目次
Laurent Bénard
ローラン・ベナール
基本情報
| 地区 | Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ - Grande Vallée de Marne / グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌ |
| 村 | Aÿ-Champagne / アイ=シャンパーニュ - 51160 Mareuil-sur-Aÿ / マルイユ=シュル=アイ [Premier Cru] |
| 所在地 | 23 rue Duval Mareuil-sur-Aÿ, 51160 Aÿ (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-laurentbenard.fr/ |
| SNS | @champagnelaurentbenard |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 有限会社アルコトレード トラスト 株式会社Grando(旧:アモレア株式会社) アンパティ - 京都空罐工業株式会社 |
| 生産者表記 | EARL VIGNOBLE DES SEPT ARPENTS, MAREUIL-SUR-AY |
商品更新情報
2026-08-29 15:08:23 ヴァンダンジュ・ブラン・ド・ノワールの商品情報を更新しました。
2026-06-10 18:02:46 ヴィブラティスの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ローラン・ベナールは、EARL Vignoble des Sept Arpentsという法人のもとでレコルタン・マニピュラン(RM)として活動する家族経営メゾンである。拠点はマルイユ=シュル=アイの23 rue Duvalに置かれ、この畑名義は看板キュヴェ「La Clé des Sept Arpents」の名の由来にもなっている。
当主ローランは微生物学エンジニアという経歴を持ち、感性と理性の双方からシャンパーニュ造りに向き合う。「ビオは手段であって目的ではない。私にとっての目的は品質だ」という言葉には、栽培哲学の核心が凝縮されている。
自社畑はマルイユ=シュル=アイ、アヴネ=ヴァル=ドール、ミュティニーの3村にまたがるプルミエ・クリュ格の区画に広がり、全区画がビオロジック農法で栽培されている。土壌は粘土石灰質で下層に白亜(craie)を持ち、畑の大部分は南向きの斜面に位置する。なかでもマルイユ=シュル=アイ内の主要区画「ル・パルク」は、軽めの粘土石灰質土壌と白亜の下層、南東向きの緩やかな斜面という立地を持ち、単一区画キュヴェの舞台にもなっている。自社畑面積は公式サイトによれば3.45ha、資料によっては2.5haとする記載もある。
取得した認証は各キュヴェのラベルに「Certifié Bio」として明記され、消費者が一目でその栽培方針を確認できるようになっている。四代にわたって受け継がれてきた自社畑は、ローランとシャルルの手によって次の世代へと引き継がれようとしている。
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 自社畑面積 | 3.45ha |
| ピノ・ノワール | 2.17ha |
| シャルドネ | 0.45ha |
| ムニエ | 0.82ha |
| 栽培認証 | ビオロジック認証 |
醸造方針
当主ローランは1995年、従来の栽培・醸造の精度に限界を感じたことをきっかけに、ECOCERT認証基準に沿ったビオロジック栽培の試験を開始した。2010年からは亜硫酸を添加しない醸造(sans soufre ajouté)に取り組み、ビオディナミの考え方や生態系への配慮を重ねながら、できる限り人の手を加えない低介入型のスタイルを確立している。仕込みの際はジュースごとの個性に応じて木樽・ホーロータンク・ステンレスタンクを使い分け、ワイン本来の純粋さを損なわないことを重視する。
ノン・ヴィンテージの主力キュヴェ「La Clé des Sept Arpents」は、2012年に始めたペルペチュエル・リザーブ(累加式のリザーブワイン)をシェーヌ材のフードルで熟成させて用いる。黒ブドウ由来のキュヴェでは、マルイユ=シュル=アイ、ミュティニー、アヴネ=ヴァル=ドール産の複数のピノ・ノワールをマセラシオン(醸し)でアッサンブラージュする手法も採り入れている。2010年に初めて無添加SO2醸造へ挑んだ際の最初のキュヴェは「ヴィブラト」と名付けられ、現在は「Vibratis」としてラインナップの中核をなしている。
2020年、農学と醸造学の学位を持つ息子シャルルが収穫に加わり、以後はローランと共に醸造に携わっている。二代にわたる知見が重なることで、伝統的な栽培の記憶と最新の科学的アプローチの両方を反映した造りが続けられている。
ラインナップは、ヴィンテージごとの最良キュヴェを精選し無添加SO2で仕込む「Vibratis」、リザーブワインを重ねる「La Clé des Sept Arpents」、単一区画でムニエを主体とする「Le Parc」、複数村のピノ・ノワールをマセラシオンで仕上げる「Rouge de Noirs」、黒ブドウ品種を主体に毎年ヴィンテージで造る「Vendange Blanc de Noirs」の5種で構成される。いずれもブリュット・ナチュールまたはエクストラ・ブリュットの低ドザージュ帯に位置し、テロワールの輪郭をそのまま伝えるスタイルで統一されている。
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