Henri Mandois / アンリ・マンドワは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Pierryを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Henri Mandois / アンリ・マンドワ

Henri Mandois別名:Mandois

アンリ・マンドワ別名:マンドワ

アンリ・マンドワは、プルミエ・クリュの村ピエリーを拠点に、1862年の創業から9代続く家族経営のシャンパーニュメゾンです。37haの自社畑を17のクリュに広げ、コート・デ・ブランを中心に育つシャルドネの繊細さを軸としたスタイルで知られています。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Côteaux Sud d'Epernay / コトー・シュッド・デペルネ
村51530 Pierry / ピエリー [Premier Cru]
所在地66 rue du General de Gaulle, 51530 Pierry (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-mandois.fr/
Mailinfo@champagne-mandois.fr
SNS@champagnemandois
Tel+33 (0)3 26 54 03 18, +33 (0)3 26 51 53 66(fax)
設立1862
製造業者種別NM
生産者表記Henri Mandois

商品更新情報

特徴・スタイル

目指すのは、シャルドネという品種が持つ繊細さとエレガンス、みずみずしさをそのまま映し出す味わいです。収穫期にはクロード・マンドワ自身が畑でブドウを試食し、区画ごとの熟度を見極めながら摘み取りの時期を決めています。 醸造ではステンレスタンクでの熟成を軸としながら、キュヴェによって一部を木樽で仕込み、天然酵母によるゆっくりとした発酵で複雑味を引き出します。ルミアージュにはジャイロパレットを用い、伝統的なピュピトル方式では4週間かかる工程を7日間に短縮しつつ、澱との丁寧な対話を保っています。

歴史・ブランドストーリー

家系の記録は1735年、樽職人だったジャン・マンドワの代までさかのぼります。ブランドとしての歩みが定まるのは1862年、ヴィクトール・マンドワが自らのキュヴェを手がけ始めた年です。1905年には息子ヴィクトール=オーギュストがピエリー村へ拠点を移し、18世紀のカーヴと圧搾機を受け継いでメゾンの礎を築きました。 続く代のアンリ・マンドワはブランドの評判と国際的な販路を築き上げましたが、畑は一時3.5haまで縮小する時期も経験しています。1950年代から70年代にかけては父ミシェル・マンドワがマサル・セレクションによる植樹を主導し、1970年代半ばには当主アンリが自らの名を冠したシャンパンとして売り出す方針を固めました。1982年、9代目クロード・マンドワは父や祖父の手を借りず単独で初めてのキュヴェ「ブリュット・オリジンヌ」を仕上げ、1987年に経営を継承すると、畑の拡大にも力を注いできました。

詳細

自社畑は、本拠のあるコトー・シュッド・デペルネ地区(ヴァレ・ド・ラ・マルヌ大地区)にとどまらず、コート・デ・ブラン、コート・ド・セザンヌ、コート・デ・バールの各地区にも広がっています。なかでもグラン・クリュのシュイィとプルミエ・クリュのヴェルテュには厚みのある区画を保有し、外部への依存を抑えた原料調達の土台になっています。

主体となるのはシャルドネで、ピエリーの肥沃な土壌に根づくピノ・ムニエとピノ・ノワールがこれを支えます。なかでもピエリー村内、石垣に囲まれた区画は、モノポール「ル・クロ」としてピノ・ムニエが育てられています。

栽培は大部分を有機農法で行い、2000年代初頭からビオディナミの考え方を取り入れてきました。下草を残す草生栽培や機械による土壌管理、生物学的な防除、有機肥料の使用に加え、月齢暦を意識した作業や植物・シリカ由来の製剤も取り入れています。収穫では、親しくしているヴィニュロンが育てるピノ・ノワールとピノ・ムニエの一部も分けてもらい、アッサンブラージュに加えています。

栽培・生産データ
自社畑面積37ha(17クリュ)
自社畑比率原料調達の約70%
品種構成シャルドネ主体、ピノ・ムニエ約20%、ピノ・ノワール約10%
モノポール「ル・クロ」1.5ha(1955年植樹)
有機認証(AB)面積23ha(2020年取得)

醸造方針

2021年からはマクシミリアン・ド・ビイがシェフ・ド・カーヴを務めています。モノポール「ル・クロ」に限っては全量をオーク樽で発酵させる方針を貫き、他のキュヴェと一線を画しています。2024年には円錐形のコンクリートタンクを12基備えた新設備「ギャルリー・パルセレール」が稼働を始め、主要な区画ごとにブドウを分けて醸造できる体制が整いました。瓶内二次発酵を終えたワインは、全長2kmに及ぶセラーで長期熟成させます。セラーの一角は村の教会の地下に広がり、ドン・ペリニヨンと同時代の人物フレール・ウダールにちなんで「カーヴ・ウダール」と呼ばれています。

体制

経営はクロード・マンドワが担い、妹のカトリーヌ・マンドワが経理・管理部門を支えています。

評価

Decanter World Wine Awardsでは複数のキュヴェが入賞を果たし、Robb Report誌でも取り上げられています。ゴ・エ・ミヨ、ベタンヌ・エ・ドゥソーヴの2026年版ガイドにも掲載されています。

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