目次
Veuve Reuther
ヴーヴ・ルテール
基本情報
| 地区 | Montagne de Reims / モンターニュ・ド・ランス - Grande Montagne de Reims / グランド・モンターニュ・ド・ランス |
| 村 | 51500 Chigny-les-Roses / シニー=レ=ロズ [Premier Cru] |
| 所在地 | - |
| 公式サイト | - |
| 製造業者種別 | NM |
商品更新情報
2018-08-29 09:55:14 ブリュットの商品情報を更新しました。
2018-08-04 09:05:11 ブリュット・トラディションの商品情報を更新しました。
特徴・スタイル
歴史・ブランドストーリー
詳細
ヴーヴ・ルテールは、特定の畑や単一の村に軸足を置くのではなく、シャンパーニュ地方の複数の産地からぶどうを集めて組み立てるタイプのブランドです。原料はモンターニュ・ド・ランス、コート・デ・ブラン、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、コート・デ・バールという性格の異なる4つの地区にまたがり、20を超えるクリュから供給されています。
こうした広域の調達は、単一の畑の個性を映すのとは逆の発想に立つものです。産地ごとの当たり外れや年による出来のばらつきを互いに補い合わせ、いつ手に取っても大きく崩れない味わいを組み立てることを狙いとしています。本拠を置くシニー=レ=ロズはモンターニュ・ド・ランスのプルミエ・クリュの村で、こうした広い調達網を束ねる拠点として機能してきました。
醸造方針
醸造は、木樽ではなくステンレスタンクを主体に行われます。タンクでの発酵と熟成は、外から新たな香りを加えずぶどう本来の果実味をそのまま残す手法で、ブレンドの均整を重視するこのブランドの設計とよく噛み合っています。あわせてマロラクティック発酵を行い、酸のとがりを和らげてまろやかな口当たりに整えています。
品種構成はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3品種で、シャンパーニュに認められた主要品種をすべて用いる構成です。仕上げのドサージュはブリュットの範囲に収められ、甘さを抑えつつも果実味が痩せない水準に調整されています。定番のブリュットに加えて、より甘口に仕上げたドゥミ・セックも用意されており、食後のデザートや甘みのある料理に合わせやすい選択肢となっています。
評価と位置づけ
ドイツの専門誌マイニンガーが2012年に実施したシャンパーニュのテイスティングでは、85点の評価を得ています。またフランスのレストラン・ワインガイドであるゴ・エ・ミヨでも、定番のブリュットが推奨銘柄として取り上げられてきたと伝えられています。
いずれも派手な最高評価ではありませんが、特定の畑や造り手個人の名前ではなく、複数の産地を束ねて水準を保つという設計そのものが評価されてきたブランドだといえます。産地の個性を追う一本というより、シャンパーニュらしい骨格を安心して味わえる一本として位置づけると、その持ち味がつかみやすくなります。
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