André Jacquart / アンドレ・ジャカールは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Vertusを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

André Jacquart / アンドレ・ジャカール

André Jacquart別名:A.Jacquart & Fils

アンドレ・ジャカール別名:A.ジャカール・エト・フィルス

アンドレ・ジャカールは、プルミエ・クリュのヴェルテュ村に本拠を置き、グラン・クリュのル・メニル=シュル=オジェ村にも自社畑を持つブラン・ド・ブランの造り手です。樽醸造と長期熟成、低ドサージュの3つを軸に、シャルドネの個性を引き出しています。

基本情報

地区Côte des Blancs / コート・デ・ブラン
村Blancs-Coteaux / ブラン=コトー
- 51130 Vertus / ヴェルテュ [Premier Cru]
所在地63 avenue de Bammental, 51130 Vertus (Google Maps)
公式サイトhttps://www.champagne-andre-jacquart.com/
Mailcontact@a-jacquart-fils.com
SNS@champagne_andrejacquart
Tel+33 (0)3 26 57 52 29, +33 (0)3 26 57 78 14(fax)
設立1958
製造業者種別RM
インポーター株式会社いろはわいん
生産者表記S.C.M.D. VINUM

商品更新情報

特徴・スタイル

アンドレ・ジャカールが目指すのは、シャルドネの繊細さをまっすぐに映すブラン・ド・ブランです。収穫したぶどうは、ブルゴーニュ地方で数年使われてきた樽で搾汁・発酵させ、マロラクティック発酵はあえて行いません。酸をやわらげる工程を経ないぶん、青いりんごや洋梨を思わせる張りのある酸と、樽由来のふくよかな香りが同居する味わいに仕上がります。ドサージュも低めに抑え、糖分に頼らずぶどう本来の力で飲ませる方針を貫いています。ヴェルテュ村とル・メニル=シュル=オジェ村、それぞれの土地の個性をそのまま一本ずつのキュヴェに映す造りも特徴です。

歴史・ブランドストーリー

1908年、ミシェル・ジャカールがコート・デ・ブランの中心地であるル・メニル=シュル=オジェ村に最初の畑を購入したことが、このメゾンの出発点です。その息子アンドレ・ジャカールが1958年に家業を継ぎ、自らのシャンパーニュメゾンを立ち上げました。アンドレは1976年に地元のぶどう栽培組合の会長を務め、翌年には国レベルの原産地呼称機関の会員となり、産地の発展にも力を注ぎました。その後、娘のシャンタル・ジャカール=ドワイヤールが経営を引き継ぎ、畑を少しずつ広げながらメゾンを育てました。 2004年には、アンドレの孫にあたるマリー・ドワイヤールが経営と醸造を引き継ぎました。マリーは、シャンパーニュ地方の業界団体を共同設立したモーリス・ドワイヤールのひ孫にあたる人物で、就任後は樽醸造・長期熟成・低ドサージュという3つの方針への転換を進めました。マリーの父パスカル・ドワイヤールは、実家のドメーヌから畑を持ち寄り、この転換を支えました。2010年には、手狭になったル・メニル=シュル=オジェの拠点からヴェルテュへ醸造・保管の拠点を移しています。

詳細

自社畑は、プルミエ・クリュのヴェルテュ村とグラン・クリュのル・メニル=シュル=オジェ村の2つの村にまたがっています。中心となる品種はシャルドネで、ヴェルテュにはピノ・ノワールの区画もあります。土壌は保水力の高い白亜質で、乾燥しやすい時期にもぶどうへ水分を供給し続けます。栽培面では2019年にHVE(高い環境価値)レベル3の認証を取得しました。現当主マリー・ドワイヤールが醸造責任者を兼ね、日々の栽培・醸造を統括しています。熟成に使うセラーは見学プログラムを通じて公開されており、栽培から醸造までの工程を間近で見ることができます。

醸造方針

収穫したぶどうは、ブルゴーニュ地方で数年にわたり使われてきた樽で搾汁し、そのままアルコール発酵まで進めます。マロラクティック発酵はあえて行わず、酸をくっきり残す造りを貫いています。ドサージュは低めに設定し、ラインナップの大半をエクストラ・ブリュットでそろえています。熟成期間は年号を付けないキュヴェで最低4年、ミレジメで最低8年です。ヴェルテュ村にあるピノ・ノワールの区画は、シャルドネのブラン・ド・ブランを基本とするラインナップの中で、ロゼだけに使われています。

ヴェルテュ村とル・メニル=シュル=オジェ村、それぞれの単一村だけで仕込む一本ずつのキュヴェを持ち、2つの土地の個性を飲み比べられる構成にしているのも特徴です。

評価

ル・メニル=シュル=オジェ産の単一村ブラン・ド・ブランは、Guide Hachette でクー・ド・クールを2004年・2005年ヴィンテージで獲得しました。ヴェルテュ産の単一村ブラン・ド・ブランも、2017年7月の Decanter によるグロワー・シャンパーニュのパネル・テイスティングで取り上げられています。

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