目次
レゼルヴ・ブリュットBlanc de Blancs
ブラン・ド・ブランRosé de Saignée
ロゼ・ド・セニエGrand Cru Mailly Champagne
グラン・クリュ・マイィ・シャンパーニュPrestige Tradition
プレステージ・トラディションMillésimé
ミレジメRosé millésimé
ロゼ・ミレジメCuvée Petraea
キュヴェ・ペトレアAnnée de la Comète
アネ・ド・ラ・コメットLes Rachais
レ・ラチャイRéserve Brut Nature
レゼルヴ・ブリュット・ナチュール 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Raymond Boulard
レイモン・ブラール
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Massif de Saint-Thierry / マッシフ・ド・サン・ティエリー |
| 村 | 51220 Cauroy-lès-Hermonville / コロワ=レ=エルモンヴィル |
| 所在地 | Route Nationale 44, 51220 Cauroy-lès-Hermonville (Google Maps) |
| 公式サイト | http://www.champagne-boulard.fr/ |
| Tel | +33 (0)3 26 58 12 08 +33 (0)3 26 61 50 54, +33 (0)3 26 61 54 92(fax) |
| 設立 | 1792 |
| 製造業者種別 | NM |
| 生産者表記 | RAYMOND BOULARD et FILS |
商品更新情報
2019-09-08 11:45:34 レゼルヴ・ブリュット・ナチュールの商品情報を更新しました。
2019-06-07 01:16:29 レゼルヴ・ブリュットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
家系をたどれば記録は1792年にまで遡り、6〜7代にわたって受け継がれてきた家族経営がレイモン・ブラールの基盤にある。自社畑は、マッシフ・ド・サン・ティエリー、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、モンターニュ・ド・ランスという性格の異なる3つのエリアに分散し、合計で約3haを所有している。中心となるのはマッシフ・ド・サン・ティエリーのコルミシー村周辺で、珪質石灰岩の土壌に「レ・ミュルテ」「レ・ラシェ」といった歴史ある区画が広がる。主に東北東を向く斜面がゆるやかな冷涼感を畑にもたらし、繊細な酸を保つ果実を育んでいる。
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ側では、パラディ村ベヴァル集落やキュシュリー村に畑を構える。歴史的にはレイモン・ブラールが最初に手がけた土地でもあり、こちらは南向きの陽当たりのよい斜面が特徴で、果実がしっかりと熟すのが強みだ。さらにグラン・クリュ格付けを持つモンターニュ・ド・ランスのマイィ=シャンパーニュにも粘土石灰質土壌の区画を保有し、力強さを備えたブドウが得られる。平均樹齢は35年に達し、シャルドネ30%、ピノ・ノワール30%、ピノ・ムニエ40%という構成で、3つの土地の違いがそのままキュヴェの個性へとつながっている。
栽培は2001年、コルミシー村の畑の一部で除草剤や化学合成農薬を使わない取り組みから始まり、2004年にはエコセール認証を取得してビオディナミの実践を本格化させた。プレパラシオンと呼ばれるプレル・柳・イラクサ・ヴァレリアン・シリカなどの調合剤を、月齢暦に合わせて畑に施している。短梢剪定によって自然に収量を抑え、グリーンハーベストはほとんど行わない。畑の約3分の2はクローン苗ではなくマサル・セレクション由来の樹で構成され、遺伝的な多様性に富んだ古い樹々が受け継がれている。土壌を健全に保つため、耕耘も年に4〜6回欠かさず行われている。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 約3ha |
| 平均樹齢 | 35年 |
| 品種構成 | シャルドネ30%/ピノ・ノワール30%/ピノ・ムニエ40% |
| マサル・セレクション由来比率 | 畑の約3分の2 |
| 年間耕耘回数 | 4〜6回 |
| 認証取得年 | 2004年(エコセール) |
| 使用樽平均樹齢 | 12年 |
| ドサージュ(ブリュット・ナチュール) | 0g/L |
醸造方針
収穫は酸度の数値よりも果実そのものの完熟度を重視したタイミングで行われ、収穫後は速やかに膜圧搾機へと運ばれる。区画・品種ごとに搾汁を細かく分けることで、それぞれの個性を最後まで保ったまま醸造できる体制を整えている。亜硫酸の添加は最小限にとどめる非介入主義的な方針のもと、自生の野生酵母によるアルコール発酵とマロラクティック発酵を経て、澱とともにじっくりと熟成させる。バトナージュは月に1回、月齢暦の「果実の日」や「花の日」に合わせて行われ、ワインの質感に丁寧に向き合う姿勢がうかがえる。こうした一つひとつの選択には、畑ごとの個性を最後まで損なわずに瓶へと届けたいという醸造哲学が貫かれている。
熟成・瓶詰め
発酵・マロラクティック発酵の器には、フードルやドゥミ・ミュイ、平均樹齢12年ほどの古樽(ブルゴーニュ樽やシャンパーニュ・ピエス)が用いられている。単一区画のキュヴェはオーク製フードルで熟成され、瓶内二次発酵の圧力を通常よりも低く抑えることで、繊細な泡立ちを生み出している。ドゥミ・ミュイやフードルは緩やかな酸化熟成をもたらしつつも、樽由来の香りは控えめに抑えられ、あくまで果実と土壌の個性を主役にする狙いがある。瓶詰めとデゴルジュマンはすべて自社で行われ、ブリュット・ナチュール表記のキュヴェはドサージュ0g/Lに設定されている。
評価
権威あるワインガイドでは、レイモン・ブラールのラインナップ全体が高水準で洗練され、複雑さを備えていると評されている。区画や品種を細やかに読み解き、非介入主義を貫く醸造スタイルは、専門家の間でも一貫した評価を得ており、単発のヒット作ではなくレンジ全体の底上げとして評価されている点が特徴だ。派手さよりも土地の個性を丁寧に映し出す姿勢が、毎日の食卓に自然と馴染む懐の深さにつながっている。
詳細を閉じるキュヴェ一覧
Réserve Brut / レゼルヴ・ブリュット
Grand Cru Mailly Champagne / グラン・クリュ・マイィ・シャンパーニュ
Prestige Tradition / プレステージ・トラディション
Cuvée Petraea / キュヴェ・ペトレア
Année de la Comète / アネ・ド・ラ・コメット