目次
Dumangin J.Fils別名:Jacky Dumangin,J. Dumangin
デュマンジャン・J.フィス別名:ジャッキー・デュマンジャン,J.デュマンジャン
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Chigny-les-Roses / シニー=レ=ロズ [Premier Cru] |
| 所在地 | 3 rue de Rilly, 51500 Chigny-les-Roses (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-dumangin.fr/ |
| info@champagne-dumangin.fr | |
| SNS | @champagnedumangin |
| Tel | +33 (0)3 26 03 46 34, +33 (0)3 26 03 45 61(fax) |
| 製造業者種別 | NM |
| 生産者表記 | J. Dumangin Fils - F 51500 Chigny-les-Roses |
商品更新情報
2026-09-28 08:44:24 ブリュット・17の商品情報を更新しました。
2026-06-07 16:25:25 ブリュット・17の商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
デュマンジャン・J.フィスは、グランド・モンターニュ・ド・ランス北麓、プルミエ・クリュに格付けされるシニー=レ=ロズを拠点とするシャンパーニュハウス。一族は17世紀半ばからこの地でブドウ栽培に携わってきた歴史を持ち、当主ジル・デュマンジャンが自社畑・醸造の全工程を単独で統括する体制を取っている。生産方式としては、栽培から瓶詰めまでの一貫生産を軸としており、外部から購入したブドウに依存しない造りが特徴として挙げられる。
自社畑はシニー=レ=ロズ、タイシー、リリー=ラ=モンターニュの3村にまたがる29区画・計10haで構成される。品種構成はピノ・ムニエが約34%、ピノ・ノワールが約33%、シャルドネが約33%とほぼ均等に配分されている。土壌は平均して粘土が約80%、チョークが約20%を占め、区画によってはチョーク100%の土地もある。除草剤・殺虫剤を使わず全面耕耘を行う栽培方針を採り、有機認証こそ取得していないものの、有機栽培に準じた精神で畑を管理しながら、必要に応じて減農薬や持続可能農法(リュット・レゾネ)へ柔軟に立ち返る姿勢を保っている。収穫はすべて手摘みで行い、18〜20kgの小型コンテナに収めたのち、圧搾前に数時間から一晩かけて低温で安定化させる工程を経る。
| 項目 | データ |
|---|---|
| 自社畑面積 | 10ha(29区画) |
| 品種構成 | ピノ・ムニエ約34%/ピノ・ノワール約33%/シャルドネ約33% |
| 土壌 | 粘土約80%・チョーク約20%(平均) |
| 保有タンク数 | 約80基 |
| ノン・ヴィンテージ熟成期間 | 最低3年 |
| ミレジメ熟成期間 | 9年以上 |
| プレステージ・キュヴェ熟成期間 | 10年以上 |
| ドサージュ | 0〜4g/L |
| 輸出比率 | 約95% |
醸造方針
圧搾はPAM・コカール式の高品質圧搾機を用い、29区画をひとつずつ個別に搾汁したうえで、約80基の小型ステンレスタンクに区画ごとに仕込む。この区画別醸造の徹底により、畑ごとの個性を最後まで見失わない造りを可能にしている。2012年には気候変動の進行を見据え、マロラクティック発酵を全面的に停止。以降は酸をしっかりと保持したタイトな味わいをハウススタイルの軸に据えており、一部のキュヴェでは木樽も併用している。
1962年から続くレゼルヴ・ペルペチュエル、すなわち長年にわたり継ぎ足しながら熟成させるブレンド原酒の運用も、このハウスの骨格を支える要素のひとつ。こうして仕込まれるブレンドは、単年のヴィンテージ差を超えて一貫したハウスの個性を体現する狙いを持つ。1980年代以降はステンレスタンクで保管され、1910年に創業家の祖イポリット・デュマンジャンが自ら製作したガラス容器も、その保管に今なお使われ続けている。熟成期間はノン・ヴィンテージで最低3年、ミレジメで9年以上、プレステージ・キュヴェでは10年以上を確保し、ドサージュは0〜4g/Lと低めに設定するため、ラインナップの大半をエクストラ・ブリュットが占める。デゴルジュマンは受注のたびに行う方針を採り、フレッシュな状態での出荷にこだわっている。
受賞歴と国際的な評価
2002年に初めて手がけたラタフィア・シャンパノワは、ローヌ渓谷産の中古樽で熟成させる独自スタイルが特徴で、シャンパーニュとは別カテゴリの看板商品に育っている。なかでも「Single Barrel」キュヴェは、2020年と2022年の2度にわたり「世界最優秀ラタフィア・シャンパノワ」を受賞した。こうした評価を背景に、デュマンジャン・J.フィスのシャンパンは世界各国の一流レストラン・ホテルでも提供されており、国際的に認知されたシャンパンハウスとして紹介されている。
輸出と事業の多角化
生産量の約95%をフランス国外へ輸出しており、海外市場を主軸に据えた展開を行っている。ラタフィア・シャンパノワの成功を足がかりに、ラタフィアの熟成に使った樽でフィニッシュを施すウイスキーの製造にも着手するなど、シャンパン以外の蒸留酒・リキュール事業へも領域を広げている。当主ジル・デュマンジャンが1994年のロンドン留学中にウイスキーを試飲した経験が、こうした多角化の着想源になったという。
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