目次
Guillaume Selosse別名:Guillaume S.
ギョーム・セロス
基本情報
| 地区 | Côte des Blancs / コート・デ・ブラン |
| 村 | 51190 Avize / アヴィーズ [Grand Cru] |
| 所在地 | Rue d'Oger, 51190 Avize (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| SNS | @guillaume_selosse |
| 製造業者種別 | NM |
| インポーター | 木下インターナショナル株式会社 |
| 生産者表記 | SARL Guillaume Selosse |
| 関連銘柄familygroup |
商品更新情報
2026-09-30 19:26:36 オー・ドゥス・グロ・モンの商品情報を更新しました。
2026-09-26 23:35:26 ラルジリエの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ギョーム・セロスは、コート・デ・ブランのアヴィーズに登記を置くネゴシアン・マニピュラン(NM)です。SARL Guillaume Selosseとして法人化されており、実際に原料を仕入れる産地は登記上の拠点とは異なり、クラマンとオーブ県ヴィル=シュル=アルスの2か所に限られます。極少量生産のブティック・ネゴシアンとして知られ、造り手であるギョーム・セロス氏自身が全工程に関わる小規模な体制を貫いています。
同氏は、コート・デ・ブランで名を知られる家業のドメーヌ(別法人として運営)の当主を父に持ち、ボルドーのサン=テミリオンで醸造・栽培学を修めたのち、オーストラリアでの研修や著名な生産者のもとでの経験を経て独立。家業とは異なる自身の視点で、2つの原料区画と真摯に向き合うスタイルを確立しました。
1つ目の区画は、グラン・クリュに格付けされるクラマンにある老樹シャルドネ畑。祖母から18歳の誕生日に譲り受けた、面積わずか0.076ha(7.6a)の小区画です。もう1つは、オーブ県ヴィル=シュル=アルスにある単独所有畑(モノポール)「ラルジリエ」。この畑を所有する栽培家との提携により、南向き斜面に広がる粘土石灰質土壌(下層はシャブリと同質のキンメリジャン石灰岩)で育つ樹齢45年のピノ・ノワールを仕込んでいます。いずれも単独所有ではなく、一方は家族から相続した極小区画、もう一方は栽培家との提携による原料調達という、通常のドメーヌとは異なる成り立ちを持つ点が特徴です。南向きの斜面が日照を存分に取り込み、安定した果実の熟度を支えています。
「オー・ドゥシュ・デュ・グロ・モン」の年間生産量は約600本、「ラルジリエ」は約3,600本と、いずれも極めて限られた本数にとどまります。畑そのものが小さく、原料調達の性質上、大幅な増産が難しいことがその理由です。祖母から受け継いだ区画も、栽培家との提携による区画も、いずれも代替の効かない一点物であり、ヴィンテージごとの表情がそのままボトルに刻まれます。
ギョーム・セロス氏は、家業の大きなドメーヌとは異なるスケールで、自らの手が届く範囲だけを見つめてワインを仕込んでいます。造り手の個性と畑の個性が直接結びつくこの規模感が、本ブランドらしさを際立たせています。
2009年の始動から2012年の2本目まで、着実にラインナップを育ててきた歩みも、このブランドらしい誠実さを物語っています。
| 項目 | データ |
|---|---|
| オー・ドゥシュ・デュ・グロ・モン畑面積 | 0.076ha(7.6a) |
| オー・ドゥシュ・デュ・グロ・モン品種構成 | シャルドネ100% |
| オー・ドゥシュ・デュ・グロ・モン年間生産量 | 約600本 |
| ラルジリエ畑面積 | 3.37ha |
| ラルジリエ平均樹齢 | 45年 |
| ラルジリエ品種構成 | ピノ・ノワール100% |
| ラルジリエ年間生産量 | 約3,600本 |
| ラルジリエ熟成期間 | 計3年(樽熟成2年+ペルペチュエル・リザーブ調合後1年) |
醸造方針
「オー・ドゥシュ・デュ・グロ・モン」はシャルドネ100%のブラン・ド・ブランとして、エクストラ・ブリュットの辛口に仕上げられます。老樹から生まれる凝縮感のあるブドウを、余計な手を加えずシンプルに醸すことで、クラマンならではのミネラル感を前面に引き出す方針が貫かれています。
一方の「ラルジリエ」は、収穫年のワインを樽で2年間シュール・リー熟成させたのち、ペルペチュエル・リザーブ(過去のヴィンテージを継ぎ足しながら育てる古酒ブレンド)と合わせてさらに1年、計3年をかけて熟成させてから瓶詰めと二次発酵に進む、時間をかけた仕込みが特徴です。ギョーム・セロス氏いわく、このキュヴェは父の関与を一切受けず単独で手がけた、自身が最も誇りに思う作品だといいます。単独所有畑から届く果実だからこそ可能な、じっくりとした造りといえるでしょう。
2つのキュヴェに共通するのは、区画の個性をできるだけそのまま瓶に閉じ込めようとする姿勢です。片や祖母から譲り受けた小さな老樹畑、片や栽培家との信頼関係の上に成り立つ単独所有畑。造り手自身が、それぞれの畑の物語を深く理解しているからこそ生まれる、丁寧な仕込みだといえます。
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