Etienne Calsac / エティエンヌ・カルサックは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Avizeを本拠とするNM / ネゴシアン・マニピュランの銘柄です。
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目次

Etienne Calsac / エティエンヌ・カルサック

Etienne Calsac

エティエンヌ・カルサック

エティエンヌ・カルサック(Etienne Calsac)は、コート・デ・ブランのアヴィーズで2010年、弱冠26歳のときに祖父母から借りた畑で独立した気鋭のドメーヌ。自然発酵と最小限の介入にこだわり、繊細でピュアな味わいのシャンパーニュを丁寧に生み出しています。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
村51190 Avize / アヴィーズ [Grand Cru]
所在地128 ALLEE AUGUSTIN LORITE, 51190 Avize (Google Maps)
公式サイトhttps://champagne-etienne-calsac.com/
Mailetiennecalsac51@hotmail.fr
SNS@etiennecalsac
Tel+33 (0)6 11 83 69 49
製造業者種別NM
生産者表記SARL Etienne CALSAC

商品更新情報

特徴・スタイル

エティエンヌ・カルサックが目指すのは、繊細でピュアなアペリティフ向きの味わい。自社のブドウ果汁から選抜した酵母で自然発酵させ、ろ過や清澄は行わない、介入を極力抑えたスタイルを貫く。木樽とステンレスタンクを併用し、亜硫酸の添加も最小限にとどめる。 一部キュヴェでは二次発酵前にコルクで仮打栓し、デゴルジュマン後に新しいコルクへ差し替えるという、シャンパーニュ地方でもごく少数の生産者しか用いない手間のかかる製法を採用。よりクリーミーで生き生きとした味わいを引き出している。

歴史・ブランドストーリー

エティエンヌ・カルサックは、栽培醸造学校で学んだのち、カリフォルニア、ニュージーランド、カナダと海外の産地を渡り歩いて醸造経験を積んだ。その経験を携え、2010年、弱冠26歳でアヴィーズに戻り、祖父母から畑を借りる形で自身のドメーヌを立ち上げる。 創業当初はほぼシャルドネのみの畑だったが、やがて一部区画でアルバンヌやピノ・ブラン、プティ・ムニエといった、シャンパーニュ地方全体でもごくわずかしか残っていない古代品種の再植樹に挑戦するなど、独自の道を歩み始める。アヴィーズの白亜質土壌に育つクロ・デ・マラドリー(Clos des Maladries)という塀に囲まれた希少な単一区画も、この生産者の個性を象徴する存在だ。 現在はスタッフ4名という小さな体制で、自社所有分の畑は2021年に有機栽培認証を取得した。海外での経験に裏打ちされた哲学を貫き、テロワールを丁寧に表現するワイン造りを続けている。

詳細

エティエンヌ・カルサックは、栽培醸造学校で学び、カリフォルニアやニュージーランド、カナダなど海外の産地で醸造経験を積んだのち、2010年、弱冠26歳で祖父母から畑を借りる形でコート・デ・ブランのアヴィーズに自身のドメーヌを興した。以来、テロワールを忠実に映し出すことを軸に据えた栽培・醸造を実践している。

畑は、アヴィーズとグローヴを含むコート・デ・ブラン、グランド・ヴァレ・ド・ラ・マルヌのビスイユ、コート・ド・セザンヌのモンジェノスト、そしてコート・デ・バールのブリニーと、複数の産地に分散し、総面積は約2.8haにおよぶ。中心となる品種はシャルドネだが、一部区画ではアルバンヌ、ピノ・ブラン、プティ・ムニエといった、シャンパーニュ地方全体の植栽面積のわずか0.3%程度とされる希少な古代品種の再植樹にも取り組んでいる。

アヴィーズには、白亜質土壌が広がる南向きの一区画を塀で囲った「クロ・デ・マラドリー(Clos des Maladries)」を保有し、畑仕事の一部には馬耕を採用するなど、テロワールに寄り添う栽培を実践している。シャンパーニュ地方でも塀に囲まれた「クロ」を持つ生産者はごく限られており、この区画はドメーヌの個性を象徴する存在となっている。

自社所有畑については2021年に有機栽培認証を取得した。一方で他の生産者から購入するブドウも一部使用しており、購入分は認証の対象外となるため、ドメーヌ全体としての有機表示は現状できていない。将来的にはドメーヌ全体での有機認証取得を目指している。

栽培・生産データ
自社畑面積約2.8ha
木樽比率20〜30%(キュヴェにより)
スタッフ数4名
有機栽培認証取得2021年(自社所有畑)

醸造方針

カルサックが掲げるのは、テロワールを忠実に映し出す「最小限の介入(vinification minimaliste)」という哲学だ。自社ブドウの果汁から選抜培養した酵母を用いた自然発酵を追求し、ろ過や清澄(コラージュ)は行わない。木樽と温度管理されたステンレスタンクを併用し、木樽比率はキュヴェによって20〜30%ほどとなる。ヴィンテージが変わっても一貫した「カルサック・スタイル」を保つため、自社畑由来の酵母を継続的に使い続けている点も特徴だ。

一部のキュヴェでは、二次発酵の前にコルク栓で仮打栓し、デゴルジュマン(澱抜き)の際に新しいコルクへ差し替えるという手法を採用する。手間とコストのかかる工程だが、より生き生きとした個性が生まれるとされ、シャンパーニュ地方でもこの手法を用いる生産者はごくわずかしかいない。亜硫酸の添加も必要最小限にとどめ、素材の力を最大限に引き出すことを重視している。

栽培から醸造まで、少人数体制ならではの目の行き届いた手作業を大切にしている。畑仕事も醸造も、テロワールとヴィンテージの個性を丁寧に汲み取ることを何よりも重視するスタイルだ。

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