Vincent Carré / ヴァンサン・キャレは、フランス北東部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパン(発泡性ワイン)の銘柄、Trépailを本拠とするRM / レコルタン・マニピュラン、いわゆる栽培醸造家の銘柄で、自社でブドウを育て、そのブドウでシャンパンを生産しています。
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目次

Vincent Carré / ヴァンサン・キャレ

Vincent Carré

ヴァンサン・キャレ

ヴァンサン・キャレは、シャンパーニュ地方トレパイユ村で1894年から続く家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM、自社畑で栽培から瓶詰めまで手がける造り手)です。プルミエ・クリュ格付けの自社畑で育つシャルドネを主体に、村の個性を映す一本を届けています。

基本情報

地区Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス
- Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス
村51380 Trépail / トレパイユ [Premier Cru]
所在地3 rue de l'égalité, 51380 TRÉPAIL (Google Maps)
公式サイト-
Mailvincent@champagnecarre.com
SNS@champagnecarre
Tel+33 (0)3 26 57 05 02, +33 (0)3 26 57 61 72(fax)
製造業者種別RM
インポーター有限会社ヌーヴェル・セレクション
生産者表記SCEV VINCENT CARRÉ
関連銘柄familygroup

商品更新情報

特徴・スタイル

ヴァンサン・キャレのシャンパーニュは、自社畑で育つシャルドネを主体とした、輪郭のはっきりした味わいが持ち味です。トレパイユはシャルドネ栽培比率の高い村として知られ、その透明感のある果実味がボトルの個性に直結しています。醸造では複数のキュヴェでマロラクティック発酵を取り入れ、リザーヴワインを一定量ブレンドすることで、角の取れたまろやかな口当たりに仕上げています。ステンレスタンクでの発酵によって果実の香りをクリアに保ちながら、村の個性を素直に映し出す造りを大切にしています。

歴史・ブランドストーリー

ヴァンサン・キャレの歴史は、1894年にトレパイユ村で始まった家族経営のブドウ栽培にさかのぼります。1959年には先代のミシェル・キャレが、現在に続くブランド名でシャンパーニュを初めて世に送り出しました。当時の法人名義は別で、「キャレ=グベルス」というブランド名も並行して使われていた時期です。 経営は1990年に妻ソフィーとともに、あるいは1997年に妹アンヌ=ソフィーとともに引き継がれたと伝えられており、いずれの伝承にせよヴァンサン・キャレの名でブランドが一本化されたのはこの時期です。父から受け継いだ畑を軸に、家族の手でシャンパーニュ造りが続けられてきました。 息子世代への継承も始まっており、2019年には新たな屋号のもとで次なる一歩が踏み出されています。

詳細

ヴァンサン・キャレは、シャンパーニュ地方モンターニュ・ド・ランスの一角、トレパイユ村を拠点とする家族経営のレコルタン・マニピュラン(RM)です。RMは、自社畑のブドウを自らの手で栽培から瓶詰めまで一貫して手がける造り手を指す区分で、買いブドウに頼らず畑の個性をそのままボトルに映すスタイルが特徴です。自社畑は約20〜21haにおよび、その中心はプルミエ・クリュ格付けを持つトレパイユ村にあります。トレパイユはシャルドネが栽培面積の約91%を占める「ペルル・ブランシュ」と呼ばれる地帯の一角で、エシェル・デ・クリュは95%に達します。透明感のある果実味を持つシャルドネの銘醸地として知られ、その土地の個性がヴァンサン・キャレのシャンパーニュの骨格をかたちづくっています。

畑はトレパイユを中心としながらも、グラン・クリュ格付けのヴェルジィ、同じモンターニュ・ド・ランス地区のヴィレ=マルムリー、さらに南のコート・デ・バール地区に位置するレ・リセ、エソイエへと広がっています。複数の地区にまたがる区画構成によって、単一村だけでは得られない味わいの幅を確保する栽培方針がうかがえます。品種構成はシャルドネが約70〜80%、ピノ・ノワールが約20〜30%と、白系品種が優勢な構成です。ブドウの搾汁は自社が保有する圧搾センターで行われ、収穫からのプロセスを自社内で完結させています。

栽培・醸造データ
自社畑面積約20〜21ha
品種構成シャルドネ約70〜80%・ピノ・ノワール約20〜30%
トレパイユのエシェル・デ・クリュ95%(プルミエ・クリュ)
トレパイユ村のシャルドネ栽培比率約91%
リザーヴワイン使用比率約30%(複数キュヴェ共通の傾向)

醸造方針

アルコール発酵はステンレスタンクで行われ、果実由来の香りをクリアに保つ醸造が基本です。複数のキュヴェで共通してマロラクティック発酵を実施し、酸をまろやかに落ち着かせる方針を取っています。あわせてリザーヴワインを一定比率でブレンドすることで、単年のばらつきを抑え、ヴァンサン・キャレらしい安定した味わいを保っています。

評価

ガイド・アシェット・デ・ヴァン誌では、2000年代後半から2010年代半ばにかけての複数の版で、ヴァンサン・キャレのキュヴェが星付きの評価を獲得してきました。当時は旧ブランド名「キャレ=グベルス」名義での掲載も含まれており、名義の変遷を経てなお、評価を積み重ねてきたことがうかがえます。評価を受けたレンジは、ドザージュを抑えたタイプから樽熟成を経たブラン・ド・ブラン、ロゼまで幅広く、レンジ全体としての層の厚さがうかがえます。

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