Vauversin / ヴォーヴルサンは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Ogerを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
本サイト「シャンパンが好き! - シャンパン専門サイト」は、複数の企業と提携しており、記事内・商品一覧内のリンクを経由してご購入いただいた場合、運営者に報酬が支払われることがあります。読者の方の購入金額に追加負担は生じません。 ※運営者情報・サイトポリシーはこちら

目次

Vauversin / ヴォーヴルサン

Vauversin別名:F. Vauversin,Fernand Vauversin

ヴォーヴルサン別名:F.ヴォーヴルサン,フェルナン・ヴォーヴェルサン

ヴォーヴルサンは、17世紀からオジェ村で栽培を続ける家系が営む、レコルタン・マニピュランのシャンパーニュメゾン。1929年に自社ブランドを立ち上げ、現当主のもとオーガニック栽培のシャルドネ100%にこだわり抜く、家族経営ならではの一貫した造りが持ち味だ。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
村Blancs-Coteaux / ブラン=コトー
- 51190 Oger / オジェ [Grand Cru]
所在地9 bis rue de Flavigny, 51190 Oger (Google Maps)
公式サイトhttps://www.vauversin.com/
Mailchampagnevauversin@orange.fr
SNS@champagnevauversin
Tel+33 (0)3 26 57 51 01, +33 (0)3 26 51 64 44(fax)
製造業者種別RM
生産者表記S.C.E.V VAUVERSIN

商品更新情報

特徴・スタイル

ヴォーヴルサンが表現するのは、シャルドネ100%だからこそ際立つ、コート・デ・ブランならではの気品ある味わいだ。野生酵母による自然な発酵と、無濾過・無清澄という一貫した方針が、白い花やブリオッシュを思わせる香りと、輪郭のはっきりした複雑な味わいを生み出す。 リザーブワインの一部は古い木樽やフードルで熟成させ、単一区画のキュヴェには最長5年におよぶシュール・リー熟成を施すなど、時間をかけて厚みを積み上げる造り方が、このメゾンらしい奥行きにつながっている。

歴史・ブランドストーリー

物語は1640年、ニコラ・ド・ヴォーヴルサンにまで遡る。以来ヴォーヴルサン家は、オジェ村で17世紀から連綿と続く栽培農家として畑を守ってきた。 大きな転機は1929年。世界恐慌のさなか、それまでネゴシアンにブドウを委ねていたフェルナン・ヴォーヴルサンが、自らの手で醸造・瓶詰めを行い、自社ブランドとしてシャンパーニュを売り出す決断を下す。家業はその後、孫にあたるブリュノへと引き継がれた。 2011年、ブリュノの息子ローランが経営に合流する。栽培・醸造学を5年間学び、オーストラリアのワイナリーでも研鑽を積んだ彼は、2014年にシャンパーニュ地方では稀な有機認証の取得を実現。フェルナンからブリュノ、そしてローランへと続く4世代の系譜のなかで、キュヴェ「オーブリーヌ」の名は、ローランの曾祖母への敬意を込めて名付けられた。

詳細

ヴォーヴルサンの自社畑は、グラン・クリュに格付けされるオジェ村の中に点在しており、丘の中腹から平地まで標高や向きの異なる区画をあわせて17区画ほどを所有する。単一の畑ではなく、性格の異なる複数区画を組み合わせることで、シャルドネという一つの品種のなかに幅のある表情を持たせているのが、このメゾンの栽培哲学の核にある。コート・デ・ブランのなかでもグラン・クリュに位置づけられるオジェ村の白亜質土壌は、もともとシャルドネとの相性の良さで知られており、ヴォーヴルサンはその特性を最大限に引き出すことを栽培方針の軸に据えている。

