Duménil / デュメニルは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Chigny-les-Rosesを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Duménil / デュメニル

Duménil

デュメニル

デュメニルは、シニー=レ=ロズを拠点に10世紀まで遡るとされる家系の記録を持つ、5代続くレコルタン・マニピュランです。1969年のシャルドネ植樹や1996年発祥のペルペチュアル・リザーブなど、代々の挑戦が息づくシャンパーニュを生み出しています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
村51500 Chigny-les-Roses / シニー=レ=ロズ [Premier Cru]
所在地rue des vignes, 51500 Chigny-les-Roses (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-dumenil.com/
Mailinfo@champagne-dumenil.com
SNS@champagne_dumenil
Tel+33 (0)3 26 03 44 48, +33 (0)3 26 03 45 25(fax)
製造業者種別RM
生産者表記Champagne DUMENIL

商品更新情報

特徴・スタイル

デュメニルが目指すのは、フレッシュな果実味と丸みのある口当たりの両立です。自社サイトでは「果実味・フレッシュ・旨味・成熟・バランス」という5つの要素を自らのスタイルの軸に掲げています。シニー=レ=ロズ、リリー=ラ=モンターニュ、リュードという性格の異なる3つのコミューンの果汁をブレンドし、単一区画キュヴェが注目を集める潮流のなかでも、複数区画を組み合わせることで生まれる複雑性を大切にする姿勢を貫いています。

歴史・ブランドストーリー

デュメニル家の名は、シニー=レ=ロズの公文書に10世紀まで遡って記録されているという。もっとも、シャンパーニュとしての歩みが始まったのは1874年。栽培農家がネゴシアン任せの立場に甘んじていた時代、エリー・デュメニルは家族を養うため自らボトル販売に踏み出した。息子エミール=ポールは自身のビストロで瓶を売り歩き、3代目セシールは家業の食料品店で偶然見つけた古いシャンパンをきっかけに醸造への関心を深め、1969年、息子ミシェルの提案でシャルドネを植樹するという当時としては先駆的な挑戦に着手した。 ミシェルは1996年、酸の高いヴィンテージをあえて単独で出さずタンクに寝かせ、翌年の果実味豊かなワインとブレンドするアイデアを思いつく。これが看板キュヴェ「ペルペチュアル・リザーブ」の原点となった。だが2005年、娘ヴィクトワールの誕生を目前にミシェルは急逝。21歳のフレデリックが5代目として急遽ドメーヌを継ぎ、夫ユーグとともに2006年には新しい醸造施設を築き、家族の物語を現在へとつないでいる。

詳細

デュメニルの自社畑は、モンターニュ・ド・ランスに連なるシニー=レ=ロズを中心に、リリー=ラ=モンターニュとリュードの3コミューンにまたがって広がっています。いずれもプルミエ・クリュに格付けされた区画で、約29の区画に分かれて点在しています。2025年に刷新されたレンジ構成「Trilogie」では、この3つの土地の個性がそれぞれ異なる役割を担うと位置づけられており、シニー=レ=ロズのピノ・ムニエが核となる骨格を、リュードのピノ・ノワールが構造を、リリー=ラ=モンターニュのシャルドネがフレッシュさを支えるとされています。

土壌は白亜・泥灰岩・砂・シルト・微細粘土が層をなす複雑な構造で、水はけがよく、地下には1820年以来涸れることのない天然水源が流れ、ミネラル分に富んだ水がぶどう畑を潤しています。背後に広がるモンターニュ・ド・ランスの森は気温を和らげ雹から畑を守る自然の防壁として機能し、畑が北向きの緩斜面にあることも手伝って、ぶどうはゆっくりと成熟し、エレガントでフレッシュなワインを生み出します。

栽培面ではHVEレベル3とVDC(持続可能なシャンパーニュ栽培)のダブル認証を取得しており、1999年以降は殺虫剤を使用していません。性フェロモンによる交信かく乱法を導入したパイロット村の一つでもあり、1956年植樹のピノ・ムニエをはじめ古樹も大切に受け継がれています。なかでも「レ・ペシュリーヌ」区画は、1969年にセシールが植えたシャルドネの最古区画で、かつてランスのサン=レミ修道院の所有地だったと伝えられ、この区画のシャルドネとピノ・ノワールから単一区画キュヴェ「レ・ペシュリーヌ・ヴィエイユ・ヴィーニュ」が生まれています。

現在は5代目のフレデリックと、栽培を担う夫のユーグが二人三脚で経営にあたっており、日常的には6名ほどのチームが畑とセラーを守り、収穫期には約40名が加わって作業を支えます。2006年には手狭になったシニー=レ=ロズの拠点に代わる新しい醸造施設を建て、圧搾拠点をサシーへ移すなど、規模に合わせた設備投資も進めてきました。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積約8.2ha(全区画プルミエ・クリュ格付け)
区画数約29区画
品種構成シャルドネ30%/ピノ・ノワール35%/ピノ・ムニエ35%
圧搾機可変容量4,000〜8,000kg
リザーブワイン運用開始1996年〜(ペルペチュアル・リザーブ)
熟成期間(ノン・ヴィンテージ)最低3年
熟成期間(スペシャルキュヴェ)5年
熟成期間(ミレジメ)7年(シュール・ラット熟成7〜20年)
熟成期間(エノテーク)15年
従業員数通常6名、収穫期は約40名
残留農薬分析189物質分析で検出なし(COFRAC認定機関)

醸造方針

収穫はすべて手摘みで、区画ごとに1カ月かけて週2回の成熟度モニタリングを行い、収穫日を見極めます。搾汁にはコカール社の斜板式圧搾機を2基使用し、2002年に導入した可変容量(4,000〜8,000kg)の仕組みを2022年に更新、市場でも唯一とされる可変容量式圧搾機で当日搾汁を徹底しています。醸造に使うのは一番搾りの果汁のみです。

発酵はステンレスタンクで酸化を避けながら行い、マロラクティック発酵は自然の成り行きに任せる方針を取っています。1996年から続くソレラ方式のリザーブワイン「ペルペチュアル・リザーブ」は、シャルドネ・ピノ・ノワール・ピノ・ムニエを三分の一ずつブレンドしてステンレスタンクで保管され、ノン・ヴィンテージの奥行きを支えています。動瓶は主にジャイロパレット式ですが、一部の特別キュヴェは伝統的なピュピトルによる手作業で行われます。

受賞歴・国際評価

2011年、アルチザン・ヴィニュロンの協会「クラブ・トレゾール・ドゥ・シャンパーニュ」(1971年設立、加盟生産者25軒限定)の憲章に署名し、選抜制のこの団体に名を連ねました。加盟キュヴェとして認められるには、5名の専門家審査員による二重ブラインドテイスティングで4名以上の承認かつ20点満点中15点以上の評価を得る必要があり、それを通過したものだけが瓶詰めを許されます。ギード・アシェットにおいても2002年から2026年まで継続的に星付き評価や引用を獲得しています。こうした評価の積み重ねは、単発のヴィンテージにとどまらないドメーヌ全体の安定した品質を物語っています。

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キュヴェ一覧

グラン・レゼルブ・プルミエ・クリュ・ブリュット Grande Reserve Premier Cru Brut

Grande Reserve Premier Cru Brut / グラン・レゼルブ・プルミエ・クリュ・ブリュット

ドザージュ:Brut 10g/l シャルドネ 33% ピノ・ノワール 33% ピノ・ムニエ 33%
最安値 ¥7,920 〜(750ml) ショップ:ウメムラ Wine Cellar
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