エクストラ・ブリュット とは

エクストラ・ブリュット / Extra Brut

シャンパンの製造過程にドザージュと呼ばれるリキュール添加があり、このリキュールに含まれる糖分の量によっていくつかに分類されますが、Extra Brut はこの分類名称のひとつで、添加される糖の量が 6 g/l 以下のシャンパンのことをいい、糖分添加量の極少ない辛口のシャンパンということにです。和訳するとすれば、極めて生。

この分類は、フランスの AOC Champagne に規定されており、他にBrut、Extra Dry、Sec、Demi Sec、Douxなどがあります。これらは、シャンパンのラベルに必ず記載され、シャンパンの名称に用いられる場合も多いので、買うときの味の目安になります。これらの表記については、シャンパンの甘さを決める「ドザージュ」 Brut?Sec?Dry?で詳しく解説しています。

Extra Brut とは日本語「極めて生の」といった意味で、やはり糖を多く入れれば、本来の味から変わることになり、欠点が表に出にくくなります。その意味で、糖を抑えた Extra Brut などは、シャンパンそのものの味がでることとなり、各メーカーともその出来に自信のある製品と言うことが出来るでしょう。

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