目次
Desbordes-Amiaud
デボルド・アミオー
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Petite Montagne de Reims / プティット・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Écueil / エキュイユ [Premier Cru] |
| 所在地 | 2 rue de Villers-aux-Noeuds, 51500 Écueil (Google Maps) |
| 公式サイト | https://champagne-desbordes-amiaud.com/ |
| Tel | +33 (0)3 26 49 77 58, +33 (0)3 26 49 27 34(fax) |
| 設立 | 1936 |
| 製造業者種別 | RM |
| 生産者表記 | Marie-Christine DESBORDES |
商品更新情報
2026-09-24 11:11:23 ブリュット・レコルト1989の商品情報を更新しました。
2026-09-24 09:44:24 ブラン・ド・ノワール・ミレジメの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
畑があるのはモンターニュ・ド・ランスの西側、プティット・モンターニュ・ド・ランスと呼ばれる一帯に位置するエキュイユ村です。村はプルミエ・クリュに格付けされ、一家はここに9.20haの畑を所有しています。土壌は一様ではなく、リュー・ディ(区画)ごとに砂質、粘土質、チョーク質と性格が分かれます。区画ごとに異なる個性が生まれるため、収穫したブドウをどう組み合わせるかが味わいの設計を左右します。
植栽の63%を占めるのはピノ・ノワールで、力強く骨格のある「ボディのある」酒質を生む主力品種です。区画の植樹年は1926年から2013年までと幅広く、古木と若木が同じ畑に同居し、平均樹齢は50年に達します。なかには台木に接ぎ木せず自らの根で育つ自根樹(francs de pied)の区画も残されており、接ぎ木が当たり前になった今のシャンパーニュでは数少ない存在です。
栽培はリュット・レゾネで、必要な場面にのみ最小限の手当てを行う考え方に立っています。収量は意図的に抑えられ、その分ブドウは高い成熟度と自然な糖度の濃縮を得ます。掲げるのは「ブドウの木からシャンパーニュのグラスまで(Du cep de vigne à la flûte de Champagne)」という言葉で、栽培から醸造、熟成、瓶詰めに至る全工程を自社の畑と施設で一貫して行っています。
| 自社畑面積 | 9.20ha |
|---|---|
| 主要品種比率 | ピノ・ノワール63% |
| 平均樹齢 | 50年 |
| 区画の植樹年 | 1926〜2013年 |
| ミレジメの瓶内熟成 | 17年以上 |
醸造方針
圧搾には伝統的な木製の垂直式プレスを用います。垂直に積み上げたブドウを穏やかに押し下げる方式で、時間はかかるものの澄んだ果汁が得られます。発酵後、酸をやわらげるマロラクティック発酵は意図的に行いません。長い熟成に耐えるだけの酸をワインに残しておくためで、この一点がのちの熟成の質を大きく左右します。
熟成期間は法定の基準を大きく超えます。ミレジメ(収穫年を表示するシャンパーニュ)の瓶内熟成は法律上3年以上と定められていますが、ここでは17年以上をかけます。デゴルジュマン(澱抜き)は原則として出荷の直前に行われるため、瓶の中で澱とともに過ごした時間がそのままワインに反映されます。長期熟成が育てた複雑味と、澱抜き直後ならではのフレッシュな輪郭とが同時に保たれるのは、この段取りによるものです。
評価
フランスのワインガイド「Guide Hachette」では、最高評価にあたるクー・ド・クールの3つ星を得たとされます。また現在醸造を担う造り手は、フランスのワイン専門誌「L'Amateur de Bordeaux」のシャンパーニュ特集号で、シャンパーニュの未来を担う若手醸造家の一人に選ばれています。
ヨーロッパの愛好家のあいだでは、きめ細かい泡と円熟した旨味、透き通るようにピュアで繊細な味わいをもつ「正真正銘の蔵出し古酒」として受け止められています。長い瓶熟成を経てもなお酸とピュアさが失われないという点が、こうした評価の背景にあります。
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