのみの地域だが、コート・デ・ブランと同様にシャルドネを核に置く白ブドウの郷として、素直でクリーンな酸味の酒質を生む。生産規模が小さく、村の畑は実質的に地元グロワーの手に委ねられているため、大量生産品では得られない個性のある一本に出会える可能性がある。シャルドネ好きで、有名産地以外の素朴な産地を掘り下げたい飲み手にとって、興味深い発見の場となるだろう。

テロワール

メルローの畑はコミューン北部、シャンジーとの境界付近に集中している。標高97〜166mの丘陵地帯で、村の北側には「Côte aux Poiriers(ポワリエの丘)」と「Côte de Boulémont(ブーレモンの丘)」という二本の尾根が走り、北部の高地と南部の平原を隔てている。南向きの緩やかな斜面に整備された畑は、冷涼な北風を尾根に遮られながら日照を確保できる恵まれた立地だ。南部低地にはSaulx川とChée川が流れ、Chée川はコミューン北東側の境界をなしながらヴィトリー=アン=ペルトワでSaulx川に合流する。ヴィトリャ地区15のオートル・クリュのなかで、全面積をシャルドネのみで占める村はわずか4村にすぎない。メルローはそのひとつとして、地区内でも際立って純粋な白ブドウ産地の地位を保っている。南向き斜面がもたらす安定した日照と川沿い低地からの穏やかな湿潤気流が、シャルドネの成熟を着実に後押しする。

詳細

メルローはマルヌ県南東部、Grand Est地域に属するシャンパーニュAOCのコミューンで、ヴィトリー=アン=ペルトワの北東約7〜9kmに位置する。コミューン総面積は504 haに上るが、ブドウ畑はわずか6.70 haにとどまる小規模な村だ。隣接するコミューンは北西のSaint-Quentin-les-Marais、北東のシャンジー、東のOutrepont、南東のPlichancourt、南西のヴィトリー=アン=ペルトワである。

テロワール

畑はコミューン北部のシャンジーとの境界付近、南向きの緩やかな斜面上に集中している。村北部には「Côte aux Poiriers(ポワリエの丘)」と「Côte de Boulémont(ブーレモンの丘)」という二本の尾根が走り、北からの冷気を遮りながら日照を確保する。コミューン南部の低地はSaulx川とChée川に潤され、Chée川はコミューン北東側の境界をなしながらヴィトリー=アン=ペルトワでSaulx川に合流する。栽培面積は1997年の3 haから2013年には6.70 haへと倍増以上に拡大した。全面積がシャルドネ100%で構成され、ヴィトリャ地区15のオートル・クリュのうちシャルドネ100%はわずか4村に限られ、メルローはその一角を占める。コート・デ・ブランの南東に連なる白ブドウ産地として、エシェル・デ・クリュ84%ながらシャルドネ一本に特化した純粋さが、この小さな村の個性となっている。

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「Merlaut」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報