Barzy-sur-Marne / バルジー=シュル=マルヌ
基本情報
| 地域圏(Région) | Hauts-de-France |
| 県(Département) | Aisne |
| 区(Arrondissement) | Château-Thierry |
| 郵便番号 : | 02850 |
| 面積 : | 7.55 km2 |
| 隣接するクリュ(Coomune) | |
| Courtemont-Varennes, Trélou-sur-Marne, Passy-sur-Marne, Jaulgonne, Le Charmel, |
「Barzy-sur-Marne」のぶどう畑
| テロワール | Vallée de la Marne - Terroir de Condé |
| 格付け | 85% Autre Cru [?] |
| 栽培面積 | 111.6 ha |
| - Chardonnay | 18.8 ha (16.8%) |
| - Pinot Noir | 32.7 ha (29.3%) |
| - Pinot Meunier | 60.1 ha (53.9%) |
| - その他 | 0 ha (0%) |
特徴
テロワール
詳細
バルジー=シュル=マルヌは、フランス北部エーヌ県に位置するシャンパーニュオートル・クリュのコミューン。ヴァレ・ド・ラ・マルヌの中でもとりわけ西寄りに位置する「テロワール・ド・コンデ」サブリージョンの一翼を担い、シャトー=ティエリの東約15km、ランスの南西約35kmにある。マルヌ川右岸沿いの村で、コミューン面積755ha(7.55 km²)のうちぶどう畑は111.6haを占め、残りの大半は森林だ。行政上の中心は1923年にハムレットのマルシイへ移転したが、コミューン名は「バルジー=シュル=マルヌ」のまま変わっていない。
テロワール
畑は本村バルジー=シュル=マルヌ、マルシイ、ロゼの各集落上方の斜面に展開し、西隣のジョルゴンヌ、東隣のトレルー=シュル=マルヌ、南のパッシー=シュル=マルヌの畑と連続するブロックを形成している。斜面の向きは主に南西〜西向きで、マルヌ川に向かって開けた地形が安定した日射量を確保する。標高は62〜231mにわたり、斜面によって露出する地層も微妙に異なる。 土壌はエーヌ県南部のマルヌ川流域に典型的な粘土石灰岩質。粘土層が水分を保持してぶどうの根を支え、石灰岩が果実にミネラル感を与える構造で、特にピノ・ムニエとの相性が良いとされる。ピノ・ムニエは畑全体の約54%を占め、ピノ・ノワール(約30%)とシャルドネ(約16%)がこれに続く。
主要生産者
バルジー=シュル=マルヌの生産者の大半は家族経営の小規模レコルタン・マニピュラン(RM)だ。大手メゾンへのぶどう供給も行いながら、自社ブランドでヴィンテージ表記のキュヴェを展開する生産者が複数いる。
- Faÿ Michel(RM)― ヴィンテージ品を2種展開するレコルタン・マニピュラン。「Médaille d'Or」は3品種を各3分の1ずつブレンドしたキュヴェで、「Cuvée Alexandre」はシャルドネ50%・ピノ・ノワール50%構成のより引き締まったスタイル。
- Berjot Fils(RC)― バルジー=シュル=マルヌとパッシー=シュル=マルヌにまたがって5haを超える畑を所有。ヴィンテージ品はシャルドネ60%・ピノ・ノワール30%・ピノ・ムニエ10%という、このサブリージョンでは珍しいシャルドネ主体の構成を採用している。
- Lévêque Dehan(RM)― ピノ・ムニエ70%・ピノ・ノワール15%・シャルドネ15%というテロワールの品種比率を素直に映したヴィンテージ品を手がけるレコルタン・マニピュラン。
- Lagrave-Boulogne(RC)― 隣村のジョルゴンヌ名義での販売も一部行う生産者。
歴史と集落
バルジー=シュル=マルヌの歴史は中世にさかのぼり、16世紀にはヴァンドーム公爵夫人の支配下に置かれた記録が残る。バルジー=シュル=マルヌ、マルシイ、ロゼの3集落はかつてそれぞれマルヌ川に石材輸送用の港を持っており、川沿いの交易拠点として機能していた。南のクルトモン=ヴァレンヌとともにマルヌ川の流通網を支えた村のひとつでもある。コミューン内には13世紀建立のサン・テロワ教会と城公園がフランスの歴史建造物に指定されており、静かな農村景観の中に中世の面影が残る。
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