目次
ル・モン・ブノワ・エクストラ・ブリュットLe Mont Benoit Brut
ル・モン・ブノワ・ブリュットLe Mont Benoit Non Dosé
ル・モン・ブノワ・ノン・ドゼBrut Rosé Millésime
ブリュット・ロゼ・ミレジメExtra Brut Millésime
エクストラ・ブリュット・ミレジメLes Hauts Meuniers Millésime
レ・ゾー・ムニエ・ミレジメLes Hauts Chardonnay Millesime
レ・ゾー・シャルドネ・ミレジメRosé d'Assemblage Extra Brut
ロゼ・ダッサンブラージュ・エクストラ・ブリュットRosé de Saignèe Extra Brut
ロゼ・ド・セニエ・エクストラ・ブリュットSelected Extra Brut
セレクテッド・エクストラ・ブリュット 細かい目次を開く 細かい目次を閉じる
Emmanuel Brochet
エマニュエル・ブロシェ
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Villers-aux-Nœuds / ヴィレ=オー=ヌード [Premier Cru] |
| 所在地 | 7 Brochet, 51500 Villers-aux-Noeuds (Google Maps) |
| 公式サイト | - |
| SNS | @emmanuel.brochet |
| Tel | +33 (0)3 26 06 99 68, +33 (0)3 26 06 99 68(fax) |
| 製造業者種別 | RM |
| インポーター | 株式会社ラシーヌ |
| 生産者表記 | Emmanuel Brochet |
商品更新情報
2026-09-21 13:10:21 ロゼ・ダッサンブラージュ・エクストラ・ブリュットの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ヴィレ=オー=ヌードの南東向きの緩斜面に、エマニュエル・ブロシェが手がける自社畑はすべて集約されている。畑の名は「ル・モン・ブノワ」。標高90〜150mに位置し、表土約25cmの粘土質シルトの下には、シャンパーニュ地方を特徴づける白亜(クレタ紀チョーク)層が広がる。大陸性気候をベースに海洋性の影響も受けるこの土地で、太陽をたっぷり浴びる南東向きの斜面が、果実の凝縮感と繊細な酸のバランスを育んでいる。こうした地勢的な条件が、ドメーヌ全体を一つの物語として語れる稀有な個性を生み出している。
畑には1962年に植えられた古樹と、1985年の深刻な霜害を機に1986年に改植された若い樹が混在し、複雑な樹齢構成が味わいに重層感を与えている。品種はピノ・ムニエを主体に、ピノ・ノワールとシャルドネを組み合わせる構成で、ブロシェはこの単一区画2.5haだけを丹念に手がけることで、他の畑を広げるのではなく、一つの土地の個性を掘り下げる道を選んだ生産者である。農家の息子として生まれた彼にとって、家業を継ぐことは自然な選択であり、それが今のスタイルの礎になっている。1997年には父方の祖父からこの畑を受け継ぎ、独立した造り手としての一歩を踏み出した。
栽培は2008年に有機栽培へ転換し、2011年にエコセールの認証を取得した。本人いわく、化学薬品を使わない実践そのものはさらに10年前から続けていたという。栽培から醸造までのほぼ全工程を本人が手作業で行う、小規模生産者ならではの徹底ぶりが特徴だ。独学の芸術家でもある彼は、古樽を使ったロッキングチェア作りや旧車レースを趣味とし、手を動かして何かを生み出すことへの探究心はワイン造りにも通じている。近年は近隣の生産者との協働プロジェクト「セレクテッド」にも参加し、ビオディナミ的な視点を共有する仲間との交流を通じて、自身のスタイルをさらに磨いている。こうした一貫した姿勢が、彼のシャンパーニュに宿る誠実な個性を形づくっている。
| 自社畑面積 | 2.5ha |
|---|---|
| 品種構成 | ピノ・ムニエ40%/ピノ・ノワール29〜37%/シャルドネ20〜31% |
| 標高 | 90〜150m |
| 圧搾機容量 | 2,000kg |
| 樽熟成期間 | 11〜12か月 |
| 新樽比率 | 約25% |
| 有機認証取得 | 2011年 |
| 年間生産量 | 7,000〜15,000本 |
醸造方針
2006年に導入した2,000kg容量の垂直式圧搾機は、標準的な圧搾機の約半分のサイズにあたり、品種・樹齢・区画ごとに細かく分けたロットを高精度に搾ることを可能にしている。搾汁は一番搾り(コトー)の心臓部にあたる果汁を主体に選び、補糖(シャプタリザシオン)は行わず、糖度10度を超えるまで待ってから収穫するなど、素材の力を最大限に生かす方針を貫く。二番搾り(タイユ)はラタフィア造りなどに充てている。
発酵は天然酵母による自然発酵で行い、マロラクティック発酵は基本的に行わずに仕上げるが、キュヴェによっては行う場合もある。亜硫酸添加も圧搾時にごく少量加えるのみと、必要最小限にとどめている。こうして仕込んだキュヴェは、いずれも無添加または低ドサージュのエクストラ・ブリュットとしてリリースされる。2016年以降は全キュヴェを350Lの樽(新樽比率約25%)で11〜12か月かけて熟成する方式に統一し、清澄・濾過も行わない。手を加えすぎない醸造哲学が、ブロシェのシャンパーニュに一貫した個性を与えている。
評価
国際的なワイン専門メディアから継続的に高い評価を受けており、複数評者による平均スコアは91点に達する。看板キュヴェが90点台の評価を重ねて獲得するなど、現代のグロワー・シャンパーニュを代表する造り手の一人として業界内での評価も高い。有機栽培・手仕事による丁寧な造りと、単一区画に根ざした一貫したスタイルが、専門家からの信頼を支えている。こうした評価の高さは、少量生産だからこそ実現できる、一貫した哲学の賜物といえる。国内外の愛好家からも根強い支持を集めている。
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