Courville / クルヴィル

クルヴィルはモンターニュ・ド・ランスの北西端、ヴァレ・ド・ラルドルに位置するオートル・クリュの村。栽培面積の約60%をピノ・ムニエが占め、アルドル川沿いの穏やかな斜面からフレッシュで果実味豊かなシャンパンが生まれる。

基本情報

地域圏(Région)Grand Est
県(Département)Marne
区(Arrondissement)Reims
郵便番号 : 51170
面積 : 11.94 km2
隣接するクリュ(Coomune)
Magneux, Fismes, Saint-Gilles, Mont-sur-Courville, Arcis-le-Ponsart, Unchair, Crugny,

「Courville」のぶどう畑

テロワールMontagne de Reims
- Vallée de l'Ardre
格付け82% Autre Cru [?]
栽培面積37.3 ha
- Chardonnay4.7 ha (12.6%)
- Pinot Noir10.3 ha (27.6%)
- Pinot Meunier22.3 ha (59.8%)
- その他0 ha (0%)

特徴

栽培面積の約60%をピノ・ムニエが占め、ピノ・ノワールが約28%、シャルドネが約10%と続く。ムニエ優勢のテロワールらしく、生まれるシャンパンは赤果実のフレッシュな風味と丸みのある口当たりが特徴で、早い段階から楽しみやすいスタイルが多い。アルドル渓谷のムニエは複雑なミネラル感よりも親しみやすい果実表現を前面に出すため、シャンパン入門者や普段使いのテーブルワインとして探したい飲み手に向いている。

テロワール

クルヴィルのブドウ園はアルドル川右岸(村の北〜東側)を中心に、一部左岸(西側)にも広がる。標高71 mの低地に位置し、緩やかな南向き斜面が日照を確保する。北東にはオンシェエール、南東にクリュニー、南にアルシ=ル=ポンサール、北西にサン=ジルと隣接し、東のフィスム方面に向かって開けた地形をなす。主なリュー・ディ(単一畑)は西部のLe Larri de Montと、北〜東部のLe Larri de l'Aumone、Bungard Tingret、La Carrière Saint-Julien、La Montagne de Fismes。シャンパーニュAOCの外縁部に近く、隣接する一部の村はAOC境界線の外に位置する。この立地と低い標高がムニエ主体の品種構成を後押しし、冷涼な気候の中でも果実の熟しやすい条件を生み出している。

詳細

クルヴィルはモンターニュ・ド・ランス地区の北西部、ヴァレ・ド・ラルドル(アルドル渓谷)に属するオートル・クリュのコミューンである。コミューン面積は11.94 km²、人口448人(2023年)、標高71 m。行政上はランス行政区、フィスム=モンターニュ・ド・ランス選挙区に属し、グラン・ランス都市圏を構成する。北東にオンシェエール、南東にクリュニー、南にアルシ=ル=ポンサール、北西にサン=ジルが隣接し、シャンパーニュAOCの境界線に近い外縁部に位置する。

ブドウ園は総栽培面積37.30 haで、ピノ・ムニエ22.30 ha、ピノ・ノワール10.30 ha、シャルドネ4.70 haという品種構成。標高71 mの低い位置に広がる南向きの緩斜面がピノ・ムニエの栽培に適しており、12人の生産者が登録されている。

主要生産者

ヴァンサン・ベネゾン(RC=Récoltant-Coopérateur:協同組合経由で販売権を持つ栽培農家)はアルドル渓谷とマルヌ渓谷に計9 haのブドウ園を保有し、2010年から自社名義でのシャンパン販売を開始した生産者。同氏は2020年から2026年にわたりクルヴィルの村長を務めており、地元農業と行政の両面でこの村を代表する存在である。

歴史

クルヴィルに格付けの大きな変遷を示す記録は残っていない。村のランドマークとして聖ジュリアン教会(Église Saint-Julien)があり、アルドル川の溜め池「レ・タン・ド・クルヴィル(Les Etangs de Courville)」は地域の自然景観として知られる。

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「Courville」を拠点とするシャンパン銘柄

参考情報