畑の主軸となる「ロシニョール」区画は丘の麓に位置し、白亜質の土壌にシャルドネが1952年と1988年に植えられている。かつてこの区画に生息していた小鳥にちなみ、ロシニョール(フランス語でサヨナキドリの意)と名付けられた。一方、平地にあり収穫がもっとも遅い「レ・クライエール」区画は、地表近くまで白亜が露出する非常に軽い土壌が特徴で、その土壌の性質そのものが名前の由来となっている。丘の上部には「レ・シュネ」「ガロワ」「シャロン」といった、比較的早熟な区画が広がり、こちらも白亜質を基盤とする土壌である。こうした早熟な区画のブドウは、酸とミネラル感を保ちながらも比較的早く熟すため、レンジ全体の骨格を支える役割を担っている。

栽培データ
項目数値
品種構成シャルドネ100%
平均樹齢約45年
自社畑面積約4.4ha
区画数17区画
ロシニョール区画面積40アール
有機認証取得年2014年
リザーブワイン比率平均約40%

自家選抜とオーガニック栽培

家族はシャルドネの独自クローン(遺伝資源)を保有しており、1988年までロシニョール区画で自家選抜・接木を続けてきた。現在も家族経営の苗木業者と連携しながら、この選抜作業を継承している。この選抜作業は、単なる品種特性の維持にとどまらず、区画ごとの個性を将来にわたって受け継ぐための取り組みでもある。

2011年に経営に加わったローラン・ヴォーヴルサンは、栽培・醸造学を5年間学び、オーストラリアのワイナリーでの実務経験も積んだ人物である。その知見を生かし、2014年には、シャンパーニュ地方では数少ない有機認証を取得した。以降はオーガニック栽培のシャルドネのみを原料とし、化学的な介入を抑えた栽培を徹底することで、畑そのものの個性をより直接的にグラスへと伝えることを目指している。

醸造方針

発酵の中心はステンレスタンクで、リザーブワイン(平均で仕込み全体の約40%)は、古いバリックや大型フードルで熟成させる。全キュヴェを通じて野生酵母による自然な発酵を採用し、亜硫酸の添加も最小限にとどめたうえで、無濾過・無清澄のまま瓶詰めするという一貫した方針を貫いている。こうした低介入の醸造は、畑の個性やヴィンテージごとの表情をそのままグラスに映し出すことを狙ったものである。

熟成期間にも幅を持たせており、単一区画のキュヴェは最長5年、ノン・ヴィンテージのキュヴェは24ヶ月のシュール・リー熟成を経る。リザーブワインの一部は、大型フードルで複数年にわたりブレンドを重ねながら、毎年一部のみを取り分けて瓶詰めする、ペルペチュアル・リザーブに近い方式でも仕込まれている。このように複数のヴィンテージを重ねながら熟成させる手法は、単年の気候変動による影響を平準化し、より一貫した味わいを保つことにつながっている。

受賞・評価

Guide Hachette des Vinsでは2001年から2021年にかけて継続的にキュヴェが星付きで掲載されており、複数年にわたって最高評価の三つ星を獲得するなど、レンジ全体として高い評価を受けてきた。評価では、ブリオッシュを思わせる香りや際立つバランス、層の厚い複雑な味わいが繰り返し言及されており、レンジを通じた再現性の高さがうかがえる。こうして長期間にわたって評価を積み重ねてきた点は、レンジ全体の質を安定して保ってきたことの表れといえるだろう。

詳細を閉じる

キュヴェ一覧

ブリュット・レゼルヴ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ Brut Réserve élevé en fût de chêne

Brut Réserve élevé en fût de chêne / ブリュット・レゼルヴ・エルヴェ・アン・フュ・ド・シェーヌ

ブラン・ド・ブラン ドザージュ:Brut 6 g/l シャルドネ 100%
最安値 ¥6,798 〜(750ml) ショップ:e−Wine
楽天市場調べ・2026/10/01時点/価格は変動します
PR
楽天市場で買う
この商品の他の取扱い(1件)
e−Wine 在庫あり 750ml ¥42,000 楽天

画像集