Delalot / デュラロは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Essômes-sur-Marneを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Delalot / デュラロ

Delalot

デュラロ

デュラロは、8代続くヴィニュロン一族の畑を受け継ぐ、マルヌ渓谷西部エソーム=シュル=マルヌのRM(自社栽培のぶどうだけで造る生産者)。福岡正信の自然農法に学んだ不耕起・無施肥の栽培と馬による畑仕事で、土地そのものの個性を一本ずつのキュヴェに刻んでいる。

基本情報

地区Vallée de la Marne / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
- Vallée de la Marne Ouest / ヴァレ・ド・ラ・マルヌ・ウエスト
村02400 Essômes-sur-Marne / エソーム=シュル=マルヌ
所在地1B Petit Montcourt, 02400 Essômes-sur-Marne (Google Maps)
公式サイト-
Mailhello@champagnedelalot.com
SNS@domaine_delalot@champagnedelalot
Tel+ 33 (0) 6 98 89 52 11
製造業者種別RM
インポーター株式会社アフロス
有限会社ワイナリー和泉屋
関連銘柄familygroup

商品更新情報

特徴・スタイル

デュラロが手がけるキュヴェは、量産型のラインナップではなく、一区画・一年ごとに完結する「作品」だ。ドザージュの量や木樽の使用、澱を舞い上がらせるバトナージュの有無を一本ごとに変え、同じ畑からでも表情の異なるシャンパーニュを生み出す。福岡正信の自然農法に通じる最小限の人の手による醸造は、土壌や気候をそのまま映す味わいへとつながる。一つのキュヴェが2,000本に満たない少量生産だからこそ、その年、その区画だけの個性を味わうことができる。

歴史・ブランドストーリー

デュラロは、8代にわたってこの土地を守ってきたヴィニュロン一族が営むメゾンである。創業者エリアーヌ・デュラロは、ノージャン=ラルトを拠点とした栽培家で、機械や化学資材に頼らず自らの畑を守り続けた。2009年、有機栽培(AB)認証の取得に向けた歩みを開始し、2013年には認証済みぶどうによる初収穫を迎える。 やがてエリアーヌの畑は、次世代のジェローム・ルフェーヴルへと引き継がれた。両者の続柄は、息子だったとも、娘婿だったとも伝えられている。パリで現代美術史を教えていたジェロームは教壇を離れ、2013年に自らの手による初収穫を経験。以来、福岡正信が説いた不耕起・無施肥・無除草・無剪定の自然農法に強く影響を受けた栽培哲学へと舵を切り、畑は1haから1.5haへと広がった。現在は姉妹ブランド「Jérôme Lefèvre」と共に、同じ経営のもとで一体的に運営されている。

詳細

デュラロは、マルヌ渓谷西部のシャルリ=シュル=マルヌ、ソルシュリー、モン・ド・ボヌイユ(Mont de Bonneil)、クロジー(Crogy)の丘陵斜面に自社畑を持つ、レコルタン・マニピュラン(RM、自社栽培のぶどうだけで造る生産者)である。登記上の本拠地はエソーム=シュル=マルヌに置かれている。ブランド名はかつて「Éliane Delalot」と名乗っていたが、現在は創業者の名を引き継ぎつつ「Delalot」として運営されている。

畑はいずれも南から南東を向いた斜面に位置し、砂質土壌を中心に、一部で粘土質・石灰質を含む区画も見られる。2009年には有機栽培(AB)認証の取得に向けた取り組みを開始し、2013年に認証済みぶどうによる初収穫を実現した。現在では自社畑の70%にあたる約1haがAB認証を取得済みで、栽培品種はピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネの3種である。

畑を引き継いだ次世代の当主は、福岡正信が説いた不耕起・無農薬・無施肥・無除草・無剪定の自然農法に強く影響を受け、栽培方針を大きく転換した。トラクターなどの重機械は使わず、馬による牽引で畑仕事を行う。この転換とともに畑面積は1haから1.5haへと広がった。

栽培・生産データ
項目データ
自社畑面積約1.5ha
AB認証取得済み畑割合70%(約1ha)
栽培品種ピノ・ムニエ、ピノ・ノワール、シャルドネ
AB認証取得開始年2009年
AB認証済みぶどうによる初収穫2013年
年間生産量(AB認証ぶどう由来)約6,000本
AB認証ぶどう由来の販売比率約90%
1キュヴェあたりの生産量2,000本未満

醸造方針

各キュヴェは特定の区画(パーセル)単位で仕込まれ、単一ヴィンテージ、時に単一品種にこだわる実験的なアプローチが取られている。定型的なレンジ展開を目指すのではなく、一本一本を独立した「作品」として位置づける哲学があり、ドザージュの量や木樽の使用、澱を舞い上がらせるバトナージュの有無をキュヴェごとに使い分けることで、それぞれに異なる個性を与えている。

木樽の一部使用とバトナージュを組み合わせた発酵・熟成により、シャンパーニュに厚みと複雑さをもたらす。有機認証済みぶどうによる年間生産量は約6,000本で、ブランド全体の販売本数のうち約90%を有機栽培ぶどう由来の商品が占める。生産量はいずれのキュヴェも少なく、ボトルラベルは1点ずつ手作業でデザイン・制作されるなど、量よりも個性を追求する姿勢が徹底されている。

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