Vavray-le-Petit / ヴァヴレ=ル=プティ

ヴァヴレ=ル=プティは、ヴィトリャ地区に属する小村で、栽培面積18 haのうち実に99%超をシャルドネが占める。オートル・クリュながら石灰質チョーク土壌が広がり、ブラン・ド・ブランに特化したテロワールとして知られる純粋な白ブドウの産地だ。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Vitry-le-François
郵便番号 : 51300
面積 : 5.39 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Bassuet, Vavray-le-Grand, Heiltz-l'Évêque, Bassu, Val-de-Vière,

「Vavray-le-Petit」のぶどう畑

テロワールVitryat
格付け84% Autre Cru [?]
栽培面積18 ha
- Chardonnay17.9 ha (99.4%)
- Pinot Noir0.1 ha (0.6%)
- Pinot Meunier0 ha (0%)
- その他0 ha (0%)

特徴

栽培の99%超を占めるシャルドネがこの村の個性を決定づける。石灰質チョークに由来するキリッとした酸と豊かなミネラル感が際立ち、ブラン・ド・ブランとして仕上げられた際には柑橘系の爽やかな果実味と白い花のニュアンスが現れる。村内にピノ・ノワールはわずか0.1 haしかなく、余分な重さのないクリーンなスタイルが生まれやすい。酸が活きた食事との相性を重視するスタイルで、魚介料理や繊細な前菜に合わせたいシャンパンを求める飲み手に向いている。

テロワール

ヴァヴレ=ル=プティのブドウ畑は、コミューン北部の緩やかな南向き斜面に集中している。隣村ヴァル=ド=ヴィエールの畑と連続して広がり、この一帯の景観を形成する。標高は最低108mから最高208mまで変化し、市庁舎付近の平均は約125m。地下には石灰質チョーク(calcaire crayeux)が広がり、多孔質の白亜の地盤が優れた排水性とミネラル豊富な環境をブドウの根に提供する。気候は海洋性を基調としながら大陸性の影響も受け、年平均気温は約10.4℃、年間降水量は約809mm。日照時間は年約1,707時間とフランス平均をやや下回り、ヴィトリャの低地地形に起因する晩春・初秋の霜リスクも存在する。こうした気候的厳しさが果実の酸味を保ち、シャンパンのミネラル感に繋がる要因と考えられる。

詳細

ヴァヴレ=ル=プティは、ヴィトリャ地区北東部に位置するマルヌ県の小村。ヴィトリ・ル・フランソワの北東約13 kmに位置し、南西約0.9 kmには姉妹村ヴァヴレ=ル=グランが、北東にはヴァル=ド=ヴィエールが隣接する。ヴィエール川とフランコン川がコミューンを流れ、セーヌ水系に属する。

ブドウ畑は18 haの総栽培面積を持ち、そのうちシャルドネが17.9 ha(99.4%)を占める。ピノ・ノワールはわずか0.1 haにすぎず、実質的にシャルドネ単一品種のテロワールといえる。オートル・クリュに格付けされ、エシェル・デ・クリュは白・黒ともに84%。畑はコミューン北部の緩やかな南向き斜面に集中し、ヴァル=ド=ヴィエールの畑と連続して広がる。1997年時点では栽培面積7 haに過ぎなかったが、2013年のCIVC集計時には18 haまで拡大している。コミューン内に拠点を置くシャンパン生産者は確認されていない。

村名の初出は1153年で「Wavreium」と記録され、「湿った藪の地」を意味するという語源説がある。第一次世界大戦ではシャンパーニュ地方の前線に近く多くの家屋が失われ、第二次世界大戦でも1940年から占領下に置かれた。村の教会エグリーズ・サン=パトリスには16世紀製の石造「幼子を抱く聖母」像が所蔵され、1911年に歴史的建造物に指定されている。

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「Vavray-le-Petit」を拠点とするシャンパン銘柄

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